環境適応型品種をデザインするための統合的モデル化手法の開発
【研究分野】遺伝育種科学
【研究キーワード】
イネ / 出穂 / 収量構成要素 / ゲノミックセレクション / 作物生育モデル / 環境応答 / 予測モデル / 組換え近交系 / 育種学 / ゲノム / 遺伝子 / モデル化 / 気候変動 / ゲノム育種 / 作物モデル
【研究成果の概要】
イネの環境応答の主要因である出穂の早晩、および、その影響を受けて変化する収量構成要素を対象形質として、その環境応答のパターンについて遺伝と環境の両面からのモデル化にとりくんだ。出穂の早晩については、作物モデルとゲノミックセレクションのモデルを組合せ、出穂関連遺伝子のもつDNA多型の遺伝子型、および、栽培をしている環境における温度と日長を入力として、未試験の品種・系統の出穂日を予測するモデルの構築に成功した。また、組換え近交系を利用した実験では、生長過程における形態形質の変化を計測し、それら形質と環境条件の関係をモデルに含めることにより、バイオマスを予測するモデルを開発した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
長谷川 利拡 | 国立研究開発法人農業環境技術研究所 | 大気循環研究領域 | 上席研究員 | (Kakenデータベース) |
江花 薫子 | 国立研究開発法人農業生物資源研究所 | 遺伝資源センター多様性活用研究ユニット | 主任研究員 | (Kakenデータベース) |
山崎 将紀 | 神戸大学 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
中川 博視 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 中央農業総合研究センター | 上席研究員 | (Kakenデータベース) |
林 武司 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 中央農業総合研究センター | 上席研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】29,770千円 (直接経費: 22,900千円、間接経費: 6,870千円)