抑制性回路が制御する臨界期形成メカニズムの解析-マウスとトリの比較研究から
【研究分野】神経科学一般
【研究キーワード】
行動神経学 / 臨界期 / 歌学習 / GABA / 聴覚 / 可塑性 / 抑制性機構 / 感覚-運動学習
【研究成果の概要】
これまでの研究からマウスの眼優位可塑性の臨界期は「抑制性神経回路の発達による臨界期の時期が決定することが示されていた。本研究課題の研究からキンカチョウの歌学習における臨界期でも、早期に抑制性神経機構を増強すると学習が阻害されること、その際に抑制性機構の早期増強は感覚学習臨界期にのみ影響することが明らかになった。つまり適用されることが示唆された。つまり、動物種、システムを超えた普遍的な臨界期を制御する神経メカニズム抑制性神経回路の発達による臨界期の時期の決定、が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)