複数種の非天然型アミノ酸誘導体導入による高機能化タンパク質生産技術の高度化
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
応用生物化学 / 酵素化学 / バイオテクノロジー / タンパク質工学 / 微生物による生産 / 非天然型アミノ酸 / 拡張遺伝暗号 / 合成生物学
【研究成果の概要】
本研究では二種の非天然型アミノ酸及びその誘導体を生体内で同時に同一のポリペプチド鎖上に導入する手法の開発に成功した。本法は遺伝暗号を改変された大腸菌を用いることにより実現された。研究開始時点ではもとにした株の性質に依拠し導入出来るアミノ酸種が限られていたが本課題中でこの障壁を回避することに成功し、非酵素的に活性化可能な安定化トランスグルタミナーゼの生産を可能とした。他のターゲットについても同法の有用性を示しており、非天然型アミノ酸を用いたタンパク質工学への幅広い展開が期待される。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)