細胞質分裂時におけるセプチンタンパクの修飾制御の解析
【研究分野】遺伝・ゲノム動態
【研究キーワード】
分子遺伝 / 細胞周期 / 細胞質分裂 / SUMO化 / ユビキチン化 / セプチン / ユビキチンリガーゼ / SUMOリガーゼ / 酵母 / スモ化 / リン酸化 / アクチンリング / チェックポイントコントロール / チェックポイント
【研究成果の概要】
出芽酵母細胞質分裂領域に局在するセプチンリングの構成因子Cdc3はSUMOリガーゼSiz1によりM期のみ一時的にSUMO化された。また、Cdc3はRsp5ユビキチンリガーゼ依存的にユビキチン化されたが、PYモチーフには依存していなかった。セプチンとSiz1やSUMOとの融合タンパクを種々の変異株に発現させて表現型を調べ、SUMO化はセプチン脱重合を誘導すること、ポリSUMO化されたSiz1がSlx8/Slx5によりユビキチン化され、タンパク質分解されることが示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
上園 幸史 | 東京大学 | 大学院・理学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)