英国における海洋漏出CO2の環境影響評価のための実海域実験
【研究分野】船舶海洋工学
【研究キーワード】
海洋工学 / 海洋探査 / 海洋利用 / 海洋保全 / 海洋環境
【研究成果の概要】
英国での実海域CO2漏洩実験が中止となったため、24年度に実施した実海域実験の環境回復調査を実施することとした。海底に漏出したCO2の位置と流量を推定する数値解析法を開発した。海底下堆積層の電気比抵抗を測定する電極付き信号ケーブルを開発し、電気探査と自然電位の計測が地中のCO2のモニタリング手法として適用できることを示した。pHセンサ、pCO2センサにつき、長期間計測が可能な基板を開発し、pH/pCO2のマッピング観測や鉛直観測から、海中漏出CO2のモニタリング手法を確立した。CO2放出実験前の堆積物試料について、間隙水の移流拡散が圧入停止後のCO2消失の主要因でないことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
下島 公紀 | 九州大学 | カーボンニュウートラル・エネルギー国際研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
鈴村 昌弘 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 環境管理研究部門 | 研究グループ長 | (Kakenデータベース) |
海江田 秀志 | 一般財団法人電力中央研究所 | 地球工学研究所 | 研究参事 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
塚崎 あゆみ | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 環境管理研究部門 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
大山 裕之 | 東京大学 | 大学院新領域創成科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)