ナノ粒子プラズモンによる超回折限界精度での熱励起を用いた微細構造の選択的駆動
【研究分野】ナノマイクロシステム
【研究キーワード】
表面プラズモン / MEMS / 局所加熱 / 偏光 / 表面プラズモン共鳴 / 熱アクチュエータ
【研究成果の概要】
光の回折限界を超える極微小領域(10nm~1um)の選択的な機械駆動を実現する技術の構築を目標として、金属ナノ粒子をヒータとして用いた熱駆動型アクチュエータを提案した。楕円体など、等方的でない形状のナノ粒子は、照射光の偏光方向に対して光吸収が100倍以上異なる。これを生かし、複数のナノ粒子を異なる向きで配置し、特定の偏光を持つ光を照射することで、特定のナノ粒子だけを選択加熱することができ、局所加熱によるマイクロ構造の選択駆動が可能である。本提案では、ナノ粒子の構造と入射光の波長、偏光による発熱量の変化について理論解析し、局所加熱により3軸駆動を実現するMEMS構造の設計と試作に取り組んだ。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
岩瀬 英治 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
磯崎 瑛宏 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)