東日本大震災後の課題に着目した地盤の液状化強度特性に及ぼす諸要因の影響と評価法
【研究分野】地盤工学
【研究キーワード】
液状化 / 三軸試験 / 微小変形特性 / 地盤改良 / フライアッシュ / ハザードマップ / 不攪乱試料 / 東日本大震災 / 液状化対策 / 年代効果 / 中空ねじり試験 / 弾性波速度 / 不撹乱試料 / 東北地方太平洋沖地震 / 地盤沈下
【研究成果の概要】
本研究では地盤の液状化特性について、2011 年東北地方太平洋沖地震後に浮き彫りとなった課題を系統的な室内実験により検討した。結果として、地盤の構造に起因する年代効果が微小せん断剛性率と液状化強度に及ぼす影響を示した。これに関連して、N値と微小せん断剛性率を利用することで合理的な液状化予測ができる可能性、および従来採取手法による不攪乱試料を用いた液状化評価の問題点を示した。また、埋戻し地盤の液状化対策と掘削性の確保のためフライアッシュ系改良材の有効性を確認した。更に、地震前後の道路の地下量の計測値から、道路種別毎の液状化指数と沈下量の関係を抽出し、新しいタイプの液状化ハザードマップを構築した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
小長井 一男 | 横浜国立大学 | 大学院都市イノベーション学府 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)