都市域建物を対象としたＣＦＤに基づく耐風設計のイノベーション
【研究分野】建築構造・材料
【研究キーワード】
国際情報交換 / 流体計算 / LES / 実在都市 / 耐風設計 / 風力・風圧 / 振動応答 / 設計風速 / 建築構造 / CFD / 流入変動風 / 地表面粗度 / 都市キャノピー
【研究成果の概要】
本研究では、新しい理念に基づく耐風設計法の具体的な手段としてのCFDに着目し、CFDならではの特徴を活かした新しい耐風設計法を構築することをめざした。研究項目は、まずは、CFD技術を活用して、実際の建築物件を対象にCFDでの風荷重予測精度と設計上必要な精度の関係を明らかにした。続いて、台風などの気象イベントを想定しながら、都市域での局所的な強風域を評価することで耐風設計用風速データを提示した。建設地点の周囲の環境を配慮し、LESによる建物への強風作用の詳細解析から、CFDに基づく耐風設計を実施する上での各種境界処理などに関する必要技術を開発・提供した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
| 野澤 剛二郎 | 清水建設株式会社技術研究所 | 総合解析技術センター | 研究員 | (Kakenデータベース) |
| 片岡 浩人 | 株式会社大林組技術研究所 | 環境技術部 | 上級研究員 | (Kakenデータベース) |
| 野津 剛 | 清水建設株式会社技術研究所 | 総合解析センター | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
| 奥田 泰雄 | 独立行政法人建築研究所 | 構造研究グループ | 上級研究員 | (Kakenデータベース) |
| 岸田 岳士 | 風工学研究所 | 研究員 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)