超高強度コンクリートを用いた実大RC部材性能の検証
【研究分野】建築構造・材料
【研究キーワード】
コンクリート構造 / 超高強度コンクリート / 自己収縮 / 水和発熱 / 自己収縮応力 / 実大部材 / 微細ひび割れ / 自己収縮の温度依存性 / シリカフューム / 超高強度RC部材 / 線膨張係数 / 初期応力 / 水和反応モデル / 温度依存性 / 超高強度RC柱部材 / 縦ひび割れ
【研究成果の概要】
近年実用化されつつある超高強度コンクリートの発熱, 自己収縮に着目し, 実大の鉄筋コンクリート柱の性能について評価した。結果として, 自己収縮により鉄筋周囲にひび割れが生じ, 付着剛性が低下すること, 部材断面内にひび割れが入ることが明らかになった。これらは膨張材と収縮低減剤の併用により抑制可能であった。また, 柱の曲げ性能において, 自己収縮による早期の鉄筋の圧縮降伏は影響が無いことが解析によりわかった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】26,780千円 (直接経費: 20,600千円、間接経費: 6,180千円)