ナノ細孔内部の分子・イオンの移動現象の解析と制御
【研究分野】熱工学
【研究キーワード】
マイクロ・ナノスケール物質移動 / 流体 / 化学物理 / 化学工学 / ナノ流体力学 / 物質移動
【研究成果の概要】
近年のナノスケールの流体システムに関する材料合成,実験計測,理論解析技術の進歩は10ナノメートルより小さい流路内部のイオン移動を体系的に研究することを可能にしている.このように小さな系では,大きな系では見られないような特異なイオン移動現象が見られる.10ナノメートよりも小さい流路におけるイオン移動の研究は,細胞におけるタンパク質のイオンチャネルを模倣するような人工イオンチャネルを探索したり,高エネルギー密度の燃料電池におけるプロトン交換膜を探索したりする機会を提供する.この研究では,規則的な細孔構造をもつメソポーラスシリカ内部を流れるイオン流について実験計測と理論解析を行った.
【研究代表者】
【研究協力者】 |
遠藤 明 | 産業技術総合研究所 | 環境化学技術研究部門 | グループ長 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)