電気化学的部分酸化による排熱のエクセルギー再生
【研究分野】熱工学
【研究キーワード】
エネルギー利用 / エネルギー変換 / エクセルギー / 排熱利用 / 多孔質体 / 水素製造 / 固体酸化物形燃料電池 / Gadolinia Doped Ceria / 固体電解質形燃料電池 / スパッタリング法 / ドライメタン / 白金 / アルミナ / ナノスケール / 排熱回収 / 電気化学的部分酸化 / 低温作動 / マイクロチューブ / GDC / CO生成
【研究成果の概要】
マイクロタービンと組み合わせたシステムで8.5ポイントの発電効率向上を得られるEPOxのセル性能と熱取込を,円筒擬似二次元の非等温モデルによる数値解析によって定量化してSOFCの目標を設定した.電極・電解質層に求められるマルチフィジックスな輸送特性を高いレベルで満足するキャラクタリゼーションと製法を確立してから,低温における部分酸化の選択性,炭素析出の抑制力の高いPt/Al2O3触媒をRFスパッタリング法によりアノードと電解質層の界面に実装した.その結果,ドライメタンによる600℃における最大電力密度は207.5mW/cm2,電気化学的部分酸化のCO選択率として84.3%を達成した.
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)