院内の安全な自立移動を目指したDMD患者の操作能力抽出と移動システムの開発
【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究キーワード】
インターフェイス / 操作能力 / デュシェンヌ型筋ジストロフィ / 電動車いす / 可操作力 / 可操作域 / デュシャヌ型筋ジストロフィ / 手指変形
【研究成果の概要】
各DMD患者の能動的に動かそうとする能動的に動かせる指先の力、可動域を考慮することにより、指先の小さな力、小さな動きで操作可能な入力装置が実現できることを示した。次に、電動車いすの操作を実現するため、上肢モデルを用いた指先の力の入れやすい方向を可操作力楕円体として導出する手法を提案し、入力装置の操作位置を一意的に決定することを可能にした。
最終的には、上記の成果より、院内でDMD患者が移動可能な電動車いす操作システムを開発し、その操作システムの方策が妥当であることを示した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)