海外の日本語学習者と日本語教師のビリーフに関する調査票の新たな開発とその検証
【研究キーワード】
中国 / インドネシア / フォーカスグループ / 翻訳 / 質的分析 / グループインタビュー / 学習者 / 教師 / 量的分析 / 調査項目 / 言語教師ビリーフ / 言語学習ビリーフ / 韓国 / 中等教育 / グループディスカッション / 教師ビリーフ / 学習者ビリーフ / 量的調査 / 調査票 / 10か国
【研究成果の概要】
(1)昨年度に引き続き先行研究で用いられた質問調査項目を整理、分析した。また、フォーカス・グループ調査の意義、さらに量的調査票を作成するうえでのフォーカス・グループ調査データの有効性など、これまでの先行研究をさらに調査し、検討を深めた。
(2)調査データの翻訳再チェック:これまでに調査したインドネシア、中国のフォーカスグループ調査結果(文字起こしデータの翻訳データ)を精査したところ、翻訳の不十分なところが散見されたため、日本語教育専門家であり、インドネシア語、中国語の母語話者でもある研究者(インドネシア2名、中国2名)に翻訳の再チェックを依頼した。翻訳再チェックの際には、本研究の研究代表でもある久保田も参加し、発話の内容をより正確に把握するよう作業を行った。
(3)精緻化された翻訳データをもとに、(量的調査票を作成する前の段階として)質的分析を再度行った。分析にはMAXQDAを利用し、研究者3名、協力者1名の4名で分析結果を見直した。インドネシア大学生、大学教師、中国大学生、大学教師に関してはまとまったデータが収集できたため、結果の比較も含めて詳細に分析を進めた。
(4)分析結果をもとに2本の論文を執筆した。1本は昨年度中に掲載が確定し、印刷中である。もう1本は現在査読審査の途中である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
阿部 新 | 東京外国語大学 | 大学院国際日本学研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
山田 智久 | 西南学院大学 | 外国語学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)