ANA型ピンサー錯体を用いた窒素固定と新規触媒反応の開拓
【研究分野】合成化学
【研究キーワード】
モリブデン / ルテニウム / ヒ素 / ピンサー配位子 / ANA型 / 水の触媒的酸化 / 光反応 / 窒素固定 / アルシン / 脱水素化 / 触媒
【研究成果の概要】
ヒ素―窒素―ヒ素の三座で配位するANA型ピンサー配位子を有する新規二核モリブデン架橋型窒素錯体が、酸との反応により化学量論量のアンモニアを制絵師することを見出した。またANA型ピンサー配位子を有する新規二核ルテニウム架橋型窒素錯体が、アルコールのだう水素化反応や、アルコールとアミンの脱水素カップリングの触媒として働くことを見出した。これらの反応性は対応するPNP型ピンサー錯体とは異なるものである。また窒素分子からのアンモニア生成反応におけるプロトン源として水を用いる反応を検討し、触媒的にアンモニアが生成することを見出した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
西林 仁昭 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
中島 一成 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)