日本におけるムラージュの系譜 近代皮膚科を支えた技師たち
【研究分野】科学社会学・科学技術史
【研究キーワード】
近代医学史 / 皮膚 / ムラージュ(医学標本) / ゲーテ / 土肥慶蔵 / 伊藤有 / ドレスデン衛生博覧会 / 医学史 / 皮膚科学 / ムラージュ(蝋製標本) / 寄生虫 / 国際情報交換 / ドイツ / 写真撮影
【研究成果の概要】
2年間かけて、日本国内に残る明治から昭和前半まで使われた皮膚科ムラージュ(医学模型)を写真が専門の大西と調査・記録した。主要大学医学部皮膚科教室(東京・慶應義塾・北海道・九州・名古屋・金沢ほか)および博物館等の協力を得て、歴史的標本を記録しつつ、各ムラージュ師の経歴や皮膚科医との関係なども明らかにした。皮膚科ムラージュと同様に、貴重なキノコや寄生虫の蝋製標本も研究対象とした。欧州ムラージュ修復プロジェクトの拠点ドイツ・ドレスデン衛生博物館とも連携し、2014年夏にはドレスデンで修復師とのインタビューも行った。研究成果は、論文だけでなく、2015年中に書籍として公表予定で、現在準備を進めている。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
大西 成明 | 東京造形大学 | 造形学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)