可視高分散分光観測による炭素星の炭素同位体比の研究
【研究分野】天文学
【研究キーワード】
恒星 / 晩期型星 / 炭素星 / AGB / 恒星進化 / 化学組成 / 炭素 / 同位体比
【研究成果の概要】
恒星進化末期の漸近巨星枝(AGB)にある炭素星の形成とその進化シナリオを検討するため、炭素星の可視高分散分光観測を行い、炭素の同位体比^<12>C/^<13>Cを測定する。ぐんま天文台のGAOES分光器を用いることによって、高い波長分解能でありながら、かつ広い波長領域を網羅した高精度の可視分光データを大量のサンプルに対して取得した。この様な大型サンプルに対する高精度の炭素同位体比の測定はこれまでに類をみないものである。
【研究代表者】