小型偏光観測衛星搭載用広視野バーストモニターの開発
【研究分野】天文学
【研究キーワード】
X線・ガンマ線天文学 / ガンマ線検出器 / 超小型衛星 / トータルドーズ / シングルイベント / 放射化 / モンテカルロシミュレーション / 大面積アバランシェ・フォトダイオード / CsI(T1)シンチレーター / X線 / 電荷有感増幅器
【研究成果の概要】
本研究では、偏光観測用超小型衛星に搭載可能な、小型で高性能なガンマ線バーストの位置決定装置の開発を行った。検出器にはCsIシンチレータとアバランシェフォトダイオード採用し、常温で30keVのX線検出を実現した。さらに軌道上での実際の位置決定性能を見積もるため、衛星筐体を含めた精密なシミュレーションを行い、本検出器が目標としていた誤差5°以下の精度でバーストの位置決定が可能であることを確認した。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】2,704千円 (直接経費: 2,080千円、間接経費: 624千円)