二酸化炭素及び酸素の二重置換同位体組成解析法の確立
【研究分野】地球宇宙化学
【研究キーワード】
安定同位体 / 二重置換同位体組成 / clumped-isotope / サンゴ骨格 / 地球化学 / 同位体
【研究成果の概要】
東京工業大学のDelta XP安定同位体比質量分析計を用いた二酸化炭素の二重置換同位体組成の計測システムを確立した。小磁場型の質量分析計による計測は本研究が初めてであり、大磁場型とほぼ同等の精度を得ることにも成功した。
琉球列島与那国島沖で採取した、水温既知の環境下で生育したハマサンゴ骨格の二重置換同位体組成を2年分計測し、水温と非常に高い相関を持つことが明らかになった。
酸素分子の二重置換同位体組成を、C-13を含まないグラファイトと酸素分子を燃焼反応によって二酸化炭素へと変換し、この二酸化炭素を計測する方法を確立した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山田 桂太 | 東京工業大学 | 総合理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
吉田 尚弘 | 東京工業大学 | 総合理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
森本 真紀 | 名古屋大学 | 大学院環境学研究科 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)