太平洋下マントルのオスミウム同位体年代分布
【研究分野】地球宇宙化学
【研究キーワード】
マントル / オスミウム同位体 / 強親鉄性元素 / 地球化学的不均質 / かんらん岩 / 太平洋 / マントル物質
【研究成果の概要】
地球マントルの化学的構造を理解するため、太平洋域に産するかんらん岩-蛇紋岩のオスミウム同位体比ー強親鉄性元素濃度の系統的分析を実施した。その結果、地球の対流マントルは(1) 広い空間スケールでは攪拌効果により均質化されている、(2)細かいスケールでは原生代融解イベントに伴う同位体不均質性が保持されている、(3)太古代以前に形成された不均質性や金属核との反応を経験したマントルは少なくとも現世の上部マントルに保持されていない可能性が示された。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
鈴木 勝彦 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 海底資源開発研究センター | センター長代理 | (Kakenデータベース) |
仙田 量子 | 独立行政法人海洋研究開発機構 | 地球内部物質循環研究分野 | 技術研究副主任 | (Kakenデータベース) |
谷 健一郎 | 独立行政法人国立科学博物館 | 地学研究部 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
石井 輝秋 | 公益財団法人深田地質研究所 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)