カメ類の卵殻タンパク質の系統学的・生体鉱物学的研究
【研究分野】層位・古生物学
【研究キーワード】
系統学 / 生体鉱物学 / カメ類 / 卵殻タンパク質 / 爬虫類 / バイオミネラリゼーション
【研究成果の概要】
スッポンとニワトリの卵殻中有機物に対する抗体を使って、爬虫類と鳥類について免疫反応の強さを調べ、カメ類よりも有鱗類が系統として外側に来るという結果が得られた。爬虫類と鳥類の卵殻の結晶形をラマン分光法により特定し、カメの卵殻はアラゴナイト、有鱗目、ワニ目、鳥綱の卵殻はカルサイトであることが確認された。ニワトリのメスの卵管内液を抽出し、そのイオン組成を測定した。その結果、カメ類の卵殻の鉱物多形のコントロールは卵殻内のタンパク質によるものであることが示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
平山 廉 | 早稲田大学 | 国際教養学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
更科 功 | 東京大学 | 大学院・理学系研究科 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)