知識情報処理への統計力学的アプローチ
【研究分野】知能情報学
【研究キーワード】
知識情報処理 / 確率的情報処理 / 統計力学 / ベイズ統計 / 確率モデル / 情報幾何 / 画像処理 / 符号理論
【研究成果の概要】
2000年7月に英国,Cambridge UniversityからD.MacKay氏を招聘し,情報論的学習論理への統計力学的アプローチについての講演を行っていただき,研究打ち合わせを行った.2000年8月と10月に東京工業大学(大岡山)で研究代表者と研究分担者による平成13年度発足特定領域(B)申請への申請の可能性について話し合った.その際に,千葉大学工学部の須鎗弘樹助教授と電子技術総合研究所の赤穂昭太郎氏を招いて,確率的情報処理と機械学習に関する講演を行っていただいた.2000年11月には本科研費(企画調査)の主たる目的である平成13年度発足特定領域(B)の申請書を「確率的情報処理への統計力学的アプローチ」というタイトルで文部省に提出した.2000年12月19日から20日まで本科研費(企画調査)主催で,電子情報通信学会,情報処理学会,日本神経回路学会,人工知能学会,日本物理学会の協賛を得て,東北大学工学部青葉記念会館において「知識情報処理への統計力学的アプローチ」というタイトルで研究集会を行った.その際,香港,Hong Kong University of Science and Technology のK.Y.M.Wong氏と英国,Aston UniversityのD.Saad氏を招いて講演を行っていただいた.また,京都大学大学院工学研究科の土屋和雄教授,京都大学大学院理学研究科の篠本滋助教授,早稲田大学理工学部の松嶋敏泰教授,村田昇助教授,東京工業大学大学院情報理工学研究科の渡辺治教授,千葉大学工学部の須鎗弘樹助教授,電子技術総合研究所の浅井潔氏,NTTコミュニケーション科学基礎研究所の上田修功氏にも講演または座長を依頼する形で参加していただき,今後の確率的情報処理についての展望と今後の方向性に関する討論を行った.
【研究代表者】