超流動ヘリウム3の界面で期待されるマヨラナ粒子の探索
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
超低温 / 量子凝縮系 / 超流動ヘリウム3 / 表面束縛状態 / マヨラナ・フェルミオン / 音響インピーダンス / 超流動3He / マヨラナ粒子 / NMR
【研究成果の概要】
超流動3He-B相は、壁近傍ではユニークな準粒子状態をギャップ内に低エネルギー状態として持つ。我々は横波音響インピーダンスの手法により、その存在を確かめることに成功していた。さらに、壁表面を超流動4Heの薄膜で覆い、3He準粒子の散乱条件を変化させることで、その詳細を明らかにした。この表面束縛状態は、specularの極限でMajoranafermionになるという驚くべき結果が導かれ、その磁気的性質を解明している。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
野村 竜司 | 東京工業大学 | 理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)