建築物外皮の内部放射能量および空間線量評価ツール構築とリスクシナリオ評価
【研究分野】建築構造・材料
【研究キーワード】
放射性セシウム / 空間線量率予測 / 多孔体 / 放射能汚染 / セシウム-137 / コンクリート / 建築材料 / ガンマ線 / 遮蔽 / データベース
【研究成果の概要】
本研究では,Cs-137の壁面への付着挙動,建材中の水の移流を考慮したCsの移動と収着挙動についてもモデル化するとともに,Cs-137から発せられるガンマ線の挙動を1次元点減衰核法で評価する数値解析手法を開発し,福島県等で汚染されたと考えられる住宅壁面から生ずる放射線量の将来予測を可能とする手法を提案した。また,日本で用いられている建材について,密度,元素構成比などを調査し,モンテカルロシミュレーションによってガンマ線の遮蔽データベースを構築した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)