文学作品における固有名の機能とその受容についての研究―ドイツ語文学の場合
【研究分野】ヨーロッパ文学
【研究キーワード】
固有名 / ドイツ文学 / オーストリア文学 / 集合的記憶 / 虚構性 / オーストリア文学史 / 記憶 / 受容 / オーストリア
【研究成果の概要】
本プロジェクトは文学作品において固有名が有する機能について、中世から現代までのドイツ語圏文学における人名、地名を対象に、個々の作品のケーススタディを通じて検証した。その際には、とりわけ<神話化>ならびに<錯覚形成>という機能に着目した。結論として、文学的固有名には<産出性>、<虚構性>、<否定性>という三つの契機が認められることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山本 潤 | 首都大学東京 | 人文科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
江口 大輔 | 早稲田大学 | 法学学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
桂 元嗣 | 武蔵大学 | 人文学部 | 准教授 |
木戸 繭子 | 中央大学 | 兼任講師 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)