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国際情報交換に関するサイレントキーワード英国が含まれる科研費採択研究5件

国際情報交換に関するサイレントキーワード英国が含まれる科研費採択研究 5件

英国モダニズムの情動空間に関する総合的かつ国際的研究

【研究分野】英米・英語圏文学

【研究領域課題番号】25284058 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

モダニズム / 情動 / 精神分析 / 近代心理学 / マルクス主義 / コスモポリタニズム / フェミニズム / ウルフ / ベケット / 反近代＝心理学 / 英国モダニズム文学 / 情動理論 / 心理学 / 初期映画 / モダニティ / 英国モダニズム / 学際的応用 / 国際研究者交流 / 英国 / 映画 / 身体 / ポストコロニアリズム / 国際情報交換 / 視覚芸術

【研究成果の概要】

英語圏の人文学研究における「情動理論」を英国モダニズム文学という歴史的文脈で再考察した。特に同時代の精神分析的言説との関連、およびマルクス主義美学の政治的可能性という点に関して、海外の研究者と継続的に英語を使用した会議を開催し、当該テーマをめぐり国際的な研究成果をあげることができた。それを踏まえて、さらに、近代の「心理学化」に抗う「反＝心理学」と呼ぶべき言説的系譜が新たな視点として浮上し、それについての国際会議をロンドン大学で行った。

【研究代表者】

遠藤不比人成蹊大学文学部教授 (Kakenデータベース)

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31

【配分額】13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)

【研究分担者】
秦邦生 (奏邦生)	青山学院大学	文学部	准教授	(Kakenデータベース)
中井亜佐子	一橋大学	その他の研究科	教授	(Kakenデータベース)
田尻芳樹	東京大学	総合文化研究科	教授	(Kakenデータベース)

【研究協力者】
シャムダサニソヌ	University College London

近代ロシア国家形成期における文学と風景表象
【研究分野】ヨーロッパ文学(英文学を除く)
【研究領域課題番号】23720171 (KAKENデータベースで見る）
【研究キーワード】

ロシア / 18世紀 / 19世紀 / 風景 / ロシア文学 / 西洋史 / 美学 / 国際情報交換 / 文学論 / 英国 / (1) 外国文学（中・英・仏・独除く） / 国際情報交流 / ロシア：英国：フィンランド
【研究成果の概要】

18-19世紀初頭のロシア文学に現れた風景表象を、同時代の社会的文脈との関連の中で検討することで、風景表象とロシアのナショナル・アイデンティティとの関連など、新たな視点を近代ロシア文化研究に提供した。現時点で4本の論稿が発表された。学会、シンポジウム、研究会等における発表、海外の研究者や歴史学など他分野の研究者との交流などを通じて、狭い意味での専門分野にとらわれない研究の遂行と研究成果の積極的な公開に努めた。
【研究代表者】

鳥山祐介千葉大学文学部准教授 (Kakenデータベース)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)

脅威と依存―脅威認識の形成に依存関係が与える影響とそのメカニズム
【研究分野】国際関係論
【研究領域課題番号】23530199 (KAKENデータベースで見る）
【研究キーワード】

脅威認識 / 国際政治学 / 国際関係理論 / 安全保障論 / 米国 / 中国 / 日本 / 国際情報交換 / 国際関係 / 安全保障 / 国際研究者交流　米国・日本 / 国際情報交換　米国 / 国際研究者交流 / 英国
【研究成果の概要】

本研究は、依存関係の有無が脅威認識の形成にどのような変化を及ばすのかを明らかにすることを目指した。事例としては、1980年代から現在に至るまでの日米中３カ国間の相互の脅威認識を中心に考察した。
依存関係の有無は、とくに意図に関する認識に対する影響が認められた。米中関係を例にとると、１）米国が中国に依存していた場合、２）中国が米国に依存していた場合、３）相互依存の関係が存在していた場合の３分類のうち、（３）において最も脅威認識が抑制されることが確認された。他方、先行研究から、次いで（２）の場合に脅威認識が抑制されることが推察されたが、実際にはその逆の（１）の方が抑制が顕著であった。
【研究代表者】

植木千可子(川勝千可子) (植木千可子 / 川勝千可子) 早稲田大学アジア太平洋研究科教授 (Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)

冷戦後における米軍変革の同盟諸国への伝播-英国、豪州、日本の比較研究
【研究分野】国際関係論
【研究領域課題番号】21530147 (KAKENデータベースで見る）
【研究キーワード】

安全保障論 / 同盟 / 戦力変革 / 伝播 / 米国 / 英国 / 豪州 / 日本 / 安全保障 / 国際情報交換 / 米国：英国：豪州：日本 / 米国:英国:豪州:日本 / 米国:英国:豪州
【研究成果の概要】

本研究課題において最も重要な成果は次のとおり。
第一に、米軍変革の国際的な伝達において、米国国防総省の戦力変革本部(OFT)と同盟諸国の対応組織との間における2002年以降の接触(社会化)が重要な役割を果たした。
第二に、米軍との相互運用性を高めるという必要性が同盟諸国による変革の受容を促進した。
第三に、同盟諸国は、自国の軍事組織文化や財政的制約に合わせて、米国の変革を部分的に受け入れ修正した。
【研究代表者】

宮岡勲慶應義塾大学法学部教授 (Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)

子どものターミナルケア技術構築と看護師のストレス緩和プログラムの開発

【研究分野】生涯発達看護学

【研究領域課題番号】21390592 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

ターミナルケア技術 / 小児看護 / 看護師 / ストレス / 子ども / 家族 / ストレス緩和 / 小児がん / ターミナルケア / 国際情報交換 / 英国 / 医療者 / 小児医療 / 小児看護学

【研究成果の概要】

本研究を通して看護師は，ターミナル期に死の時期の予測，家族が子どもの病状の悪さを受け入れるための働きかけ，子どもと家族の希望を実現するための支援，よい思い出を残すための関わり，適切な環境を作るための情報共有，周囲の子どもの死の教育，入院時期の判断という技術を用いていることがわかった。くわえて，ターミナルケアを行う中で，実践能力に関わるストレスと，自分が思い描く看護が実現できないことによるストレスが生じる可能性のあることがわかり，ケア目標の適切さの吟味，ストレスの自覚，チーム内での発見とサポート，専門家によるサポートをはじめとする支援体制作りの必要性が示唆された。

【研究代表者】

戈木クレイグヒル滋子慶應義塾大学看護医療学部教授 (Kakenデータベース)

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31

【配分額】9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)

【研究分担者】
岩田洋子	慶應義塾大学	看護医療学部	助教	(Kakenデータベース)
小田心火	東邦大学	医学部	講師	(Kakenデータベース)
安田由美	首都大学東京	健康福祉学部	助教	(Kakenデータベース)
種吉啓子	首都大学	東京・健康福祉学部	准教授	(Kakenデータベース)

【研究協力者】
SMITH Pam	University of Edginburgh School	of Social Science	教授
三戸由恵	慶應義塾大学	健康マネジメント研究科	博士課程学生	(Kakenデータベース)