人的ネットワークによる動機醸成型環境教育ツールの開発
【研究分野】環境政策・環境社会システム
【研究キーワード】
環境教育 / 環境行動 / 社会的空間 / 情報伝達 / 社会空間
【研究成果の概要】
SNSや社会的空間を取り上げ新たな環境教育を試行した。フリーペーパーを用いた環境行動啓発では「My Cup」行動において,オンラインでの情報提供に比べフリーペーパーでの方が行動意図を高める結果となった。また,Facebookを利用した少人数グループでの節電行動促進では,オピニオンリーダーの存在がアクター間の密度を高めバランスの良いグループを形成することが示された。さらに,互いが見知った社会空間を対象にポスターを用いた消灯行動を促進した場合,実行動までの変化は見られなかったものの,行動に対する態度により異なる類型のアクター群が抽出され,各群により啓発に対する効果が異なることが示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
花木 啓祐 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)