Social Capitalの評価を精緻化するための調査方法論の開発
【研究キーワード】
社会関係資本 / 社会ネットワーク / 公共財 / 共有資源 / 実験ゲーム / Community Development / 国際協力 / 南アジア / Social Capital / Social Network
【研究成果の概要】
開発途上国では、コミュニティに導入された設備が上手く維持管理されず放棄されることが少なくない。こういった公共財の維持管理にはローカルなSocial Capitalが大きく影響を及ぼすことが予想される。これに対して、本研究課題ではコミュニティにあるSocial Capitalの特質をCommunity Developmentの文脈で包括的に調査・分析し、より精緻に評価することで、Social CapitalをCommunity Developmentに活用することを目的に調査方法論の開発を行うとするものである。3年間の研究期間中に途上国のフィールド(南アジアを予定)において3ケースの調査を実施する計画としており、2022年初年度は1ケースの調査を予定していたが、新型コロナウイルスの感染状況の悪化による海外調査渡航の延期や、予定していた現地協力者への調査委託が困難になったことから、現地のデータを取得できておらず、2022年度に計画していた成果は上がっていない。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【配分額】6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)