合成投票ゲームによる代議員制度・二院制の分析
【研究分野】社会システム工学・安全システム
【研究キーワード】
投票ゲーム / 二院制 / 代議員制度 / 一票の重み / 連立政権 / 投票力指数 / カーネル / 経済実験 / 配分交渉ゲーム / 選挙区間格差事例研究 / エイペックス・ゲーム / 合成投票ゲーム
【研究成果の概要】
本研究課題では,日本の二院制の議会を分析するために,「衆議院の優越」を用いた法案審議に着目し,新たに二院制ゲームを定義した。そして,二院制ゲームの提携構造がある場合の投票力指数を計算し,どのような連立政権が安定となるかを論じ,事例研究もおこなった。
同時に,一票の重みの本来の意義に立ち戻るため,欧州で提唱されている選挙制度の妥当性を測る指数等を,日本の国政選挙の結果に適用し,我が国での一票の重みとの関連性等を考察した。
最後に,日本の議会の特徴を踏まえ,中規模の力を持つ投票者がいる投票ゲームを定義し,中規模政党が法案審議や連立政権形成に与える影響を考えた。
【研究代表者】
福田 恵美子 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工 その他部局等 講師
(Kakenデータベース) 【研究分担者】 |
武藤 滋夫 | 東京工業大学 | 社会理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)