「行動免疫仮説」に基づく感情の適応的機能に関する総合的検討
【研究分野】社会心理学
【研究キーワード】
行動免疫 / 適応 / 進化 / 国際比較 / 行動遺伝モデル / 感染脅威 / 社会的認知 / 感情 / 食物選択嗜好 / 性的魅力 / 感染症
【研究成果の概要】
本研究の目的は,行動免疫と呼ばれるヒトの感情的システムの心理的・生物的基盤について,明らかにすることであった.一連の調査や実験から得られた知見は,食行動や配偶者選択といった基本的な人間行動の解明に際して,少なくとも部分的には行動免疫に配慮する必要のあることを示唆するものであった.また,国際比較や双子研究から得られた知見は,個人の行動免疫特性が,遺伝と環境の双方からそれぞれ影響を受けて形成される適応的な心理的傾向であることを示すものであった.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小田 亮 | 名古屋工業大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 教授 | (Kakenデータベース) |
平石 界 | 慶應義塾大学 | 文学部(三田) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)