小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製
【研究分野】神経生理学・神経科学一般
【研究キーワード】
硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 / 個体認知 / オキシトシン / 神経科学 / 脳・神経 / 遺伝子 / 行動発達 / 脳機能地図 / 行動学 / 生態学 / 社会性行動 / メダカ / ホルモン / バソトシン / 社会脳 / 小型魚類 / 条件的遺伝子操作法 / IR-LEGO
【研究成果の概要】
メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害するだけでなく「ライバルオスを記憶できないようにすることで、自らが配偶相手として選ばれる確率を上昇させる」という意義も存在することが示唆できた(Frontiers in Zoology, 2016).
【研究代表者】
【研究分担者】 |
久保 健雄 | 東京大学 | 理学(系)研究科(研究院) | 教授 | (Kakenデータベース) |
横井 佐織 | 北海道大学 | 薬学研究科(研究院) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
亀井 保博 | 基礎生物学研究所 | 生物機能解析センター | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
磯江 泰子 | 岡山大学 | 大学院自然科学研究科 | 助教(特別契約職員) | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)