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空間認知Saga
空間認知
に関するサイレントキーワード
空間知覚
が含まれる科研費採択研究2件
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空間知覚
が含まれる科研費採択研究 2件
視覚系の物体間の距離推定メカニズムの解明
【研究分野】実験心理学
【研究領域課題番号】
15H06615 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
空間認知
/ 密度順応 / 距離知覚 / 実験心理学 / 感覚 /
空間知覚
/ 実験系心理学 / 空間視知覚
【研究成果の概要】
視覚系の主な機能は「何が」「どこに」あるかを視覚情報から認識することだが、「どこに」を処理する機能である空間認識の中でも、刺激の大きさや長さを推定する機能は空間の奥行きや構造を認識する上できわめて重要である。最近、高密度のテクスチャに順応すると、その後に呈示される物体間の距離や刺激のサイズの見えが縮小することを発見した(Hisakata, Nishida & Johnston, 2015)。本研究ではこの効果の基本的な時空間特性を検討し、その結果がサイズ順応による効果では説明できないこと、両眼性処理段階で発生していることを明らかにした。
【研究代表者】
久方 瑠美 東京工業大学 工学院 助教
(Kakenデータベース)
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2018-03-31
【配分額】2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
思想表現媒体から捉え直される、人間にとっての「空間」構成の意義についての研究
【研究分野】哲学・倫理学
【研究領域課題番号】
17320002 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
空間 / 哲学 / 芸術論 / 思想史 /
空間認知
/ 空間構成 / 身体論 / 場所 / 世間 / 景観 /
空間知覚
/ メディア空間 / 演劇 / 物語
【研究成果の概要】
本研究の目的は、異なる分野の研究者の共同研究によって、人間にとって「空間」のもつ意義を総合的に究明することである。この目的のために、建築、哲学、認知科学などさまざまな分野の研究者を招聘して、公開フォーラム。公開シンポジウムを3回にわたって開催した。その結果、異なる分野の研究の交流が促進され、主として次のような点について、新しい観点に基づく研究の進展が見られた。
1.「見る」という認知が成立するには、他の感覚のはたらきが重要であり、空間認識の解明には、人間の「身体性」の考察が不可欠であること。
『研究成果報告書』においては、城戸淳「カントの空間--身体・開闢・感情」、鈴木光太郎「パークリーの空間の哲学を実験する--モリヌー問題と倒立網膜像問題」および栗原隆「生きられる空間、もしくは世間という体」がこうした論点に基づく研究成果を報告している。
2.空間、は、景観や建築物として、人間の外部において現前しているものであっても、人間にとって、単なる外部環境に留まらず、生きる境地としての意義を担うようになること。
こうした研究の成果は、『研究成果報告書』において、鈴木強秀が「聖所論から見た空間理解に関する予備的考察--古代イスラエル宗教思想からみたエルサレム神殿の意義」として、・山内志朗が「ケルンに眠るドゥンス・スコトゥス--風土と哲学」として、堀竜一が「森鴎外訳『即興詩人』のローマ」として、栗原隆が「秋山郷を読む--景観美学への一試論」として報告している。
3.空間という概念は、単に物理的なものでも感覚的なものでもなく、それぞれの人間において「構成」されるものであり、哲学的、歴史的な背景をもつこと。
『研究成果報告書』においては、佐藤徹郎「無限の空間」、栗原隆「拍子とリズムと空間と」および寄場俊「絵画的平面の破壊--マレーヴィチ論ノート」がこうした観点から、物理学、音楽、絵画における空間に関する研究成果を報告している。
【研究代表者】
佐藤 徹郎 新潟大学 人文社会・教育科学系 教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
山内 志朗
新潟大学
人文社会・教育科学系
教授
(Kakenデータベース)
鈴木 佳秀
新潟大学
人文社会・教育科学系
教授
(Kakenデータベース)
栗原 隆
新潟大学
人文社会・教育科学系
教授
(Kakenデータベース)
鈴木 光太郎
新潟大学
人文社会・教育科学系
教授
(Kakenデータベース)
城戸 淳
新潟大学
人文社会・教育科学系
助教授
(Kakenデータベース)
井山 弘幸
新潟大学
人文社会・教育科学系
教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【配分額】8,100千円 (直接経費: 8,100千円)