身体性作業記憶に関わる神経機構についての基礎研究
【研究分野】身体教育学
【研究キーワード】
作業記憶 / アルツハイマー病 / 歩行 / 障害物回避動作 / マウス / 身体性 / 3xTg マウス / 障害物回避歩行 / 障害物回避
【研究成果の概要】
運動を行う際に、事前に行った動作による感覚情報及び動作の生成に関わった情報を、後の動作の生成に利用すると考えられ、この身体性に関わる作業記憶が重要な役割を持つであろうと推測される。
本研究では、アルツハイマー病(AD)発症に伴う作業記憶の障害が歩行時の障害物回避動作に与える影響をAD発症に伴う神経病理学的変化との関係から明らかにするため、マウスを用いた新たな障害物回避歩行課題を構築した。3xTg マウスはAD発症により障害物回避課題を行う際に後肢の接触率が高いこと、歩行時の後肢の制御に重要な役割を果たす作業記憶を評価した結果、AD発症後の3xTgマウスにおいて顕著な作業記憶の障害が判明した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
石浦 章一 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)