Discovery Sagaサイレントキーワード俯瞰

音読 / 自動評価 / 発音の正確性 / 流暢さ / 自動化 / GOP / ROU / CV / 英語 / 評価 / 発音 / 正確性 / 発話速度 / 熟達度 / 変動係数 / 総合的熟達度 / 英会話

日本人英語学習者の音読について，発音の正確性と流暢さに着目し，自動評価するシステムのプロトタイプの開発を行った。音声情報技術に基づき，発音の正確性にはGOP を，流暢さにはROU を使用した。初見の英文の音読は難しくても，同じ英文をくり返し音読することで，音読がどのくらい円滑になるかも調査した。音読の高速化・自動化を測定する指標として，GOPとROUのどちらが適切かを調査した結果，ROUの方が適切であることがわかった。さらに，自動化の度合いを示す変動係数CVを，音読の自動化プロセスにも当てはめられるかについて調査した結果，ROUに基づいたCVの変化が音読の自動化を反映できることがわかった。

【研究分担者】
峯松信明	東京大学	大学院工学系研究科	教授	(Kakenデータベース)
染谷泰正	関西大学	外国語学部	教授	(Kakenデータベース)
川村明美	東京国際大学	言語コミュニケーション学部	教授	(Kakenデータベース)
西川惠	東海大学	外国語教育センター	准教授	(Kakenデータベース)
ハスキーケイ (HUSKY Kay	Husky Kay)	東京国際大学	商学部	准教授	(Kakenデータベース)

【研究協力者】
加藤集平	HOYAサービス株式会社	音声ソリューション事業部CS技術	研究員
藤田雅也	HOYAサービス株式会社	音声ソリューション事業部CS営業グループ	マネージャー
國越晶	McRoberts B. V.	研究員