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研究分野別サイレントキーワード
「視覚」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:感覚代行視覚を含む研究件
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(10898026)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】この研究では、従来主として欧米の言語の音声に使われていた人工聴覚を、アジア諸言語の音声に適用した場合に必要になる、特有な情報伝達方式の問題点を研究するための協力体制を作ることを企画している。国外の協力研究機関としては、韓国のソウル市、中国の上海市と香港市、台湾の台北市にある大学の医学部と、すでに密接に連絡を取り合っている。今年度はこのうちのとくに中華人民共和国の香港市の国立大学医学部耳鼻咽喉科学教...
❏人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)(08044176)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】本国際学術研究の研究代表者・国内と国外の研究分担者が,平成8年度〜10年度(1996年度〜1998年度)にわたって,研究課題「人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)」について,それぞれ役割分担の研究を進めた.そして,相互に訪問したり会合を開いたりして,研究計画を調整し,研究成果を交換しながら,各種の言語での音声の認知能力の評価結果の互換性を検討してきた. 研...
【情報学】人間情報学:前庭感覚視覚を含む研究件
❏片麻痺患者の起立動作における筋シナジー構造の同定とリハビリテーション手法の構築(16H04293)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】淺間 一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (50184156)
【キーワード】リハビリテーション / 片麻痺患者 / 起立動作 / 筋シナジー / 福祉工学 (他9件)
【概要】本研究は起立動作を対象に筋シナジーを抽出した結果,片麻痺患者は離床に寄与する筋シナジーの活動の調整が困難になり,健常者と比べてピーク時間が遅れたり,活動時間が長くなった.また健常者の感覚情報が阻害された際の筋シナジーを計測した結果,視覚が阻害されると姿勢制御に寄与する筋シナジーの振幅が大きくなり,前庭感覚が阻害されると全身の伸展と姿勢制御を担う筋シナジーの活動時間が長くなった.これらの結果から,片...
❏視覚・前庭感覚統合伝送システム(19680006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】稲見 昌彦 慶應義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 教授 (00345117)
【キーワード】視覚 / 前庭感覚 / 感覚統合 / マルチモダリティ / バーチャルリアリティー (他12件)
【概要】本研究の成果は機能的電気刺激等による前庭感覚提示の生理学的知見の解明,光学的シャッター方式による振動成分の抽出を行うStopMotion Goggleの開発,そしてオプティカルフローをリアルタイムで検出するための携帯型情報端末でも動作可能なGPUを利用した特徴点抽出ライブラリの開発による.これらの要素技術によって,我々生物が知覚しているような安定した「視覚・前庭感覚統合伝送システム」を様々な場面に...
【情報学】人間情報学:音声視覚を含む研究件
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(11694177)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】人工聴覚 / 人工内耳 / 音声 / 声の高さ / 日本語 (他11件)
【概要】声の高さで伝えられる分節的な特徴は,音韻的な特徴と組み合わさると,音声の認識に重要な役に立つ.音声波の基本周波数の伝達の品質は,人工聴覚(人工内耳Artificial inner ear, Cochlear implant^*)の装置の音声処理部の設定にかかっているので,声の高さの弁別能力を詳細に測定して,これをできる限り活用することが必要になる. (^*音声波を電気的な信号に変換して,内耳に埋め...
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(10898026)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】この研究では、従来主として欧米の言語の音声に使われていた人工聴覚を、アジア諸言語の音声に適用した場合に必要になる、特有な情報伝達方式の問題点を研究するための協力体制を作ることを企画している。国外の協力研究機関としては、韓国のソウル市、中国の上海市と香港市、台湾の台北市にある大学の医学部と、すでに密接に連絡を取り合っている。今年度はこのうちのとくに中華人民共和国の香港市の国立大学医学部耳鼻咽喉科学教...
❏人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)(08044176)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】本国際学術研究の研究代表者・国内と国外の研究分担者が,平成8年度〜10年度(1996年度〜1998年度)にわたって,研究課題「人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)」について,それぞれ役割分担の研究を進めた.そして,相互に訪問したり会合を開いたりして,研究計画を調整し,研究成果を交換しながら,各種の言語での音声の認知能力の評価結果の互換性を検討してきた. 研...
【情報学】人間情報学:ユーザインターフェース視覚を含む研究件
❏拡張現実感における視覚・触覚・聴覚のクロスモダリティを用いた感覚提示方式(25330227)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小川 剛史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (60324860)
【キーワード】ユーザインタフェース / 拡張現実感 / クロスモダリティ / 視覚 / 触覚 (他9件)
【概要】本研究は視覚、触覚、聴覚のクロスモダリティを用いて各感覚の知覚を強化し、拡張現実感における仮想オブジェクトのリアリティを向上させるための感覚提示方式の研究開発を行った。提案方式の発展として、触覚の他にも平衡感覚や深部感覚など体性感覚とのクロスモダリティにも着目してヒトの知覚特性をついて検討し、刺激の提示方式について明らかにするとともに、クロスモダリティを用いることで錯覚の生起を制御できることを明ら...
❏視覚・前庭感覚統合伝送システム(19680006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】稲見 昌彦 慶應義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 教授 (00345117)
【キーワード】視覚 / 前庭感覚 / 感覚統合 / マルチモダリティ / バーチャルリアリティー (他12件)
【概要】本研究の成果は機能的電気刺激等による前庭感覚提示の生理学的知見の解明,光学的シャッター方式による振動成分の抽出を行うStopMotion Goggleの開発,そしてオプティカルフローをリアルタイムで検出するための携帯型情報端末でも動作可能なGPUを利用した特徴点抽出ライブラリの開発による.これらの要素技術によって,我々生物が知覚しているような安定した「視覚・前庭感覚統合伝送システム」を様々な場面に...
【情報学】人間情報学:立体視視覚を含む研究件
❏奥行き情報の矛盾が生み出す超立体感:「二重否定仮説」の検討(17K04502)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】奥行き手がかり / 空間知覚 / 両眼立体視 / 手がかり統合 / 単眼性(絵画的)手がかり (他20件)
【概要】本研究の目的は,過去の経験とそれに基づいた網膜像の解釈が,視覚体験の質に及ぼす影響について明らかにすることである。例えば我々はステレオグラムやある種の騙し絵に,そのようなシンプルな視覚刺激よりも遥かにリッチな奥行き情報を含んでいるはずの現実世界にはない強い立体感を覚えることがある。本研究が検討する中心的な仮説は,ステレオグラムや錯視を見る際に生じるあの独特な体験の質が,典型的な観察条件下における網...
❏視覚障害者における形・空間の認知機能とその形成(07301010)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】和氣 典二 東京理科大学, 経営学部, 教授 (20125818)
【キーワード】視覚障害 / 低視力者 / 先天盲開眼者の視知覚 / 触知覚 / 低視力シミュレーション (他27件)
【概要】低視力班では、低視力をシミュレーションするのに、occlusi on foilを使用してきた。だが、光学的特性が明確ではないという欠点を補うため、occlusi on foil視力とガウス関数との関係を調べ、両者の間に指数関数が成立することを明らかにした。また、画像をガウス分布でぼかし、ぼけの程度を視力で表せた。また、画像を直接ぼかして形の正答率を求めると、視標の大きさやコントラストが増すほど、正...
【情報学】人間情報学:知覚視覚を含む研究件
❏心理物理学的・神経学的逆相関解析による知覚的意思決定機構の解明(20H01782)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / 視覚 / 意思決定 / 注意 / 知覚 (他6件)
【概要】系列的にサンプルされた視覚情報に基づくダイナミックな知覚的意思決定のメカニズムを解明するため,以下の実験的・計算論的研究を実施した.(1) 線分要素の方位の平均と分散が時間的に変動しつつ高速に提示される動的なテクスチャ刺激の平均方位をできるだけ早く回答させる実験をおこない,観察者の意思決定を決定づける各時刻の刺激情報を反応時間にロックした心理物理学的逆相関解析により導出した.その結果,反応の400...
❏照明場と知覚の相関解析に基づく新たな照明デザイン(18K19801)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】照明 / 画像統計量 / 質感 / 空間 / 知覚 (他6件)
【概要】照明の色や強さのみならず空間分布がモノや空間の見え方に影響することは経験的に知られている.本研究では,全方位からの直接間接光を含む「照明場」の統計的性質が物体の質感知覚に及ぼす影響を,様々な照明場の統計量と,各照明場のもとに置かれた物体の見かけの光沢,細かな凹凸,および凹凸のシャープさの心理物理学データとの関係を解析することにより検討した.その結果,3つの質感知覚はいずれも,コントラスト,歪度,尖...
❏知覚は伝染するのか?:心理物理と脳情報デコーディングによる検証(17K18692)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 真介 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (90525578)
【キーワード】他者視点取得 / 心理物理 / 視覚心理 / 視覚 / fMRI (他8件)
【概要】本研究では「ヒトが他者の視知覚を推測する際には、自分自身の(脳内)初期視覚システムを使う」という仮説を心理物理実験により検証した。なお、検証には運動残効と呼ばれる現象を利用した。心理物理実験では、まず、「自分自身が運動刺激を見た後には、自分の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを確認した。次に、「他者が見ている運動刺激を推測する課題において、他者の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを...
【情報学】人間情報学:空間知覚視覚を含む研究件
❏視覚情報へのマグニチュード理論の検証(20H01783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】視覚 / 量推定 / 空間視 / 密度順応 / fMRI (他6件)
【概要】本年度は研究1「テクスチャ刺激への順応から引き起こされる知覚サイズ圧縮およびテクスチャ知覚に反応する脳部位の特定」のため、fMRI計測のパラメータを決定する予備実験を行った。用いられた順応刺激は、白と黒で定義される100個/9個のドットで構成されるテクスチャ刺激で、順応刺激提示時間は1秒とした。テスト刺激として、黒いエッジのみのサークル刺激と、49個のテクスチャ刺激を順応刺激が提示された視野に続け...
❏奥行き情報の矛盾が生み出す超立体感:「二重否定仮説」の検討(17K04502)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】奥行き手がかり / 空間知覚 / 両眼立体視 / 手がかり統合 / 単眼性(絵画的)手がかり (他20件)
【概要】本研究の目的は,過去の経験とそれに基づいた網膜像の解釈が,視覚体験の質に及ぼす影響について明らかにすることである。例えば我々はステレオグラムやある種の騙し絵に,そのようなシンプルな視覚刺激よりも遥かにリッチな奥行き情報を含んでいるはずの現実世界にはない強い立体感を覚えることがある。本研究が検討する中心的な仮説は,ステレオグラムや錯視を見る際に生じるあの独特な体験の質が,典型的な観察条件下における網...
【情報学】人間情報学:インターフェース視覚を含む研究件
❏拡張現実感における視覚・触覚・聴覚のクロスモダリティを用いた感覚提示方式(25330227)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小川 剛史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (60324860)
【キーワード】ユーザインタフェース / 拡張現実感 / クロスモダリティ / 視覚 / 触覚 (他9件)
【概要】本研究は視覚、触覚、聴覚のクロスモダリティを用いて各感覚の知覚を強化し、拡張現実感における仮想オブジェクトのリアリティを向上させるための感覚提示方式の研究開発を行った。提案方式の発展として、触覚の他にも平衡感覚や深部感覚など体性感覚とのクロスモダリティにも着目してヒトの知覚特性をついて検討し、刺激の提示方式について明らかにするとともに、クロスモダリティを用いることで錯覚の生起を制御できることを明ら...
❏「ポストヒューマン」の眼と現実-視覚とヴァーチャリティ-(17530395)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ポストヒューマン / 視覚 / 真正性 / 誠実性 / イメージ(イマージュ) (他15件)
【概要】本研究は、「ポストヒューマン」、すなわち「物質と情報との異成分間の境界が取り払われ、これらが連続的に構成された合成体」の概念を前提にして、これと「視覚」の問題を研究課題とし、「現実」を見ることと「ヴァーチャル」なものを見ることとが、どの様に関連づけられるのかにつての分析の一環をなすものである。ポストヒューマンは現実をこの眼で直接見ない。彼らが見るものはDVDやHDの映像、テレビ、コンピュータ、携帯...
【情報学】人間情報学:心理物理学視覚を含む研究件
❏視覚的充填現象の機能的側面に関する心理物理学的検討(20K03503)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】視覚的充填 / 視覚的補完 / 視覚マスキング / 錯視 / 周辺視 (他12件)
【概要】特定のテクスチャパタンを持つ領域を視野中心部へ呈示する直前に,その領域と同じ形の高コントラスト線分を短時間呈示して領域の輪郭をマスクすると,主観的にはテクスチャパタンが領域の輪郭を超え,視野全体に広がって見える。本研究では,筆者の発見したこの「マスク誘導充填(Mask-induced filling out)」現象(https://www.youtube.com/watch?v=gR-tftljQ...
❏知覚は伝染するのか?:心理物理と脳情報デコーディングによる検証(17K18692)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 真介 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (90525578)
【キーワード】他者視点取得 / 心理物理 / 視覚心理 / 視覚 / fMRI (他8件)
【概要】本研究では「ヒトが他者の視知覚を推測する際には、自分自身の(脳内)初期視覚システムを使う」という仮説を心理物理実験により検証した。なお、検証には運動残効と呼ばれる現象を利用した。心理物理実験では、まず、「自分自身が運動刺激を見た後には、自分の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを確認した。次に、「他者が見ている運動刺激を推測する課題において、他者の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを...
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
【情報学】人間情報学:時間知覚視覚を含む研究件
❏経頭蓋電気刺激を用いた同期的神経活動が視覚・認知に与える効果の検証(19H01771)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】周期的神経活動 / 経頭蓋交流電気刺激 / 視覚 / 神経同期 / 時間知覚 (他10件)
【概要】脳内の同期的神経活動がヒトの知覚や認知に及ぼす効果を検証することを目的として、行動実験、経頭蓋磁気刺激、脳波測定を用いて実験を行った。視覚刺激に時間変調を加え、それにともなって知覚される時間長が変化することを確認した。さらに、時間変調を持つ視覚刺激観察時の脳波を測定し、視覚刺激が脳内の神経同期を引き起こしていることを明らかにした。その際、意識的には知覚されない脳内の神経同期活動が、知覚される時間長...
❏間隔時間知覚の脳神経機構の解明:知覚学習によるアプローチ(23680028)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】視覚 / 機能的MRI / 知覚学習 / 運動情報処理 / 時間知覚 (他13件)
【概要】本研究では、知覚学習課題を用いて、人間の視覚情報処理の時間特性を検証することを目的とした。具体的には、視覚情報が運動制御に与える効果、運動する視覚刺激の運動軌跡のわずかな差が見えに及ぼす効果、形状知覚と運動知覚の時間的特性の差、時間的変調を持つ視覚刺激や聴覚刺激の間隔時間の知覚、老化が脳の可塑性に及ぼす効果について、行動実験や脳機能計測を用いて明らかにした。 ...
【情報学】人間情報学:画像統計量視覚を含む研究件
❏視覚的な快不快とスリルを産み出す脳情報処理機構(20K21803)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 嗜好 / 情動 / 不快感 / 画像統計量 (他6件)
【概要】(1) 種々の時空間周波数,空間周波数・方位バンド幅をもつ静的・動的なバンドパスノイズ刺激の気持ち悪さを決定づける特徴量を明らかにした研究成果が国際学術誌に公刊された.さらに,新たに色の効果を検討した結果,古典的な色彩調和・色嗜好研究で主張されてきた特定の色相や組み合わせに対する嗜好性は追試できないことを確認するとともに,特定の輝度・色の相関構造が一貫して気持ち悪さを引き起こすことを発見した.(2...
❏照明場と知覚の相関解析に基づく新たな照明デザイン(18K19801)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】照明 / 画像統計量 / 質感 / 空間 / 知覚 (他6件)
【概要】照明の色や強さのみならず空間分布がモノや空間の見え方に影響することは経験的に知られている.本研究では,全方位からの直接間接光を含む「照明場」の統計的性質が物体の質感知覚に及ぼす影響を,様々な照明場の統計量と,各照明場のもとに置かれた物体の見かけの光沢,細かな凹凸,および凹凸のシャープさの心理物理学データとの関係を解析することにより検討した.その結果,3つの質感知覚はいずれも,コントラスト,歪度,尖...
【情報学】情報学フロンティア:視覚情報処理視覚を含む研究件
❏間隔時間知覚の脳神経機構の解明:知覚学習によるアプローチ(23680028)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】視覚 / 機能的MRI / 知覚学習 / 運動情報処理 / 時間知覚 (他13件)
【概要】本研究では、知覚学習課題を用いて、人間の視覚情報処理の時間特性を検証することを目的とした。具体的には、視覚情報が運動制御に与える効果、運動する視覚刺激の運動軌跡のわずかな差が見えに及ぼす効果、形状知覚と運動知覚の時間的特性の差、時間的変調を持つ視覚刺激や聴覚刺激の間隔時間の知覚、老化が脳の可塑性に及ぼす効果について、行動実験や脳機能計測を用いて明らかにした。 ...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【情報学】情報学フロンティア:バーチャル・リアリティ(VR)視覚を含む研究件
❏視覚・前庭感覚統合伝送システム(19680006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】稲見 昌彦 慶應義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 教授 (00345117)
【キーワード】視覚 / 前庭感覚 / 感覚統合 / マルチモダリティ / バーチャルリアリティー (他12件)
【概要】本研究の成果は機能的電気刺激等による前庭感覚提示の生理学的知見の解明,光学的シャッター方式による振動成分の抽出を行うStopMotion Goggleの開発,そしてオプティカルフローをリアルタイムで検出するための携帯型情報端末でも動作可能なGPUを利用した特徴点抽出ライブラリの開発による.これらの要素技術によって,我々生物が知覚しているような安定した「視覚・前庭感覚統合伝送システム」を様々な場面に...
❏「ポストヒューマン」の眼と現実-視覚とヴァーチャリティ-(17530395)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ポストヒューマン / 視覚 / 真正性 / 誠実性 / イメージ(イマージュ) (他15件)
【概要】本研究は、「ポストヒューマン」、すなわち「物質と情報との異成分間の境界が取り払われ、これらが連続的に構成された合成体」の概念を前提にして、これと「視覚」の問題を研究課題とし、「現実」を見ることと「ヴァーチャル」なものを見ることとが、どの様に関連づけられるのかにつての分析の一環をなすものである。ポストヒューマンは現実をこの眼で直接見ない。彼らが見るものはDVDやHDの映像、テレビ、コンピュータ、携帯...
❏ヴァーチャル・リアリティと視覚文化-視覚と自我の変容-(14510226)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】北澤 裕 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20204886)
【キーワード】ヴァーチャル・リアリティ / サイバースペース / 視覚 / ヴィジュアル・カルチャー / ポストヒューマン (他17件)
【概要】今年度は、「ヴァーチャル」であることと「アクチュアル」であることとの概念的規定、および両者の比較と関係を「視覚」と結びつけることを主に取り上げ考察を行った。まず、「ヴァーチャル」と「アクチュアル」の理論的な区分を行い、これをもとに「アクチュアル-ヴァーチャル」の軸と「可視-不可視」の軸とを交差させ、ヴァーチャルで不可視の存在からアクチュアルで不可視な存在にいたるる四象限を規定し、この分類に従って世...
【情報学】情報学フロンティア:生体情報視覚を含む研究件
❏スポーツにおける表情解析とその応用(18K19729)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
【キーワード】顔表情 / 運動スキル / 眼球運動 / トレンド除去相互相関解析 / 対人認知 (他16件)
【概要】注視、瞬目、視線移動を含む顔の動きや表情は、スポーツにおいて環境を知覚する際の参照枠となると同時に、ダンスや演劇においては身体表現要素となりうる。そこで本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は,熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の...
❏拡張現実感における視覚・触覚・聴覚のクロスモダリティを用いた感覚提示方式(25330227)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小川 剛史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (60324860)
【キーワード】ユーザインタフェース / 拡張現実感 / クロスモダリティ / 視覚 / 触覚 (他9件)
【概要】本研究は視覚、触覚、聴覚のクロスモダリティを用いて各感覚の知覚を強化し、拡張現実感における仮想オブジェクトのリアリティを向上させるための感覚提示方式の研究開発を行った。提案方式の発展として、触覚の他にも平衡感覚や深部感覚など体性感覚とのクロスモダリティにも着目してヒトの知覚特性をついて検討し、刺激の提示方式について明らかにするとともに、クロスモダリティを用いることで錯覚の生起を制御できることを明ら...
❏人間の精神活動における瞳孔の大きさと各種生体情報との相関に関する研究(61490011)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1986 - 1988
【研究代表者】清水 康敬 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (10016561)
【キーワード】瞳孔面積 / 生体情報 / 注視点 / 視覚 / バイオフィードバック
【概要】人間の瞳孔面積が明るさによって変化することはよく知られているが、明るさが一定であっても心理的な精神活動によって変化する。本研究グループでは、時々刻々変化する瞳孔面積の時間的変化を測定するために、瞳孔面積自動測定装置を開発し、精神活動による瞳孔面積の変化を調査してきた。そして本研究では、多くの被験者に各種のパターンを提示し、その時の瞳孔面積変化および各種の生体情報の変化から、人間の興味・関心との関係...
【情報学】情報学フロンティア:画像処理視覚を含む研究件
❏画像・形状情報の視覚認知と自然な処理(22300030)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】山口 泰 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (80210376)
【キーワード】画像処理 / 形状処理 / 視覚特性 / メディア情報処理 / 視覚 (他7件)
【概要】画像情報や形状情報の処理あたっては,処理結果や表示結果の自然さや理解の容易さが重要な要素となる.従来,画像処理における画質の尺度は原画像の再現性を表したものであった.またコンピュータグラフィクスでは実写に近い画像を指向し,光学現象のシミュレーションによって画像を合成していた.つまり,画像や形状の認識し易さなどを,陽に扱うものではなかった.本研究課題では,視覚心理学や認知科学の知見に基づき,2次元画...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【数物系科学】数学:フレームレット視覚を含む研究件
❏調和解析的方法による視覚・錯視の研究の機械学習への応用(18K18716)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】新井 仁之 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10175953)
【キーワード】フレームレット / 応用調和解析 / 機械学習 / 錯視 / 数理視覚科学 (他11件)
【概要】研究実績として得た知見は次のものである.調和解析的方法を用いた申請者らによる人の視知覚の数理モデリングの錯視研究への応用の延長線上で,調和解析的な方法を使った機械学習,そして,その応用について研究を行った.機械学習の中では,特にたたみ込みニューラルネットワークによるディープラーニングが関係しているが,本研究では,これまでの申請者らの数理モデリングによる錯視研究の知見に基づいて,前年度に引き続き調和...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【数物系科学】数学:調和解析視覚を含む研究件
❏調和解析的方法による視覚・錯視の研究の機械学習への応用(18K18716)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】新井 仁之 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10175953)
【キーワード】フレームレット / 応用調和解析 / 機械学習 / 錯視 / 数理視覚科学 (他11件)
【概要】研究実績として得た知見は次のものである.調和解析的方法を用いた申請者らによる人の視知覚の数理モデリングの錯視研究への応用の延長線上で,調和解析的な方法を使った機械学習,そして,その応用について研究を行った.機械学習の中では,特にたたみ込みニューラルネットワークによるディープラーニングが関係しているが,本研究では,これまでの申請者らの数理モデリングによる錯視研究の知見に基づいて,前年度に引き続き調和...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【数物系科学】数学:錯視視覚を含む研究件
❏視覚的充填現象の機能的側面に関する心理物理学的検討(20K03503)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】視覚的充填 / 視覚的補完 / 視覚マスキング / 錯視 / 周辺視 (他12件)
【概要】特定のテクスチャパタンを持つ領域を視野中心部へ呈示する直前に,その領域と同じ形の高コントラスト線分を短時間呈示して領域の輪郭をマスクすると,主観的にはテクスチャパタンが領域の輪郭を超え,視野全体に広がって見える。本研究では,筆者の発見したこの「マスク誘導充填(Mask-induced filling out)」現象(https://www.youtube.com/watch?v=gR-tftljQ...
❏調和解析的方法による視覚・錯視の研究の機械学習への応用(18K18716)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】新井 仁之 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10175953)
【キーワード】フレームレット / 応用調和解析 / 機械学習 / 錯視 / 数理視覚科学 (他11件)
【概要】研究実績として得た知見は次のものである.調和解析的方法を用いた申請者らによる人の視知覚の数理モデリングの錯視研究への応用の延長線上で,調和解析的な方法を使った機械学習,そして,その応用について研究を行った.機械学習の中では,特にたたみ込みニューラルネットワークによるディープラーニングが関係しているが,本研究では,これまでの申請者らの数理モデリングによる錯視研究の知見に基づいて,前年度に引き続き調和...
❏奥行き情報の矛盾が生み出す超立体感:「二重否定仮説」の検討(17K04502)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】奥行き手がかり / 空間知覚 / 両眼立体視 / 手がかり統合 / 単眼性(絵画的)手がかり (他20件)
【概要】本研究の目的は,過去の経験とそれに基づいた網膜像の解釈が,視覚体験の質に及ぼす影響について明らかにすることである。例えば我々はステレオグラムやある種の騙し絵に,そのようなシンプルな視覚刺激よりも遥かにリッチな奥行き情報を含んでいるはずの現実世界にはない強い立体感を覚えることがある。本研究が検討する中心的な仮説は,ステレオグラムや錯視を見る際に生じるあの独特な体験の質が,典型的な観察条件下における網...
【生物学】人類学:霊長類視覚を含む研究件
❏霊長類採食活動多様性の感覚的基盤(15H05242)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 嗅覚 / 視覚 / 受容体 / コロブス (他9件)
【概要】動物が採食活動を行う際、視覚・嗅覚・味覚等の感覚を頼りにして採食品目の選択を行う。そのため、これらの感覚受容体の特性を知ることが、採食戦略の分子基盤を解明する一つの手がかりとなる。本研究では、世界各地の霊長類の視覚・嗅覚・味覚等の感覚を分子レベルから生態レベルまで比較検討することにより、採食活動に対する感覚の重要性を検討した。その結果、各地の霊長類は多様な感覚を持っていることが示され、単独または複...
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
【生物学】人類学:採食視覚を含む研究件
❏霊長類採食活動多様性の感覚的基盤(15H05242)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 嗅覚 / 視覚 / 受容体 / コロブス (他9件)
【概要】動物が採食活動を行う際、視覚・嗅覚・味覚等の感覚を頼りにして採食品目の選択を行う。そのため、これらの感覚受容体の特性を知ることが、採食戦略の分子基盤を解明する一つの手がかりとなる。本研究では、世界各地の霊長類の視覚・嗅覚・味覚等の感覚を分子レベルから生態レベルまで比較検討することにより、採食活動に対する感覚の重要性を検討した。その結果、各地の霊長類は多様な感覚を持っていることが示され、単独または複...
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
【生物学】人類学:嗅覚視覚を含む研究件
❏霊長類採食活動多様性の感覚的基盤(15H05242)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 嗅覚 / 視覚 / 受容体 / コロブス (他9件)
【概要】動物が採食活動を行う際、視覚・嗅覚・味覚等の感覚を頼りにして採食品目の選択を行う。そのため、これらの感覚受容体の特性を知ることが、採食戦略の分子基盤を解明する一つの手がかりとなる。本研究では、世界各地の霊長類の視覚・嗅覚・味覚等の感覚を分子レベルから生態レベルまで比較検討することにより、採食活動に対する感覚の重要性を検討した。その結果、各地の霊長類は多様な感覚を持っていることが示され、単独または複...
❏五感の編成と序列に関する美学史的研究(23720056)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 准教授 (40431879)
【キーワード】五感 / 視覚 / 聴覚 / 触覚 / 味覚 (他13件)
【概要】本研究課題は、五感、すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五つの感覚が、西洋哲学史および美学史の中でいつどのように形成され、またいかなる過程や転換を経て、今日まで至るのかを明らかにした。さらにそうした思想史的研究によって、五感の編成と秩序が持つ普遍性および時代的・地域的特性の両面を見極めることで、人間工学やインダストリアルデザインの開発現場で今日喫緊の課題となっている諸感官のバランスや優先順位...
❏水棲型嗅覚受容体が感知する新たな水溶性匂い分子の探索と生理機能の解明(21200010)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】新学術領域研究(研究課題提案型)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】廣田 順二 東京工業大学, バイオ研究基盤支援総合センター, 准教授 (60405339)
【キーワード】視覚 / 聴覚 / 神経科学 / 生理活性 / 遺伝子 (他10件)
【概要】嗅覚は、動物の進化の過程で最も古くから存在し、生命維持のために必要な行動に直接関与する重要な感覚である。ヒトやマウスの嗅覚受容体(odorant receptor: OR) 遺伝子は、系統発生学的にClass I とClass II OR の2つのサブファミリーに分類される。Class I OR は魚類OR に類似していることから、これまで進化の名残と考えられ、嗅覚研究の対象は主にClass II...
【生物学】人類学:色覚視覚を含む研究件
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
❏誘導色残像現象の総合的な検討 ―残像に皮質は関与するかー(24330208)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 隆夫 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60272449)
【キーワード】視覚 / 色覚 / 視知覚 / 色残効 / 残像 (他7件)
【概要】本研究は,輪郭による強調,反対眼効果,残像選択,写真色残効という4つの現象から色残効の分析を行い,色残効の生起に皮質が関与することを明らかにした.色残効は,順応後のテスト段階で,順応部位に枠を提示すると強調される.また,その枠を,反対眼に提示すると,短時間の陽性残効が生じる.この反対眼効果は,両眼情報の統合によって生じるものであり,皮質の関与が必要である.本研究では,この二つの現象が2次輪郭でも生...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:補聴視覚を含む研究件
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(10898026)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】この研究では、従来主として欧米の言語の音声に使われていた人工聴覚を、アジア諸言語の音声に適用した場合に必要になる、特有な情報伝達方式の問題点を研究するための協力体制を作ることを企画している。国外の協力研究機関としては、韓国のソウル市、中国の上海市と香港市、台湾の台北市にある大学の医学部と、すでに密接に連絡を取り合っている。今年度はこのうちのとくに中華人民共和国の香港市の国立大学医学部耳鼻咽喉科学教...
❏人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)(08044176)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】本国際学術研究の研究代表者・国内と国外の研究分担者が,平成8年度〜10年度(1996年度〜1998年度)にわたって,研究課題「人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)」について,それぞれ役割分担の研究を進めた.そして,相互に訪問したり会合を開いたりして,研究計画を調整し,研究成果を交換しながら,各種の言語での音声の認知能力の評価結果の互換性を検討してきた. 研...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:運動視視覚を含む研究件
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
❏視覚運動刺激が知覚位置判断に及ぼす影響に関する実験心理学的研究(16730378)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】渡邊 克巳 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間福祉医工学研究部門, 研究員 (20373409)
【キーワード】視覚 / 運動視 / 位置の知覚 / 視覚的注意 / 瞬間提示 (他6件)
【概要】平成16年度に引き続き、瞬間提示された視覚刺激の知覚的位置の誤りに関する実験心理学的研究を継続し、平成17年度は研究成果の発表と、さらなる研究範囲の拡大を主な目的とした。特に、フラッシュ刺激を二次元的に設定することで位置知覚の空間的なずれを調べる実験を集中的に行い、2次元データのグラフィカルなデータ解析を新たに購入したコンピュータを利用して行った結果、運動刺激のやや後方に向かって知覚位置がずれると...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:音声信号処理視覚を含む研究件
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(10898026)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】この研究では、従来主として欧米の言語の音声に使われていた人工聴覚を、アジア諸言語の音声に適用した場合に必要になる、特有な情報伝達方式の問題点を研究するための協力体制を作ることを企画している。国外の協力研究機関としては、韓国のソウル市、中国の上海市と香港市、台湾の台北市にある大学の医学部と、すでに密接に連絡を取り合っている。今年度はこのうちのとくに中華人民共和国の香港市の国立大学医学部耳鼻咽喉科学教...
❏人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)(08044176)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】本国際学術研究の研究代表者・国内と国外の研究分担者が,平成8年度〜10年度(1996年度〜1998年度)にわたって,研究課題「人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)」について,それぞれ役割分担の研究を進めた.そして,相互に訪問したり会合を開いたりして,研究計画を調整し,研究成果を交換しながら,各種の言語での音声の認知能力の評価結果の互換性を検討してきた. 研...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:人工聴覚視覚を含む研究件
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(11694177)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】人工聴覚 / 人工内耳 / 音声 / 声の高さ / 日本語 (他11件)
【概要】声の高さで伝えられる分節的な特徴は,音韻的な特徴と組み合わさると,音声の認識に重要な役に立つ.音声波の基本周波数の伝達の品質は,人工聴覚(人工内耳Artificial inner ear, Cochlear implant^*)の装置の音声処理部の設定にかかっているので,声の高さの弁別能力を詳細に測定して,これをできる限り活用することが必要になる. (^*音声波を電気的な信号に変換して,内耳に埋め...
❏人工聴覚によるアジア諸言語の音声情報の伝達方式(10898026)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】この研究では、従来主として欧米の言語の音声に使われていた人工聴覚を、アジア諸言語の音声に適用した場合に必要になる、特有な情報伝達方式の問題点を研究するための協力体制を作ることを企画している。国外の協力研究機関としては、韓国のソウル市、中国の上海市と香港市、台湾の台北市にある大学の医学部と、すでに密接に連絡を取り合っている。今年度はこのうちのとくに中華人民共和国の香港市の国立大学医学部耳鼻咽喉科学教...
❏人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)(08044176)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】比企 静雄 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (50006227)
【キーワード】聴覚 / 人工聴覚 / 補聴 / 視覚 / 触覚 (他8件)
【概要】本国際学術研究の研究代表者・国内と国外の研究分担者が,平成8年度〜10年度(1996年度〜1998年度)にわたって,研究課題「人工聴覚による音声情報の伝達方式(国際的評価基準に基づく多種言語間の共同開発)」について,それぞれ役割分担の研究を進めた.そして,相互に訪問したり会合を開いたりして,研究計画を調整し,研究成果を交換しながら,各種の言語での音声の認知能力の評価結果の互換性を検討してきた. 研...
【総合生物】神経科学:知覚学習視覚を含む研究件
❏間隔時間知覚の脳神経機構の解明:知覚学習によるアプローチ(23680028)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】視覚 / 機能的MRI / 知覚学習 / 運動情報処理 / 時間知覚 (他13件)
【概要】本研究では、知覚学習課題を用いて、人間の視覚情報処理の時間特性を検証することを目的とした。具体的には、視覚情報が運動制御に与える効果、運動する視覚刺激の運動軌跡のわずかな差が見えに及ぼす効果、形状知覚と運動知覚の時間的特性の差、時間的変調を持つ視覚刺激や聴覚刺激の間隔時間の知覚、老化が脳の可塑性に及ぼす効果について、行動実験や脳機能計測を用いて明らかにした。 ...
❏視覚における干渉情報抑制の知覚学習の検討(22830081)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】四本 裕子 慶應義塾大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】知覚学習 / 視覚 / 脳・神経 / 抑制 / 意識
【概要】課題の繰り返しにより知覚課題における成績が向上する知覚学習を用い、信号の検出のみならず、刺激の検出を阻害する外的ノイズの排除を学習する際の行動成績の変化の様子と関係する神経機構の変化について、脳機能イメージングによる検証をおこなった。実験では、ランダムドット運動検出の知覚学習課題において、検出を学習する運動方向以外に抑制されるべき運動方向を提示し、課題成績の推移を検証した。被験者を抑制されるべき運...
【総合生物】神経科学:視覚系視覚を含む研究件
❏視覚経験によって変化する神経回路と睡眠・覚醒時の神経活動の役割(20500364)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮本 浩行 独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 客員研究員 (90312280)
【キーワード】睡眠 / シナプス可塑性 / 視覚 / マルチニューロン記録 / 機能的結合 (他16件)
【概要】睡眠・覚醒中の神経活動の特性を知るため行動するマウス視覚大脳皮質から睡眠・覚醒時のマルチニューロン活動を記録した。これより(1)睡眠中においても覚醒時とは異なる視覚応答が存在すること(2)睡眠中に単シナプス性の機能的結合が上昇するという結果を得た。さらに(3)睡眠中の機能的結合促進は抑制系の制御を受け、(4)NMDA受容体機能を必要とすることが明らかになった。以上の結果をふまえ睡眠は機能的結合の促...
❏動物における視覚パターン学習の生理心理学的研究(61450019)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1986 - 1987
【研究代表者】渡辺 茂 慶応義塾大学, 文学部, 助教授 (30051907)
【キーワード】視覚 / パターン認識 / ハト / 記憶 / 転移 (他10件)
【概要】本研究の為に四つの実験を行なった. 最初の二実験では単純な刺激を用いてハトの視覚パターン弁別の両半球間転移における視蓋経由系の役割を明確にし, 円形核を破壊した場合の記憶障害と感覚障害の区別を行なった. 即ち, 非訓練側の円形核破壊は転移時に感覚性の障害をおこし, 結果として転移が障害される. 一方, 訓練側での破壊は, それが訓練前に行われていれば障害をもたらさず, 訓練後の場合は障害をもたらす...
【農学】境界農学:味覚視覚を含む研究件
❏霊長類採食活動多様性の感覚的基盤(15H05242)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 嗅覚 / 視覚 / 受容体 / コロブス (他9件)
【概要】動物が採食活動を行う際、視覚・嗅覚・味覚等の感覚を頼りにして採食品目の選択を行う。そのため、これらの感覚受容体の特性を知ることが、採食戦略の分子基盤を解明する一つの手がかりとなる。本研究では、世界各地の霊長類の視覚・嗅覚・味覚等の感覚を分子レベルから生態レベルまで比較検討することにより、採食活動に対する感覚の重要性を検討した。その結果、各地の霊長類は多様な感覚を持っていることが示され、単独または複...
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
❏五感の編成と序列に関する美学史的研究(23720056)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 准教授 (40431879)
【キーワード】五感 / 視覚 / 聴覚 / 触覚 / 味覚 (他13件)
【概要】本研究課題は、五感、すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五つの感覚が、西洋哲学史および美学史の中でいつどのように形成され、またいかなる過程や転換を経て、今日まで至るのかを明らかにした。さらにそうした思想史的研究によって、五感の編成と秩序が持つ普遍性および時代的・地域的特性の両面を見極めることで、人間工学やインダストリアルデザインの開発現場で今日喫緊の課題となっている諸感官のバランスや優先順位...
【医歯薬学】内科系臨床医学:NMDA受容体視覚を含む研究件
❏発達期レム睡眠が育てるノンレム睡眠の成熟 =マウス臨界期操作によるアプローチ=(21K06436)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮本 浩行 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任准教授 (90312280)
【キーワード】睡眠 / 視覚 / 臨界期 / 脳発達 / GABA抑制系 (他7件)
【概要】赤ちゃんや子供にとって睡眠は脳と身体の健やかな成長に重要であると信じられている。発達期にはレム睡眠が豊富で、遅れてノンレム睡眠が成熟してくる。しかし幼弱かつ急速に成長する動物の睡眠を長期的に観測し操作することは容易でないため、発達時のレム睡眠とノンレム睡眠にどのような関係があるのか知られていない。申請者の研究チームはマウス発達過程と脳の臨界期を人工的に分離することに成功し、臨界期前と後の睡眠を大人...
❏視覚経験によって変化する神経回路と睡眠・覚醒時の神経活動の役割(20500364)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮本 浩行 独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 客員研究員 (90312280)
【キーワード】睡眠 / シナプス可塑性 / 視覚 / マルチニューロン記録 / 機能的結合 (他16件)
【概要】睡眠・覚醒中の神経活動の特性を知るため行動するマウス視覚大脳皮質から睡眠・覚醒時のマルチニューロン活動を記録した。これより(1)睡眠中においても覚醒時とは異なる視覚応答が存在すること(2)睡眠中に単シナプス性の機能的結合が上昇するという結果を得た。さらに(3)睡眠中の機能的結合促進は抑制系の制御を受け、(4)NMDA受容体機能を必要とすることが明らかになった。以上の結果をふまえ睡眠は機能的結合の促...
【医歯薬学】内科系臨床医学:マルチモダリティ視覚を含む研究件
❏視覚・前庭感覚統合伝送システム(19680006)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】稲見 昌彦 慶應義塾大学, 大学院・メディアデザイン研究科, 教授 (00345117)
【キーワード】視覚 / 前庭感覚 / 感覚統合 / マルチモダリティ / バーチャルリアリティー (他12件)
【概要】本研究の成果は機能的電気刺激等による前庭感覚提示の生理学的知見の解明,光学的シャッター方式による振動成分の抽出を行うStopMotion Goggleの開発,そしてオプティカルフローをリアルタイムで検出するための携帯型情報端末でも動作可能なGPUを利用した特徴点抽出ライブラリの開発による.これらの要素技術によって,我々生物が知覚しているような安定した「視覚・前庭感覚統合伝送システム」を様々な場面に...
❏生体-機械融合システムを規範とした適応行動発現アルゴリズムの獲得(18656075)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】神崎 亮平 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40221907)
【キーワード】昆虫 / ロボット / マルチモダリティ / 適応性 / 嗅覚 (他14件)
【概要】生体-機械融合システムの一つの形として,昆虫が移動ロボットを操縦する「昆虫操縦型ロボット」を開発し,操縦者である昆虫の環境適応性を評価した.昆虫操縦型ロボットは二輪式のロボットで,ロボット上の雄カイコガ(Bombyx mori)の歩行運動に基づいた運動を行うが,移動ロボットのモータ回転を操作することで,操縦者の意図と反する運動を引き起こし,それに対する操縦者の反応を見ることができる.実験では雌の性...
【医歯薬学】外科系臨床医学:デコーディング視覚を含む研究件
❏脳波からの高品質な画像・音声復元技術の開発(22K19807)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / BMI / デコーディング / 視覚 / 脳波
【概要】
❏マウス高次視覚領野での領野特異的な情報表現の解明(19K07793)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (30723259)
【キーワード】視覚野 / デコーディング / 集団活動 / イメージング / マウス (他10件)
【概要】脳において情報は多数の神経細胞の集団活動に表現されると考えられているが、その詳細は不明な点が多い。本研究ではマウス大脳皮質視覚野での細胞集団による情報表現を調べた。ある画像をマウスに見せたときには、少数の神経細胞のみが活動するが、画像情報は活動する少数の細胞に安定して表現されていた。また、一次視覚野と二次視覚野の間で、細胞集団の活動には異なる画像特徴が表現されていることが示唆された。さらに、マウス...
❏大脳皮質視覚野の細胞集団における注意の視覚表現への影響(15K16573)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (30723259)
【キーワード】デコーディング / 視覚 / イメージング / 脳 / 注意 (他6件)
【概要】本研究では神経細胞集団による感覚情報の表現および、その状況依存的な修飾の解明を目的とした。特に、マウスの大脳皮質視覚野を対象として、集団神経活動での自然画像の表現や視覚弁別課題中の視覚応答を調べた。成果として、マウス一次視覚野においては、個々の細胞が表現する情報が多様であることで、少数の細胞により自然画像の表現が可能になっていることを明らかにした。また、予備実験の結果からマウス視覚野の視覚応答は弁...
【医歯薬学】外科系臨床医学:誘発電位視覚を含む研究件
❏誘導色残像現象の総合的な検討 ―残像に皮質は関与するかー(24330208)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 隆夫 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60272449)
【キーワード】視覚 / 色覚 / 視知覚 / 色残効 / 残像 (他7件)
【概要】本研究は,輪郭による強調,反対眼効果,残像選択,写真色残効という4つの現象から色残効の分析を行い,色残効の生起に皮質が関与することを明らかにした.色残効は,順応後のテスト段階で,順応部位に枠を提示すると強調される.また,その枠を,反対眼に提示すると,短時間の陽性残効が生じる.この反対眼効果は,両眼情報の統合によって生じるものであり,皮質の関与が必要である.本研究では,この二つの現象が2次輪郭でも生...
❏動物における視覚パターン学習の生理心理学的研究(61450019)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1986 - 1987
【研究代表者】渡辺 茂 慶応義塾大学, 文学部, 助教授 (30051907)
【キーワード】視覚 / パターン認識 / ハト / 記憶 / 転移 (他10件)
【概要】本研究の為に四つの実験を行なった. 最初の二実験では単純な刺激を用いてハトの視覚パターン弁別の両半球間転移における視蓋経由系の役割を明確にし, 円形核を破壊した場合の記憶障害と感覚障害の区別を行なった. 即ち, 非訓練側の円形核破壊は転移時に感覚性の障害をおこし, 結果として転移が障害される. 一方, 訓練側での破壊は, それが訓練前に行われていれば障害をもたらさず, 訓練後の場合は障害をもたらす...
【医歯薬学】外科系臨床医学:聴覚視覚を含む研究件
❏拡張現実感における視覚・触覚・聴覚のクロスモダリティを用いた感覚提示方式(25330227)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小川 剛史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (60324860)
【キーワード】ユーザインタフェース / 拡張現実感 / クロスモダリティ / 視覚 / 触覚 (他9件)
【概要】本研究は視覚、触覚、聴覚のクロスモダリティを用いて各感覚の知覚を強化し、拡張現実感における仮想オブジェクトのリアリティを向上させるための感覚提示方式の研究開発を行った。提案方式の発展として、触覚の他にも平衡感覚や深部感覚など体性感覚とのクロスモダリティにも着目してヒトの知覚特性をついて検討し、刺激の提示方式について明らかにするとともに、クロスモダリティを用いることで錯覚の生起を制御できることを明ら...
❏五感の編成と序列に関する美学史的研究(23720056)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 准教授 (40431879)
【キーワード】五感 / 視覚 / 聴覚 / 触覚 / 味覚 (他13件)
【概要】本研究課題は、五感、すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五つの感覚が、西洋哲学史および美学史の中でいつどのように形成され、またいかなる過程や転換を経て、今日まで至るのかを明らかにした。さらにそうした思想史的研究によって、五感の編成と秩序が持つ普遍性および時代的・地域的特性の両面を見極めることで、人間工学やインダストリアルデザインの開発現場で今日喫緊の課題となっている諸感官のバランスや優先順位...
❏水棲型嗅覚受容体が感知する新たな水溶性匂い分子の探索と生理機能の解明(21200010)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】新学術領域研究(研究課題提案型)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】廣田 順二 東京工業大学, バイオ研究基盤支援総合センター, 准教授 (60405339)
【キーワード】視覚 / 聴覚 / 神経科学 / 生理活性 / 遺伝子 (他10件)
【概要】嗅覚は、動物の進化の過程で最も古くから存在し、生命維持のために必要な行動に直接関与する重要な感覚である。ヒトやマウスの嗅覚受容体(odorant receptor: OR) 遺伝子は、系統発生学的にClass I とClass II OR の2つのサブファミリーに分類される。Class I OR は魚類OR に類似していることから、これまで進化の名残と考えられ、嗅覚研究の対象は主にClass II...
【医歯薬学】社会医学:注意視覚を含む研究件
❏心理物理学的・神経学的逆相関解析による知覚的意思決定機構の解明(20H01782)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / 視覚 / 意思決定 / 注意 / 知覚 (他6件)
【概要】系列的にサンプルされた視覚情報に基づくダイナミックな知覚的意思決定のメカニズムを解明するため,以下の実験的・計算論的研究を実施した.(1) 線分要素の方位の平均と分散が時間的に変動しつつ高速に提示される動的なテクスチャ刺激の平均方位をできるだけ早く回答させる実験をおこない,観察者の意思決定を決定づける各時刻の刺激情報を反応時間にロックした心理物理学的逆相関解析により導出した.その結果,反応の400...
❏大脳皮質視覚野の細胞集団における注意の視覚表現への影響(15K16573)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (30723259)
【キーワード】デコーディング / 視覚 / イメージング / 脳 / 注意 (他6件)
【概要】本研究では神経細胞集団による感覚情報の表現および、その状況依存的な修飾の解明を目的とした。特に、マウスの大脳皮質視覚野を対象として、集団神経活動での自然画像の表現や視覚弁別課題中の視覚応答を調べた。成果として、マウス一次視覚野においては、個々の細胞が表現する情報が多様であることで、少数の細胞により自然画像の表現が可能になっていることを明らかにした。また、予備実験の結果からマウス視覚野の視覚応答は弁...
【医歯薬学】社会医学:眼球運動視覚を含む研究件
❏視覚的充填現象の機能的側面に関する心理物理学的検討(20K03503)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】視覚的充填 / 視覚的補完 / 視覚マスキング / 錯視 / 周辺視 (他12件)
【概要】特定のテクスチャパタンを持つ領域を視野中心部へ呈示する直前に,その領域と同じ形の高コントラスト線分を短時間呈示して領域の輪郭をマスクすると,主観的にはテクスチャパタンが領域の輪郭を超え,視野全体に広がって見える。本研究では,筆者の発見したこの「マスク誘導充填(Mask-induced filling out)」現象(https://www.youtube.com/watch?v=gR-tftljQ...
❏スポーツにおける表情解析とその応用(18K19729)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
【キーワード】顔表情 / 運動スキル / 眼球運動 / トレンド除去相互相関解析 / 対人認知 (他16件)
【概要】注視、瞬目、視線移動を含む顔の動きや表情は、スポーツにおいて環境を知覚する際の参照枠となると同時に、ダンスや演劇においては身体表現要素となりうる。そこで本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は,熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の...
❏3次元視線‐動作計測による視覚‐運動協調機序の解明とスキルトレーニングへの応用(25242059)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】視知覚 / 運動スキル / 視覚運動協調 / スキル / スポーツ (他12件)
【概要】本研究では、様々な運動スキルにおける、視知覚と行為の結合関係を明らかにすることを目的とした。実験では、注視点計測と3次元動作解析・GPS(全地球測位システム)を組み合わせ、個人スキル、対人スキル、日常動作における注視点、環境/身体知覚、パフォーマンスの熟達差について検討した。その結果、様々なスキルにおける注視点の熟達差は、課題遂行時の知覚過程を反映していることが明らかになり、注視点が身体化された認...
【医歯薬学】社会医学:運動スキル視覚を含む研究件
❏スポーツにおける表情解析とその応用(18K19729)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
【キーワード】顔表情 / 運動スキル / 眼球運動 / トレンド除去相互相関解析 / 対人認知 (他16件)
【概要】注視、瞬目、視線移動を含む顔の動きや表情は、スポーツにおいて環境を知覚する際の参照枠となると同時に、ダンスや演劇においては身体表現要素となりうる。そこで本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は,熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の...
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
❏3次元視線‐動作計測による視覚‐運動協調機序の解明とスキルトレーニングへの応用(25242059)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】視知覚 / 運動スキル / 視覚運動協調 / スキル / スポーツ (他12件)
【概要】本研究では、様々な運動スキルにおける、視知覚と行為の結合関係を明らかにすることを目的とした。実験では、注視点計測と3次元動作解析・GPS(全地球測位システム)を組み合わせ、個人スキル、対人スキル、日常動作における注視点、環境/身体知覚、パフォーマンスの熟達差について検討した。その結果、様々なスキルにおける注視点の熟達差は、課題遂行時の知覚過程を反映していることが明らかになり、注視点が身体化された認...
【医歯薬学】社会医学:視覚運動協調視覚を含む研究件
❏スポーツにおける表情解析とその応用(18K19729)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
【キーワード】顔表情 / 運動スキル / 眼球運動 / トレンド除去相互相関解析 / 対人認知 (他16件)
【概要】注視、瞬目、視線移動を含む顔の動きや表情は、スポーツにおいて環境を知覚する際の参照枠となると同時に、ダンスや演劇においては身体表現要素となりうる。そこで本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は,熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の...
❏3次元視線‐動作計測による視覚‐運動協調機序の解明とスキルトレーニングへの応用(25242059)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】視知覚 / 運動スキル / 視覚運動協調 / スキル / スポーツ (他12件)
【概要】本研究では、様々な運動スキルにおける、視知覚と行為の結合関係を明らかにすることを目的とした。実験では、注視点計測と3次元動作解析・GPS(全地球測位システム)を組み合わせ、個人スキル、対人スキル、日常動作における注視点、環境/身体知覚、パフォーマンスの熟達差について検討した。その結果、様々なスキルにおける注視点の熟達差は、課題遂行時の知覚過程を反映していることが明らかになり、注視点が身体化された認...
【医歯薬学】社会医学:視知覚視覚を含む研究件
❏奥行き情報の矛盾が生み出す超立体感:「二重否定仮説」の検討(17K04502)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】奥行き手がかり / 空間知覚 / 両眼立体視 / 手がかり統合 / 単眼性(絵画的)手がかり (他20件)
【概要】本研究の目的は,過去の経験とそれに基づいた網膜像の解釈が,視覚体験の質に及ぼす影響について明らかにすることである。例えば我々はステレオグラムやある種の騙し絵に,そのようなシンプルな視覚刺激よりも遥かにリッチな奥行き情報を含んでいるはずの現実世界にはない強い立体感を覚えることがある。本研究が検討する中心的な仮説は,ステレオグラムや錯視を見る際に生じるあの独特な体験の質が,典型的な観察条件下における網...
❏3次元視線‐動作計測による視覚‐運動協調機序の解明とスキルトレーニングへの応用(25242059)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】視知覚 / 運動スキル / 視覚運動協調 / スキル / スポーツ (他12件)
【概要】本研究では、様々な運動スキルにおける、視知覚と行為の結合関係を明らかにすることを目的とした。実験では、注視点計測と3次元動作解析・GPS(全地球測位システム)を組み合わせ、個人スキル、対人スキル、日常動作における注視点、環境/身体知覚、パフォーマンスの熟達差について検討した。その結果、様々なスキルにおける注視点の熟達差は、課題遂行時の知覚過程を反映していることが明らかになり、注視点が身体化された認...
❏誘導色残像現象の総合的な検討 ―残像に皮質は関与するかー(24330208)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 隆夫 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60272449)
【キーワード】視覚 / 色覚 / 視知覚 / 色残効 / 残像 (他7件)
【概要】本研究は,輪郭による強調,反対眼効果,残像選択,写真色残効という4つの現象から色残効の分析を行い,色残効の生起に皮質が関与することを明らかにした.色残効は,順応後のテスト段階で,順応部位に枠を提示すると強調される.また,その枠を,反対眼に提示すると,短時間の陽性残効が生じる.この反対眼効果は,両眼情報の統合によって生じるものであり,皮質の関与が必要である.本研究では,この二つの現象が2次輪郭でも生...
【医歯薬学】社会医学:認知視覚を含む研究件
❏視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構(15H03461)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 (他10件)
【概要】本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
❏メンタルモデルの形式と作業誤りの減少への応用(05780329)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】梅室 博行 東京工業大学, 工学部, 助手 (80251651)
【キーワード】認知 / 情報処理 / 聴覚 / 視覚 / メンタルワークロード (他7件)
【概要】近年の作業環境の高度化・情報化は一方ではより一層の作業誤りの発生の要因となってきている.さらにマルチメディア環境などに代表されるように複数の対象に対して適切な情報処理と操作を行なう必要性も高まっており,誤りのない作業を行なうための手法を確立することは急務となっている. 本研究の目的は作業誤りの原因を調べるために作業者の内的な情報処理のプロセスをモデル化し,さらに作業誤りの減少のために応用することで...
【医歯薬学】社会医学:触覚視覚を含む研究件
❏拡張現実感における視覚・触覚・聴覚のクロスモダリティを用いた感覚提示方式(25330227)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小川 剛史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (60324860)
【キーワード】ユーザインタフェース / 拡張現実感 / クロスモダリティ / 視覚 / 触覚 (他9件)
【概要】本研究は視覚、触覚、聴覚のクロスモダリティを用いて各感覚の知覚を強化し、拡張現実感における仮想オブジェクトのリアリティを向上させるための感覚提示方式の研究開発を行った。提案方式の発展として、触覚の他にも平衡感覚や深部感覚など体性感覚とのクロスモダリティにも着目してヒトの知覚特性をついて検討し、刺激の提示方式について明らかにするとともに、クロスモダリティを用いることで錯覚の生起を制御できることを明ら...
❏五感の編成と序列に関する美学史的研究(23720056)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】吉田 寛 立命館大学, 先端総合学術研究科, 准教授 (40431879)
【キーワード】五感 / 視覚 / 聴覚 / 触覚 / 味覚 (他13件)
【概要】本研究課題は、五感、すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五つの感覚が、西洋哲学史および美学史の中でいつどのように形成され、またいかなる過程や転換を経て、今日まで至るのかを明らかにした。さらにそうした思想史的研究によって、五感の編成と秩序が持つ普遍性および時代的・地域的特性の両面を見極めることで、人間工学やインダストリアルデザインの開発現場で今日喫緊の課題となっている諸感官のバランスや優先順位...
❏高齢者の視触機能低下とその補綴に関する研究-プロダクティブ・エイジングのために-(16330145)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】和氣 洋美 神奈川大学, 人間科学部, 教授 (80122951)
【キーワード】プロダクティブ・エイジング / QOL / 高齢者 / 超高齢社会 / 視覚・触覚のクロス・モダリティー (他13件)
【概要】本研究は高齢者と視覚障害者の認知行動を視覚と触覚の両面から検討し、以下の結果が得られた。 視覚研究:1.高齢者では視認性とカテゴリカル色知覚が低下し一致度の範囲が狭まること、白内障患者のコントラスト感度を測定し加齢による白内障患者の手術の判断基準にコントラスト感度が有効であることを示した。2.視野制限下でパターン変化の見落としが増加し検出反応時間が長くなること、複合図形や重なり図形の知覚において簡...
【医歯薬学】社会医学:運動学習視覚を含む研究件
❏スポーツにおける表情解析とその応用(18K19729)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30302813)
【キーワード】顔表情 / 運動スキル / 眼球運動 / トレンド除去相互相関解析 / 対人認知 (他16件)
【概要】注視、瞬目、視線移動を含む顔の動きや表情は、スポーツにおいて環境を知覚する際の参照枠となると同時に、ダンスや演劇においては身体表現要素となりうる。そこで本研究では、顔身体協調パターン特性の熟達差、認知運動課題実施時の瞳孔径変化、および化粧が他者認知および対自認知に及ぼす影響について検討した。これら一連の研究により,眼球の向きや瞳孔径を含めた顔表情は,熟練者において固有の協調パターンを示し,行為者の...
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
❏3次元視線‐動作計測による視覚‐運動協調機序の解明とスキルトレーニングへの応用(25242059)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】工藤 和俊 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (30302813)
【キーワード】視知覚 / 運動スキル / 視覚運動協調 / スキル / スポーツ (他12件)
【概要】本研究では、様々な運動スキルにおける、視知覚と行為の結合関係を明らかにすることを目的とした。実験では、注視点計測と3次元動作解析・GPS(全地球測位システム)を組み合わせ、個人スキル、対人スキル、日常動作における注視点、環境/身体知覚、パフォーマンスの熟達差について検討した。その結果、様々なスキルにおける注視点の熟達差は、課題遂行時の知覚過程を反映していることが明らかになり、注視点が身体化された認...
【医歯薬学】社会医学:体性感覚視覚を含む研究件
❏体性感覚の尤度低下手法による視覚-体性感覚統合の制御とリダイレクションへの応用(22H03628)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】鳴海 拓志 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (70614353)
【キーワード】多感覚統合 / 尤度 / 体性感覚 / 視覚 / リダイレクション
【概要】
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
【医歯薬学】社会医学:可塑性視覚を含む研究件
❏発達期レム睡眠が育てるノンレム睡眠の成熟 =マウス臨界期操作によるアプローチ=(21K06436)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮本 浩行 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任准教授 (90312280)
【キーワード】睡眠 / 視覚 / 臨界期 / 脳発達 / GABA抑制系 (他7件)
【概要】赤ちゃんや子供にとって睡眠は脳と身体の健やかな成長に重要であると信じられている。発達期にはレム睡眠が豊富で、遅れてノンレム睡眠が成熟してくる。しかし幼弱かつ急速に成長する動物の睡眠を長期的に観測し操作することは容易でないため、発達時のレム睡眠とノンレム睡眠にどのような関係があるのか知られていない。申請者の研究チームはマウス発達過程と脳の臨界期を人工的に分離することに成功し、臨界期前と後の睡眠を大人...
❏視覚経験によって変化する神経回路と睡眠・覚醒時の神経活動の役割(20500364)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮本 浩行 独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 客員研究員 (90312280)
【キーワード】睡眠 / シナプス可塑性 / 視覚 / マルチニューロン記録 / 機能的結合 (他16件)
【概要】睡眠・覚醒中の神経活動の特性を知るため行動するマウス視覚大脳皮質から睡眠・覚醒時のマルチニューロン活動を記録した。これより(1)睡眠中においても覚醒時とは異なる視覚応答が存在すること(2)睡眠中に単シナプス性の機能的結合が上昇するという結果を得た。さらに(3)睡眠中の機能的結合促進は抑制系の制御を受け、(4)NMDA受容体機能を必要とすることが明らかになった。以上の結果をふまえ睡眠は機能的結合の促...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)視覚を含む研究件
❏視覚情報へのマグニチュード理論の検証(20H01783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】視覚 / 量推定 / 空間視 / 密度順応 / fMRI (他6件)
【概要】本年度は研究1「テクスチャ刺激への順応から引き起こされる知覚サイズ圧縮およびテクスチャ知覚に反応する脳部位の特定」のため、fMRI計測のパラメータを決定する予備実験を行った。用いられた順応刺激は、白と黒で定義される100個/9個のドットで構成されるテクスチャ刺激で、順応刺激提示時間は1秒とした。テスト刺激として、黒いエッジのみのサークル刺激と、49個のテクスチャ刺激を順応刺激が提示された視野に続け...
❏知覚は伝染するのか?:心理物理と脳情報デコーディングによる検証(17K18692)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 真介 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (90525578)
【キーワード】他者視点取得 / 心理物理 / 視覚心理 / 視覚 / fMRI (他8件)
【概要】本研究では「ヒトが他者の視知覚を推測する際には、自分自身の(脳内)初期視覚システムを使う」という仮説を心理物理実験により検証した。なお、検証には運動残効と呼ばれる現象を利用した。心理物理実験では、まず、「自分自身が運動刺激を見た後には、自分の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを確認した。次に、「他者が見ている運動刺激を推測する課題において、他者の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを...
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学視覚を含む研究件
❏奥行き情報の矛盾が生み出す超立体感:「二重否定仮説」の検討(17K04502)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】田谷 修一郎 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師 (80401933)
【キーワード】奥行き手がかり / 空間知覚 / 両眼立体視 / 手がかり統合 / 単眼性(絵画的)手がかり (他20件)
【概要】本研究の目的は,過去の経験とそれに基づいた網膜像の解釈が,視覚体験の質に及ぼす影響について明らかにすることである。例えば我々はステレオグラムやある種の騙し絵に,そのようなシンプルな視覚刺激よりも遥かにリッチな奥行き情報を含んでいるはずの現実世界にはない強い立体感を覚えることがある。本研究が検討する中心的な仮説は,ステレオグラムや錯視を見る際に生じるあの独特な体験の質が,典型的な観察条件下における網...
❏姿勢と視覚の加齢変化を考慮した視対象の最適表示空間の特定(18653082)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 寛彦 (2008) 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (60323804)
【キーワード】姿勢 / 前庭・体性感覚 / 視覚 / 方向知覚 / 傾き知覚 (他10件)
【概要】本研究の目的は,視対象を観察するときの姿勢や視線方向が,その対象の知覚や認知過程に与える影響を定量的に明らかにすることであった.昨年度に行った実験により,姿勢の違いにより図形知覚に影響があること,そしてその影響は対象の図形およびそれに対する課題によって異なることが明らかになった.本年度においては,特に視覚対象の刺激パラメータと姿勢を制御して実験を行い,重力方向知覚のための前庭・体性感覚情報と視覚情...
【医歯薬学】薬学:視覚を含む研究件
❏小区分10040:実験心理学関連(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】脳
【研究期間】視覚
【研究代表者】意思決定
【キーワード】注意
【概要】
❏視覚的な快不快とスリルを産み出す脳情報処理機構(20K21803)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 嗜好 / 情動 / 不快感 / 画像統計量 (他6件)
【概要】(1) 種々の時空間周波数,空間周波数・方位バンド幅をもつ静的・動的なバンドパスノイズ刺激の気持ち悪さを決定づける特徴量を明らかにした研究成果が国際学術誌に公刊された.さらに,新たに色の効果を検討した結果,古典的な色彩調和・色嗜好研究で主張されてきた特定の色相や組み合わせに対する嗜好性は追試できないことを確認するとともに,特定の輝度・色の相関構造が一貫して気持ち悪さを引き起こすことを発見した.(2...
❏心理物理学的・神経学的逆相関解析による知覚的意思決定機構の解明(20H01782)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / 視覚 / 意思決定 / 注意 / 知覚 (他6件)
【概要】系列的にサンプルされた視覚情報に基づくダイナミックな知覚的意思決定のメカニズムを解明するため,以下の実験的・計算論的研究を実施した.(1) 線分要素の方位の平均と分散が時間的に変動しつつ高速に提示される動的なテクスチャ刺激の平均方位をできるだけ早く回答させる実験をおこない,観察者の意思決定を決定づける各時刻の刺激情報を反応時間にロックした心理物理学的逆相関解析により導出した.その結果,反応の400...
【医歯薬学】薬学:視覚野視覚を含む研究件
❏マウス高次視覚領野での領野特異的な情報表現の解明(19K07793)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (30723259)
【キーワード】視覚野 / デコーディング / 集団活動 / イメージング / マウス (他10件)
【概要】脳において情報は多数の神経細胞の集団活動に表現されると考えられているが、その詳細は不明な点が多い。本研究ではマウス大脳皮質視覚野での細胞集団による情報表現を調べた。ある画像をマウスに見せたときには、少数の神経細胞のみが活動するが、画像情報は活動する少数の細胞に安定して表現されていた。また、一次視覚野と二次視覚野の間で、細胞集団の活動には異なる画像特徴が表現されていることが示唆された。さらに、マウス...
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
【医歯薬学】薬学:転写因子視覚を含む研究件
❏個体の環境応答行動を制御する光センシング機構の解明(15K07144)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 講師 (60376530)
【キーワード】光生物学 / ゼブラフィッシュ / 体色変化 / 網膜 / オプシン (他8件)
【概要】動物は光環境への応答の一つとして、周囲の明暗や色に合わせて自身の体色を変化させる。真骨魚類ゼブラフィッシュを用いたこれまでの研究から、成魚型の体色変化(背地適応)の光制御には少なくとも2種類の光受容分子P416とP470が関与し、いずれも網膜に存在することがわかっていた。本研究では視細胞欠損個体を用いた実験を行い、P416は視細胞の光受容分子であること、またP470は視細胞以外の網膜ニューロンに存...
❏脳時計ニューロンにおける光シグナリングと概日リズム制御の分子解析(19107002)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】深田 吉孝 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80165258)
【キーワード】脳・神経 / 視覚 / 光 / シグナル伝達 / サーカディアンリズム (他17件)
【概要】本研究では、1)松果体と網膜の光受容ニューロンの特異性を規定する遺伝子ネットワーク、2)概日時計の位相制御機構、3)網膜光受容細胞の光応答特性、という3課題を設定し、動物光受容システムの統合的理解を目指した。その結果、1)松果体特異的な遺伝子発現を司る転写因子等を発見、2)概日時計の位相制御に関わる複数因子を同定して位相決定機構を解明、3)桿体と錐体の光応答特性の違いを生み出す分子機構を明らかにし...
【医歯薬学】薬学:網膜視覚を含む研究件
❏動物の光受容システムの機能成熟と分子・神経メカニズム(22H02661)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60376530)
【キーワード】光受容 / 視覚 / 網膜 / 分化 / 機能成熟
【概要】
❏個体の環境応答行動を制御する光センシング機構の解明(15K07144)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 講師 (60376530)
【キーワード】光生物学 / ゼブラフィッシュ / 体色変化 / 網膜 / オプシン (他8件)
【概要】動物は光環境への応答の一つとして、周囲の明暗や色に合わせて自身の体色を変化させる。真骨魚類ゼブラフィッシュを用いたこれまでの研究から、成魚型の体色変化(背地適応)の光制御には少なくとも2種類の光受容分子P416とP470が関与し、いずれも網膜に存在することがわかっていた。本研究では視細胞欠損個体を用いた実験を行い、P416は視細胞の光受容分子であること、またP470は視細胞以外の網膜ニューロンに存...
❏脳時計ニューロンにおける光シグナリングと概日リズム制御の分子解析(19107002)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】深田 吉孝 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80165258)
【キーワード】脳・神経 / 視覚 / 光 / シグナル伝達 / サーカディアンリズム (他17件)
【概要】本研究では、1)松果体と網膜の光受容ニューロンの特異性を規定する遺伝子ネットワーク、2)概日時計の位相制御機構、3)網膜光受容細胞の光応答特性、という3課題を設定し、動物光受容システムの統合的理解を目指した。その結果、1)松果体特異的な遺伝子発現を司る転写因子等を発見、2)概日時計の位相制御に関わる複数因子を同定して位相決定機構を解明、3)桿体と錐体の光応答特性の違いを生み出す分子機構を明らかにし...
【医歯薬学】薬学:大脳皮質視覚を含む研究件
❏マウス高次視覚領野での領野特異的な情報表現の解明(19K07793)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (30723259)
【キーワード】視覚野 / デコーディング / 集団活動 / イメージング / マウス (他10件)
【概要】脳において情報は多数の神経細胞の集団活動に表現されると考えられているが、その詳細は不明な点が多い。本研究ではマウス大脳皮質視覚野での細胞集団による情報表現を調べた。ある画像をマウスに見せたときには、少数の神経細胞のみが活動するが、画像情報は活動する少数の細胞に安定して表現されていた。また、一次視覚野と二次視覚野の間で、細胞集団の活動には異なる画像特徴が表現されていることが示唆された。さらに、マウス...
❏視覚経験によって変化する神経回路と睡眠・覚醒時の神経活動の役割(20500364)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮本 浩行 独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 客員研究員 (90312280)
【キーワード】睡眠 / シナプス可塑性 / 視覚 / マルチニューロン記録 / 機能的結合 (他16件)
【概要】睡眠・覚醒中の神経活動の特性を知るため行動するマウス視覚大脳皮質から睡眠・覚醒時のマルチニューロン活動を記録した。これより(1)睡眠中においても覚醒時とは異なる視覚応答が存在すること(2)睡眠中に単シナプス性の機能的結合が上昇するという結果を得た。さらに(3)睡眠中の機能的結合促進は抑制系の制御を受け、(4)NMDA受容体機能を必要とすることが明らかになった。以上の結果をふまえ睡眠は機能的結合の促...
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
【医歯薬学】看護学:イメージンク視覚を含む研究件
❏マウス高次視覚領野での領野特異的な情報表現の解明(19K07793)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (30723259)
【キーワード】視覚野 / デコーディング / 集団活動 / イメージング / マウス (他10件)
【概要】脳において情報は多数の神経細胞の集団活動に表現されると考えられているが、その詳細は不明な点が多い。本研究ではマウス大脳皮質視覚野での細胞集団による情報表現を調べた。ある画像をマウスに見せたときには、少数の神経細胞のみが活動するが、画像情報は活動する少数の細胞に安定して表現されていた。また、一次視覚野と二次視覚野の間で、細胞集団の活動には異なる画像特徴が表現されていることが示唆された。さらに、マウス...
❏大脳皮質視覚野の細胞集団における注意の視覚表現への影響(15K16573)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 盛史 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (30723259)
【キーワード】デコーディング / 視覚 / イメージング / 脳 / 注意 (他6件)
【概要】本研究では神経細胞集団による感覚情報の表現および、その状況依存的な修飾の解明を目的とした。特に、マウスの大脳皮質視覚野を対象として、集団神経活動での自然画像の表現や視覚弁別課題中の視覚応答を調べた。成果として、マウス一次視覚野においては、個々の細胞が表現する情報が多様であることで、少数の細胞により自然画像の表現が可能になっていることを明らかにした。また、予備実験の結果からマウス視覚野の視覚応答は弁...
【医歯薬学】看護学:加齢視覚を含む研究件
❏経頭蓋電気刺激を用いた同期的神経活動が視覚・認知に与える効果の検証(19H01771)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】周期的神経活動 / 経頭蓋交流電気刺激 / 視覚 / 神経同期 / 時間知覚 (他10件)
【概要】脳内の同期的神経活動がヒトの知覚や認知に及ぼす効果を検証することを目的として、行動実験、経頭蓋磁気刺激、脳波測定を用いて実験を行った。視覚刺激に時間変調を加え、それにともなって知覚される時間長が変化することを確認した。さらに、時間変調を持つ視覚刺激観察時の脳波を測定し、視覚刺激が脳内の神経同期を引き起こしていることを明らかにした。その際、意識的には知覚されない脳内の神経同期活動が、知覚される時間長...
❏姿勢と視覚の加齢変化を考慮した視対象の最適表示空間の特定(18653082)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】金子 寛彦 (2008) 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (60323804)
【キーワード】姿勢 / 前庭・体性感覚 / 視覚 / 方向知覚 / 傾き知覚 (他10件)
【概要】本研究の目的は,視対象を観察するときの姿勢や視線方向が,その対象の知覚や認知過程に与える影響を定量的に明らかにすることであった.昨年度に行った実験により,姿勢の違いにより図形知覚に影響があること,そしてその影響は対象の図形およびそれに対する課題によって異なることが明らかになった.本年度においては,特に視覚対象の刺激パラメータと姿勢を制御して実験を行い,重力方向知覚のための前庭・体性感覚情報と視覚情...
【医歯薬学】看護学:脳・神経視覚を含む研究件
❏視覚における干渉情報抑制の知覚学習の検討(22830081)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】四本 裕子 慶應義塾大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】知覚学習 / 視覚 / 脳・神経 / 抑制 / 意識
【概要】課題の繰り返しにより知覚課題における成績が向上する知覚学習を用い、信号の検出のみならず、刺激の検出を阻害する外的ノイズの排除を学習する際の行動成績の変化の様子と関係する神経機構の変化について、脳機能イメージングによる検証をおこなった。実験では、ランダムドット運動検出の知覚学習課題において、検出を学習する運動方向以外に抑制されるべき運動方向を提示し、課題成績の推移を検証した。被験者を抑制されるべき運...
❏脳時計ニューロンにおける光シグナリングと概日リズム制御の分子解析(19107002)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】深田 吉孝 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80165258)
【キーワード】脳・神経 / 視覚 / 光 / シグナル伝達 / サーカディアンリズム (他17件)
【概要】本研究では、1)松果体と網膜の光受容ニューロンの特異性を規定する遺伝子ネットワーク、2)概日時計の位相制御機構、3)網膜光受容細胞の光応答特性、という3課題を設定し、動物光受容システムの統合的理解を目指した。その結果、1)松果体特異的な遺伝子発現を司る転写因子等を発見、2)概日時計の位相制御に関わる複数因子を同定して位相決定機構を解明、3)桿体と錐体の光応答特性の違いを生み出す分子機構を明らかにし...
【医歯薬学】看護学:学習視覚を含む研究件
❏魚類脳と空間認知:大規模回遊の神経基盤(18H01104)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】渡辺 茂 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (30051907)
【キーワード】ウナギ / 空間認知 / 学習 / 大脳 / 視覚 (他15件)
【概要】ニホンウナギの空間認知を調べる為に、モリス型迷路と類似した装置を開発し、ウナギの空間学習を初めて実験的に明らかにした。次にこの学習が迷路外の視覚手がかりを利用したものであること、大脳損傷が学習した空間記憶を障害するという知見を得た。嗅覚損傷、視覚損傷による遊泳運動の障害も分析した。ウナギ脳の外部形態を調べるための指標を開発し、他の魚種と比較してその特異性を明らかにした。 ...
❏動物における視覚パターン学習の生理心理学的研究(61450019)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1986 - 1987
【研究代表者】渡辺 茂 慶応義塾大学, 文学部, 助教授 (30051907)
【キーワード】視覚 / パターン認識 / ハト / 記憶 / 転移 (他10件)
【概要】本研究の為に四つの実験を行なった. 最初の二実験では単純な刺激を用いてハトの視覚パターン弁別の両半球間転移における視蓋経由系の役割を明確にし, 円形核を破壊した場合の記憶障害と感覚障害の区別を行なった. 即ち, 非訓練側の円形核破壊は転移時に感覚性の障害をおこし, 結果として転移が障害される. 一方, 訓練側での破壊は, それが訓練前に行われていれば障害をもたらさず, 訓練後の場合は障害をもたらす...
【医歯薬学】看護学:意思決定視覚を含む研究件
❏心理物理学的・神経学的逆相関解析による知覚的意思決定機構の解明(20H01782)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / 視覚 / 意思決定 / 注意 / 知覚 (他6件)
【概要】系列的にサンプルされた視覚情報に基づくダイナミックな知覚的意思決定のメカニズムを解明するため,以下の実験的・計算論的研究を実施した.(1) 線分要素の方位の平均と分散が時間的に変動しつつ高速に提示される動的なテクスチャ刺激の平均方位をできるだけ早く回答させる実験をおこない,観察者の意思決定を決定づける各時刻の刺激情報を反応時間にロックした心理物理学的逆相関解析により導出した.その結果,反応の400...
❏視聴覚情報の時空間統計量の把握に関わる脳情報処理機構(15H03461)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60447034)
【キーワード】視覚 / 統計量 / 意思決定 / 認知 / 知覚 (他10件)
【概要】本研究では,画像や文字などで与えられるデータの時間的・空間的な統計量の把握や予測,意思決定に関わる脳情報処理を一連の心理物理学実験により検討した.主要な結果として,動的に変化する視覚特徴(数字を除く)の時間的な平均トレンドの推定および未来の予期の両面において,人間は直近の情報に強く依存して意思決定をすることが明らかになった.これらの結果は入力情報の一次(過去トレンドの推定の場合)・二次微分(未来の...
【医歯薬学】看護学:睡眠視覚を含む研究件
❏発達期レム睡眠が育てるノンレム睡眠の成熟 =マウス臨界期操作によるアプローチ=(21K06436)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮本 浩行 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任准教授 (90312280)
【キーワード】睡眠 / 視覚 / 臨界期 / 脳発達 / GABA抑制系 (他7件)
【概要】赤ちゃんや子供にとって睡眠は脳と身体の健やかな成長に重要であると信じられている。発達期にはレム睡眠が豊富で、遅れてノンレム睡眠が成熟してくる。しかし幼弱かつ急速に成長する動物の睡眠を長期的に観測し操作することは容易でないため、発達時のレム睡眠とノンレム睡眠にどのような関係があるのか知られていない。申請者の研究チームはマウス発達過程と脳の臨界期を人工的に分離することに成功し、臨界期前と後の睡眠を大人...
❏視覚経験によって変化する神経回路と睡眠・覚醒時の神経活動の役割(20500364)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】宮本 浩行 独立行政法人理化学研究所, シナプス分子機構研究チーム, 客員研究員 (90312280)
【キーワード】睡眠 / シナプス可塑性 / 視覚 / マルチニューロン記録 / 機能的結合 (他16件)
【概要】睡眠・覚醒中の神経活動の特性を知るため行動するマウス視覚大脳皮質から睡眠・覚醒時のマルチニューロン活動を記録した。これより(1)睡眠中においても覚醒時とは異なる視覚応答が存在すること(2)睡眠中に単シナプス性の機能的結合が上昇するという結果を得た。さらに(3)睡眠中の機能的結合促進は抑制系の制御を受け、(4)NMDA受容体機能を必要とすることが明らかになった。以上の結果をふまえ睡眠は機能的結合の促...