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研究分野別サイレントキーワード
「核酸」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】地球惑星科学:相分離核酸を含む研究件
❏化学合成短鎖核酸の凝集による細胞核内ゲノム高次構造改変の探索(21K19040)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】核酸 / 転写因子 / 相分離 / ハイブリダイゼーション / マイクロRNA
【概要】化学合成短鎖核酸は細胞に入り込むと速やかに細胞核へ移動して、核内で蓄積する。蓄積した核酸が集合体を作る場合、その集合体が一定の濃度で結合タンパク質を呼び寄せることができれば、相分離を引き起こして液滴状顆粒を形成するかもしれない。本研究では、蛍光標識した化学合成短鎖核酸をHeLa細胞に取り込ませた。連続ハイブリダイゼーションによって集合体を形成する配列を持つ1対の化学合成短鎖核酸を細胞へ取り込ませた...
❏冥王代熱水系における二酸化炭素流体を用いた生体高分子合成実験(18K18783)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】藤島 皓介 東京工業大学, 地球生命研究所, 准教授 (00776411)
【キーワード】化学進化 / アミノ酸 / 核酸 / 二酸化炭素流体 / 初期地球 (他16件)
【概要】原始地球環境において生体関連高分子がどのように合成されるのかは「生命の起源」研究における重要課題である。生命システムは水中では熱力学的に準安定な核酸やアミノ酸の高分子(ポリマー)が関与していることから、本研究では深海熱水系近傍に溜まるCO2流体(液体/超臨界)の疎水性/親水性の2層環境に着目し小型高圧リアクターを用いて同環境を再現した。リアクター内でアミノ酸や核酸の構成因子の組み合わせに対する化学...
【化学】複合化学:高分子化学核酸を含む研究件
❏アミノアシルtRNA の革新的精密有機化学合成(20750129)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60376960)
【キーワード】アミノシルtRNA / 核酸合成 / 保護基 / tRNA / 核酸 (他7件)
【概要】我々は、ヌクレオシドやオリゴヌクレオチドに導入したアミジン型保護基を1-ヒドロキシベンゾトリアゾールまたはイミダゾリウムトリフラートを含む弱酸溶媒で、加熱脱保護する新手法を開発した。さらに、この手法を用いて塩基性条件下非常に不安定なアデニン塩基にアシル基を有するオリゴヌクレオチドの合成にも成功した。現在は、この手法を駆使し、様々な人工アミノアシルRNA の合成をおこなっている。 ...
❏ゲノムDNAの精密有機化学合成(18750144)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60376960)
【キーワード】ゲノム / 核酸 / 有機化学 / 高分子化学
【概要】本研究は、10万塩基対以上の細菌のゲノムDNAを迅速かつ高純度で化学合成することを最終目的としている。汎用されているホスホロアミダイトDNA合成では、固相担体上に一塩基ずつ鎖伸長を行い、目的のオリゴヌクレオチドを得ている。しかし、数十量体のDNAオリゴマーであれば、迅速かつ高純度で安定供給が可能であるが、数百量体のDNAオリゴマーになると鎖伸長効率やデブリネーションの問題から化学合成が困難である。...
【化学】複合化学:核酸合成核酸を含む研究件
❏修飾U1snRNAを用いた新規核酸医薬の開発(16K05840)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (60376960)
【キーワード】U snRNA / スプライシング / 核酸合成 / U1 snRNA / U11 snRNA (他7件)
【概要】本研究では、U snRNAを4つにわけたRNAオリゴマーをRNA Ligaseを用いて酵素連結反応をおこなったところ、U sn RNAの高次構造の影響によりその連結効率が非常に低く、目的のU snRNAを得る事ができなかった。この高次構造による影響を少なくするために、splint DNAとDNA Ligaseを用いて酵素連結反応を行ったところ、効率良く目的のU snRNA の合成に成功した。 また...
❏アミノアシルtRNA の革新的精密有機化学合成(20750129)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60376960)
【キーワード】アミノシルtRNA / 核酸合成 / 保護基 / tRNA / 核酸 (他7件)
【概要】我々は、ヌクレオシドやオリゴヌクレオチドに導入したアミジン型保護基を1-ヒドロキシベンゾトリアゾールまたはイミダゾリウムトリフラートを含む弱酸溶媒で、加熱脱保護する新手法を開発した。さらに、この手法を用いて塩基性条件下非常に不安定なアデニン塩基にアシル基を有するオリゴヌクレオチドの合成にも成功した。現在は、この手法を駆使し、様々な人工アミノアシルRNA の合成をおこなっている。 ...
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
【化学】複合化学:色素核酸を含む研究件
❏生体機能観察のための新規光開始型色素の設計(20655039)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】岡本 晃充 独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員) (60314233)
【キーワード】色素 / 核酸 / 光反応 / 脱ケージング
【概要】光による分子操作は、生体素材を標的にした分子観察において必須の手段である。分子を遠隔操作することにより、生体素材へのダメージを極力小さくすることができると同時に、結果を知りたい標的だけの分子観察を可能にする。特に、光照射により分子に取り付けられた「留め金」が外れ、分子が機能を示すようになる「光ケージド」系は、分子観察だけでなく生体分子の新たな制御法として世界的に注目されている。特に生体分子と相互作...
❏核酸機能の効果的時空間解析のための励起子制御イメージング(20350083)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岡本 晃充 独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員) (60314233)
【キーワード】励起子相互作用 / 蛍光イメージング / 蛍光色素 / DNA / 核酸 (他8件)
【概要】励起子相互作用による蛍光消光を効果的に使用した新しい発想のオン-オフ蛍光核酸プローブ(近赤外)を設計・作成した。このプローブは、プローブだけのときには色素の二量化によってほとんど蛍光を示さないが、標的配列(DNA・RNA)とハイブリダイゼーションしたとき二量体構造が崩れ、強い蛍光発光を与えた。 ...
【化学】複合化学:アブタマー核酸を含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏ウイルス様粒子を新規材料とした膜タンパク質結合RNAアプタマー創製法の開発(17K20087)
【研究テーマ】人間医工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 理貴 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (00549529)
【キーワード】アプタマー / 膜タンパク質 / virus-like particle / ウイルス様粒子 / RNAアプタマー (他9件)
【概要】ウイルス様粒子(virus-like particle, VLP)で生理的構造を維持した膜タンパク質を標的とした新規のアプタマー創製技術の確立に成功した。モデル標的として、重要な創薬標的である数種のGタンパク質共役型受容体(GPCR)を選定し当該技術の最適化と高度化を図った。その結果、GPCRの機能を阻害するアンタゴニストに加えパーシャルアゴニストの取得にも成功し、VLPを活用した膜タンパク質に対...
❏分解反応の遷移状態構造に立脚した新型核酸医薬を志向した核酸酵素の創製(15KT0057)
【研究テーマ】遷移状態制御
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】RNA / アプタマー / 核酸構造 / バクテリア / 核酸 (他9件)
【概要】菌の増殖は、食物発酵や環境衛生に関連する分野では、モニターすべき最も基本的な情報である。今までは、採取した菌を培養しそれを顕微鏡で観察しており、さらにより詳しい情報を得るためには菌から核酸を抽出し増幅することによって元の菌の量を定量していた。菌を扱うには、簡便かつ即時的な分析が必要であるが、これまでの方法では困難だった。われわれは、その場で菌の増殖を蛍光で検出できる化学システムを構築した。増殖の元...
【化学】複合化学:金属錯体核酸を含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
❏遺伝子調節領域のATクラスター部位を認識・変換する金属錯体(08877339)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現 / 金属錯体 / 分子認識 / 核酸 / 遺伝子調節領域 (他7件)
【概要】蛋白質は、α-ヘリックス、β-シートなどの特殊な構造部位によりDNAの特定位置に結合するが、このような相互作用は通常タンパク質全体の高次構造を必要とする。申請者は、DNA結合性金属錯体をオリゴペプチドに担持することによりDNA上でオリゴペプチドの折れたたみが誘起され、三者による超分子が形成されると考えた。本研究では、DNAの特定部位に相補的なオリドペプチド-金属錯体を合成し、DNAとの相互作用を種...
【化学】複合化学:オリゴヌクレオチド核酸を含む研究件
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(15655062)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(14658187)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
【化学】複合化学:自己集合核酸を含む研究件
❏in vitro RNA進化におけるコアセルベート液滴の機能的役割の検証(18K14354)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】ジャー トニーズィ (ジャー トニー) 東京工業大学, 地球生命研究所, 特任助教 (10800328)
【キーワード】Origins of Life / Protocells / Coacervates / Astrobiology / Prebiotic Chemistry (他16件)
【概要】このプロジェクトは液ー液相分離 (LLPS: リキッドーリキッドフェーズセパレーション) によって形成された膜のない液滴を用いることでプロトセルモデルの理解を深めることに貢献しました。最初にDNA (デオキシリボ核酸) とペプチド (ポリリジン) から構成されるコアセルベートの構造の進化を研究し、次に膜のないプロトセルモデルとして、ポリエステル液滴の機能を研究しました。 ...
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
【生物学】生物学:遺伝子及び染色体核酸を含む研究件
❏相同組換えタンパク質の高次構造ダイナミクスとその機能的役割の解明(17570097)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】相同組換え / 二重鎖切断修復 / 遺伝的組換え / Rad51 / Dmc1 (他16件)
【概要】相同組換えは、DNAの二重鎖切断損傷の修復や減数分裂期での遺伝的組換えにおいて重要な役割を果たしている。相同組換えの要の反応である相同的対合は、バクテリアRecAおよび2種類の真核生物型RecAホモログであるRad51とDmc1によって触媒されることが知られている。これらの相同的対合タンパク質(RecA、Rad51、およびDmc1)は、WalkerタイプのATPaseモチーフを持ち、単量体としては...
❏ヒトDNA組換え装置サブユニットの高次構造と機能に関する研究(15770076)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】遺伝情報再編 / 生体高分子構造・機能 / 遺伝子及び染色体 / タンパク質と酵素 / 核酸 (他8件)
【概要】ゲノムDNAは細胞内において常に損傷を受けている。中でも二重鎖切断損傷は、染色体異常の直接的な原因となる。二重鎖切断は、相同組換えを経由したDNA修復経路によって速やかに修復されるが、そのメカニズムについては生化学的にも構造生物学的にも解析が進んでおらず、その分子機構の理解は不十分である。相同組換え反応の要の反応は相同的対合反応である。相同的対合反応の分子機構を明らかにするために、減数分裂期での相...
【生物学】生物学:タンパク質と酵素核酸を含む研究件
❏相同組換えタンパク質の高次構造ダイナミクスとその機能的役割の解明(17570097)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】相同組換え / 二重鎖切断修復 / 遺伝的組換え / Rad51 / Dmc1 (他16件)
【概要】相同組換えは、DNAの二重鎖切断損傷の修復や減数分裂期での遺伝的組換えにおいて重要な役割を果たしている。相同組換えの要の反応である相同的対合は、バクテリアRecAおよび2種類の真核生物型RecAホモログであるRad51とDmc1によって触媒されることが知られている。これらの相同的対合タンパク質(RecA、Rad51、およびDmc1)は、WalkerタイプのATPaseモチーフを持ち、単量体としては...
❏ヒトDNA組換え装置サブユニットの高次構造と機能に関する研究(15770076)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】遺伝情報再編 / 生体高分子構造・機能 / 遺伝子及び染色体 / タンパク質と酵素 / 核酸 (他8件)
【概要】ゲノムDNAは細胞内において常に損傷を受けている。中でも二重鎖切断損傷は、染色体異常の直接的な原因となる。二重鎖切断は、相同組換えを経由したDNA修復経路によって速やかに修復されるが、そのメカニズムについては生化学的にも構造生物学的にも解析が進んでおらず、その分子機構の理解は不十分である。相同組換え反応の要の反応は相同的対合反応である。相同的対合反応の分子機構を明らかにするために、減数分裂期での相...
【生物学】生物学:X線結晶解析核酸を含む研究件
❏相同組換えタンパク質の高次構造ダイナミクスとその機能的役割の解明(17570097)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】相同組換え / 二重鎖切断修復 / 遺伝的組換え / Rad51 / Dmc1 (他16件)
【概要】相同組換えは、DNAの二重鎖切断損傷の修復や減数分裂期での遺伝的組換えにおいて重要な役割を果たしている。相同組換えの要の反応である相同的対合は、バクテリアRecAおよび2種類の真核生物型RecAホモログであるRad51とDmc1によって触媒されることが知られている。これらの相同的対合タンパク質(RecA、Rad51、およびDmc1)は、WalkerタイプのATPaseモチーフを持ち、単量体としては...
❏ヒトDNA組換え装置サブユニットの高次構造と機能に関する研究(15770076)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】遺伝情報再編 / 生体高分子構造・機能 / 遺伝子及び染色体 / タンパク質と酵素 / 核酸 (他8件)
【概要】ゲノムDNAは細胞内において常に損傷を受けている。中でも二重鎖切断損傷は、染色体異常の直接的な原因となる。二重鎖切断は、相同組換えを経由したDNA修復経路によって速やかに修復されるが、そのメカニズムについては生化学的にも構造生物学的にも解析が進んでおらず、その分子機構の理解は不十分である。相同組換え反応の要の反応は相同的対合反応である。相同的対合反応の分子機構を明らかにするために、減数分裂期での相...
【生物学】生物学:RNA修飾核酸を含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏RNA成熟マシナリーの構造的基盤と機能進化(23350081)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / タンパク質 / RNA / RNA (他12件)
【概要】本研究は、「RNA成熟システムの全体像を物理・化学的手法で包括的に理解する」ことを目標とした。申請は、3年間の短期申請で、生命の3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)で起源生物に近い単細胞生物のRNA成熟システムを中心に調べた。RNA成熟に関わるtRNA修飾酵素、tRNAスプライシングエンドヌクレアーゼなどについて、X線結晶構造解析、生化学的解析を併用して、その性質を明らかにした。また、遺伝...
❏RNA修飾酵素とその基質RNA認識機構の分子進化(17613003)
【研究テーマ】極限環境生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 助教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / 生体分子 / ゲノム / 進化 (他9件)
【概要】本研究により、明らかとなった学術的知見は多岐にわたりますが、当初予定した三つの主要課題に照らし合わせつつ、記述すると下記のようになります。 (1)高温環境下の試験管内で、きちんと動作するRNA修飾系を組み立てる。 RNA修飾系において、RNAの構造安定化因子は(i)修飾ヌクレオシド自身(ii)RNA結合タンパク質(iii)ポリアミン(iv)塩類の4つであると思われます。細胞内における塩類濃度・組成...
【生物学】基礎生物学:tRNA核酸を含む研究件
❏RNA成熟マシナリーの構造的基盤と機能進化(23350081)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / タンパク質 / RNA / RNA (他12件)
【概要】本研究は、「RNA成熟システムの全体像を物理・化学的手法で包括的に理解する」ことを目標とした。申請は、3年間の短期申請で、生命の3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)で起源生物に近い単細胞生物のRNA成熟システムを中心に調べた。RNA成熟に関わるtRNA修飾酵素、tRNAスプライシングエンドヌクレアーゼなどについて、X線結晶構造解析、生化学的解析を併用して、その性質を明らかにした。また、遺伝...
❏アミノアシルtRNA の革新的精密有機化学合成(20750129)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60376960)
【キーワード】アミノシルtRNA / 核酸合成 / 保護基 / tRNA / 核酸 (他7件)
【概要】我々は、ヌクレオシドやオリゴヌクレオチドに導入したアミジン型保護基を1-ヒドロキシベンゾトリアゾールまたはイミダゾリウムトリフラートを含む弱酸溶媒で、加熱脱保護する新手法を開発した。さらに、この手法を用いて塩基性条件下非常に不安定なアデニン塩基にアシル基を有するオリゴヌクレオチドの合成にも成功した。現在は、この手法を駆使し、様々な人工アミノアシルRNA の合成をおこなっている。 ...
❏RNA修飾酵素とその基質RNA認識機構の分子進化(17613003)
【研究テーマ】極限環境生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 助教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / 生体分子 / ゲノム / 進化 (他9件)
【概要】本研究により、明らかとなった学術的知見は多岐にわたりますが、当初予定した三つの主要課題に照らし合わせつつ、記述すると下記のようになります。 (1)高温環境下の試験管内で、きちんと動作するRNA修飾系を組み立てる。 RNA修飾系において、RNAの構造安定化因子は(i)修飾ヌクレオシド自身(ii)RNA結合タンパク質(iii)ポリアミン(iv)塩類の4つであると思われます。細胞内における塩類濃度・組成...
【生物学】人類学:進化核酸を含む研究件
❏生命進化に伴うRNA修飾酵素の機能変化の構造基盤(19350087)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】酵素化学 / 核酸 / 酵素 / 生体分子 / ゲノム (他6件)
【概要】生命は真核生物、真正細菌、古細菌の3つに分類される。本研究では、この3つの生物界で、RNA修飾酵素の構造と機能がどう異なっているかを調べた。その結果、新たにマルチサイト特異性酵素を発見し、葉酸依存性RNAメチル化酵素のX線結晶構造解析に成功し、その触媒機構を提案し、タンパク質ノット型RNAメチル化酵素の基質RNA認識が多段階からなっていることを証明し、さらにRNA修飾ネットワークが存在することを発...
❏RNA修飾酵素とその基質RNA認識機構の分子進化(17613003)
【研究テーマ】極限環境生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 助教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / 生体分子 / ゲノム / 進化 (他9件)
【概要】本研究により、明らかとなった学術的知見は多岐にわたりますが、当初予定した三つの主要課題に照らし合わせつつ、記述すると下記のようになります。 (1)高温環境下の試験管内で、きちんと動作するRNA修飾系を組み立てる。 RNA修飾系において、RNAの構造安定化因子は(i)修飾ヌクレオシド自身(ii)RNA結合タンパク質(iii)ポリアミン(iv)塩類の4つであると思われます。細胞内における塩類濃度・組成...
【総合理工】応用物理学:自己組織化膜核酸を含む研究件
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(15655062)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(14658187)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
【工学】土木工学:電極核酸を含む研究件
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(15655062)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(14658187)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
【工学】土木工学:熱力学核酸を含む研究件
❏次世代型CRISPRシステムの構築によるヒト遺伝子機能解明のための基盤技術開発(15H04319)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】程 久美子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50213327)
【キーワード】CRISPR / dCas9 / base-pairing / thermodynamics / melting temperature (他10件)
【概要】本研究は、CRISPR法の改良による次世代型ヒト遺伝子機能解明のための基盤技術の開発を目的とした研究である。CRISPRシステムとは、原核生物の免疫防御システムを利用した新しいゲノム編集法であり、あらゆる生物種に応用可能な画期的技術として注目されている。CRISPR法では、標的部位を塩基配列で識別するガイドRNAがCas9たんぱく質と複合体を形成し、ガイドRNAが対合したゲノム領域をCas9が切断...
❏天然変性タンパク質の相互作用解析による新規分子認識モデルの創成(24750166)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】長門石 曉 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30550248)
【キーワード】天然変性型蛋白質 / 熱力学 / 相互作用 / 核酸 / 天然変性蛋白質 (他7件)
【概要】本研究では、IDPと核酸間の相互作用のメカニズムの解明を目指し、ヒト由来のY-box binding protein 1 (YB-1) をモデル蛋白質として取り上げた。本研究における熱量解析の結果より、YB-1はC-term1をDNA結合部位として機能させていることが示された。一方、YB-1のCSD領域はRNAと特異的な相互作用をする部位であることが分った。これらの結論は、YB-1を欠損体から評価...
【工学】総合工学:バイオセンサー核酸を含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏核酸の光機能化に基づく新規バイオセンサーの開発と細胞分析基板技術への応用(17750079)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】吉本 敬太郎 理研, 研究員 (60392172)
【キーワード】アプタマー / 核酸 / バイオセンサー
【概要】標的分子と相互作用することで蛍光や吸光スペクトルが大きく変化するアプタマーが多数提案されている。最も一般的なものは,核酸の両末端に蛍光団と消光団を結合させたFRET型のアプタマーで,分子の検出のみならず遺伝子診断などにも利用されている。しかしながら,同現象を細胞内などで利用する場合,生体内に存在する多くの生体成分が蛍光団や消光分子に与える影響を排除することは困難であり,アプタマーのさらなる高性能化...
【工学】総合工学:構造解析核酸を含む研究件
❏RNA成熟マシナリーの構造的基盤と機能進化(23350081)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / タンパク質 / RNA / RNA (他12件)
【概要】本研究は、「RNA成熟システムの全体像を物理・化学的手法で包括的に理解する」ことを目標とした。申請は、3年間の短期申請で、生命の3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)で起源生物に近い単細胞生物のRNA成熟システムを中心に調べた。RNA成熟に関わるtRNA修飾酵素、tRNAスプライシングエンドヌクレアーゼなどについて、X線結晶構造解析、生化学的解析を併用して、その性質を明らかにした。また、遺伝...
❏核酸塩基認識能を有する水素結合性希土類錯体の創製と核酸配列・構造解析への応用(20750055)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】吉本 敬太郎 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60392172)
【キーワード】核酸 / 分子認識 / ランタノイド錯体 / 遺伝子診断・解析 / 蛍光識別 (他10件)
【概要】水素結合性核酸塩基認識試薬であるAMNDの機能化を試みるため、ランタノイド形成部位であるDOTAをコンジュゲートした新規化合物AMND-DOTAの合成を試みた。その結果、(1)AMNDがエネルギー移動発光用のアンテナ蛍光団として利用可能、(2)ピリミジン塩基選択性を示すAMNDの核酸塩基選択性が保持されたまま、DOTA骨格の導入が可能、(3)DOTA骨格へTbイオンを配位させることでピリミジン塩基...
【総合生物】ゲノム科学:生体高分子構造・機能核酸を含む研究件
❏相同組換えタンパク質の高次構造ダイナミクスとその機能的役割の解明(17570097)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】相同組換え / 二重鎖切断修復 / 遺伝的組換え / Rad51 / Dmc1 (他16件)
【概要】相同組換えは、DNAの二重鎖切断損傷の修復や減数分裂期での遺伝的組換えにおいて重要な役割を果たしている。相同組換えの要の反応である相同的対合は、バクテリアRecAおよび2種類の真核生物型RecAホモログであるRad51とDmc1によって触媒されることが知られている。これらの相同的対合タンパク質(RecA、Rad51、およびDmc1)は、WalkerタイプのATPaseモチーフを持ち、単量体としては...
❏ヒトDNA組換え装置サブユニットの高次構造と機能に関する研究(15770076)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】遺伝情報再編 / 生体高分子構造・機能 / 遺伝子及び染色体 / タンパク質と酵素 / 核酸 (他8件)
【概要】ゲノムDNAは細胞内において常に損傷を受けている。中でも二重鎖切断損傷は、染色体異常の直接的な原因となる。二重鎖切断は、相同組換えを経由したDNA修復経路によって速やかに修復されるが、そのメカニズムについては生化学的にも構造生物学的にも解析が進んでおらず、その分子機構の理解は不十分である。相同組換え反応の要の反応は相同的対合反応である。相同的対合反応の分子機構を明らかにするために、減数分裂期での相...
【総合生物】ゲノム科学:染色体構築・機能・分配核酸を含む研究件
❏相同組換えタンパク質の高次構造ダイナミクスとその機能的役割の解明(17570097)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】相同組換え / 二重鎖切断修復 / 遺伝的組換え / Rad51 / Dmc1 (他16件)
【概要】相同組換えは、DNAの二重鎖切断損傷の修復や減数分裂期での遺伝的組換えにおいて重要な役割を果たしている。相同組換えの要の反応である相同的対合は、バクテリアRecAおよび2種類の真核生物型RecAホモログであるRad51とDmc1によって触媒されることが知られている。これらの相同的対合タンパク質(RecA、Rad51、およびDmc1)は、WalkerタイプのATPaseモチーフを持ち、単量体としては...
❏ヒトDNA組換え装置サブユニットの高次構造と機能に関する研究(15770076)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】遺伝情報再編 / 生体高分子構造・機能 / 遺伝子及び染色体 / タンパク質と酵素 / 核酸 (他8件)
【概要】ゲノムDNAは細胞内において常に損傷を受けている。中でも二重鎖切断損傷は、染色体異常の直接的な原因となる。二重鎖切断は、相同組換えを経由したDNA修復経路によって速やかに修復されるが、そのメカニズムについては生化学的にも構造生物学的にも解析が進んでおらず、その分子機構の理解は不十分である。相同組換え反応の要の反応は相同的対合反応である。相同的対合反応の分子機構を明らかにするために、減数分裂期での相...
【総合生物】神経科学:リボソーム核酸を含む研究件
❏生体内動態の時空間制御による機能的核酸デリバリーシステムの創製(25670081)
【研究テーマ】医療系薬学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】金澤 秀子 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (10240996)
【キーワード】ドラッグデリバリー / 核酸デリバリー / ナノリポソーム / 機能性高分子 / 温度応答性 (他9件)
【概要】表面に温度応答性高分子ポリ-N-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAAm)共重合体を修飾したカチオン性リポソームを作製した。リポソーム表面の固定水層厚(FALT)を測定し,細胞取り込み効率について評価した結果,PNIPAAmが親水性となる転移温度LCST以下ではPEG修飾リポソームと同様に表面に水和層が形成され,血清タンパクとの相互作用を回避でき,血中安定性が高くなる。一方,LCST以上ではPN...
❏リボソームによる配列制御型合成系の拡張に向けた非天然基質の合理的設計(19685016)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山東 信介 九州大学, 稲盛フロンティア研究センター, 教授 (20346084)
【キーワード】蛋白質 / リボソーム / 配列制御型合成 / 配列制御合成 / 核酸 (他7件)
【概要】細胞が利用する翻訳システムは配列が制御された生体分子(蛋白質)を合成できる画期的な分子機械である。本課題では、この蛋白質翻訳システムを利用した人工分子合成に向け、使用できる基質の拡張に向けた有機化学的アプローチを実施した。その結果、基質拡張に向けた指針を得るとともに、非天然基質の効率的利用に向けた新しい手法の開発に成功した。 ...
【総合生物】実験動物学:機能性RNA核酸を含む研究件
❏機能性非コードRNA結合蛋白質を網羅的に同定する新たな基盤技術の開発(16K15212)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
【キーワード】非コードRNA / 蛋白質 / 機能性RNA / 核酸 / 細胞 (他8件)
【概要】近年、miRNAやlncRNA等に代表されるノンコーディング(nc)RNAが、細胞内で核酸や蛋白質と相互作用して、多彩な生命機能の制御に寄与すること、また、その異常が疾病発症に関与することが明らかにされ、注目を集めている。しかし、個々のncRNAの機能に関しては依然として不明な点が多い。本研究では、ncRNAの機能解析に資する新たな基盤技術の確立を目指して、生細胞内でncRNAと特異的に結合する分...
❏機能性RNAの微生物生産およびRNA発現菌の利用(25252017)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2016-03-31
【研究代表者】菊池 洋 豊橋技術科学大学, 研究推進アドミニストレーションセンター, 特命教授 (40273320)
【キーワード】発酵 / 核酸 / 応用微生物学 / RNA生産 / RNAドラッグ (他8件)
【概要】細胞外に核酸を放出する海洋性細菌Rhodovulum sulfidophilumに任意の機能性RNAの塩基配列を組込んだRNA発現プラスミドを導入し培地中に機能性RNAを生産させる技術開発を行った。以前、RNAアプタマー1種の生産に成功していたが、本研究では、まず、遺伝子発現の強い抑制が可能なshort hairpin RNAの生産に成功した。さらに本菌の安全性保証に重要な基礎研究も進め、本菌のク...
【農学】農芸化学:発酵核酸を含む研究件
❏分解反応の遷移状態構造に立脚した新型核酸医薬を志向した核酸酵素の創製(15KT0057)
【研究テーマ】遷移状態制御
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】RNA / アプタマー / 核酸構造 / バクテリア / 核酸 (他9件)
【概要】菌の増殖は、食物発酵や環境衛生に関連する分野では、モニターすべき最も基本的な情報である。今までは、採取した菌を培養しそれを顕微鏡で観察しており、さらにより詳しい情報を得るためには菌から核酸を抽出し増幅することによって元の菌の量を定量していた。菌を扱うには、簡便かつ即時的な分析が必要であるが、これまでの方法では困難だった。われわれは、その場で菌の増殖を蛍光で検出できる化学システムを構築した。増殖の元...
❏機能性RNAの微生物生産およびRNA発現菌の利用(25252017)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2016-03-31
【研究代表者】菊池 洋 豊橋技術科学大学, 研究推進アドミニストレーションセンター, 特命教授 (40273320)
【キーワード】発酵 / 核酸 / 応用微生物学 / RNA生産 / RNAドラッグ (他8件)
【概要】細胞外に核酸を放出する海洋性細菌Rhodovulum sulfidophilumに任意の機能性RNAの塩基配列を組込んだRNA発現プラスミドを導入し培地中に機能性RNAを生産させる技術開発を行った。以前、RNAアプタマー1種の生産に成功していたが、本研究では、まず、遺伝子発現の強い抑制が可能なshort hairpin RNAの生産に成功した。さらに本菌の安全性保証に重要な基礎研究も進め、本菌のク...
【農学】生産環境農学:修飾核酸塩基核酸を含む研究件
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(15655062)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
❏核酸自己組織化膜を利用したハイスループット可能なバイオセンサーの開発(14658187)
【研究テーマ】生物有機科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002
【研究代表者】岡本 晃充 京都大学, 工学研究科, 助手 (60314233)
【キーワード】電極 / 核酸 / 修飾核酸塩基 / オリゴヌクレオチド / 自己組織化膜
【概要】ヒト遺伝子のドラフトシーケンシングが終了し、これを生かしたゲノム解析、プロテオーム解析が始められている。しかしながら、それら解析は非常に手間がかかるとともに、解析システムの感度も高くない。私は、有機合成化学的に分子設計した分子を解析システム上に導入することによって、省資源化、高感度化を図ることができると考えた。特にDNAはアドレス機能を有するタグとして働き、また近年では導電性も議論されていることか...
【農学】境界農学:枯草菌核酸を含む研究件
❏ゲノム合成の基盤技術を自然界でのDNA水平伝播現象をもとに構築する(18K06196)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ゲノム合成 / コンティグDNA / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他11件)
【概要】物理的なダメージを受けやすいサイズの大きなDNAを効率良く細胞中で合成する方法として、枯草菌を用いたプロトプラスト法による形質転換で、一度に複数のコンティグDNA断片を細胞中で連結する手法を考案した。また供与菌宿主として枯草菌を溶菌させ、溶菌液を用いて抽出・精製操作を経ずに大腸菌、出芽酵母へ導入する方法も開発できた。さらに接合伝達法についても大腸菌から真核細胞の酵母へ簡便に長鎖DNAを導入できるこ...
❏水平伝播を利用した細胞間ダイレクトクローニング技術の開発(26430197)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ダイレクトクローニング / 大腸菌 / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他8件)
【概要】微生物間におけるDNAの水平伝播を模して、DNAを抽出・精製することなく、迅速かつ簡便に他の宿主に移行する「細胞間ダイレクトクローニング技術」の開発において、プラスミドDNAを保持する大腸菌をビルレントファージによって溶菌させ、溶菌液を直接用いて枯草菌を形質転換させる詳細な条件検討を行い、効率良くプラスミドDNAを大腸菌から枯草菌へ送り込む最適条件を確立することができた。連続的に用いることで枯草菌...
【農学】森林圏科学:応用微生物核酸を含む研究件
❏ゲノム合成の基盤技術を自然界でのDNA水平伝播現象をもとに構築する(18K06196)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ゲノム合成 / コンティグDNA / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他11件)
【概要】物理的なダメージを受けやすいサイズの大きなDNAを効率良く細胞中で合成する方法として、枯草菌を用いたプロトプラスト法による形質転換で、一度に複数のコンティグDNA断片を細胞中で連結する手法を考案した。また供与菌宿主として枯草菌を溶菌させ、溶菌液を用いて抽出・精製操作を経ずに大腸菌、出芽酵母へ導入する方法も開発できた。さらに接合伝達法についても大腸菌から真核細胞の酵母へ簡便に長鎖DNAを導入できるこ...
❏水平伝播を利用した細胞間ダイレクトクローニング技術の開発(26430197)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ダイレクトクローニング / 大腸菌 / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他8件)
【概要】微生物間におけるDNAの水平伝播を模して、DNAを抽出・精製することなく、迅速かつ簡便に他の宿主に移行する「細胞間ダイレクトクローニング技術」の開発において、プラスミドDNAを保持する大腸菌をビルレントファージによって溶菌させ、溶菌液を直接用いて枯草菌を形質転換させる詳細な条件検討を行い、効率良くプラスミドDNAを大腸菌から枯草菌へ送り込む最適条件を確立することができた。連続的に用いることで枯草菌...
❏水平伝播を利用した次世代型クローニング技術の開発(23710239)
【研究テーマ】応用ゲノム科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (10399694)
【キーワード】応用微生物 / 核酸 / ゲノム / バイオテクノロジー / 形質転換
【概要】水平伝播を利用した次世代型クローニング技術開発に向けて、供与菌(大腸菌)と受容菌(枯草菌)の適切な培養条件を確立するとともに、安定なDNAの移行操作についての菌株の種類やヌクレアーゼ阻害剤の効果を明らかにすることができた。特にビルレントファージ(λgt10)による溶菌システムを開発したことで、プラスミドを保持する既存の大腸菌株(ライブラリー)を手軽に使用することが可能となった。さらにエキソヌクレア...
【農学】森林圏科学:形質転換核酸を含む研究件
❏ゲノム合成の基盤技術を自然界でのDNA水平伝播現象をもとに構築する(18K06196)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ゲノム合成 / コンティグDNA / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他11件)
【概要】物理的なダメージを受けやすいサイズの大きなDNAを効率良く細胞中で合成する方法として、枯草菌を用いたプロトプラスト法による形質転換で、一度に複数のコンティグDNA断片を細胞中で連結する手法を考案した。また供与菌宿主として枯草菌を溶菌させ、溶菌液を用いて抽出・精製操作を経ずに大腸菌、出芽酵母へ導入する方法も開発できた。さらに接合伝達法についても大腸菌から真核細胞の酵母へ簡便に長鎖DNAを導入できるこ...
❏水平伝播を利用した細胞間ダイレクトクローニング技術の開発(26430197)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ダイレクトクローニング / 大腸菌 / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他8件)
【概要】微生物間におけるDNAの水平伝播を模して、DNAを抽出・精製することなく、迅速かつ簡便に他の宿主に移行する「細胞間ダイレクトクローニング技術」の開発において、プラスミドDNAを保持する大腸菌をビルレントファージによって溶菌させ、溶菌液を直接用いて枯草菌を形質転換させる詳細な条件検討を行い、効率良くプラスミドDNAを大腸菌から枯草菌へ送り込む最適条件を確立することができた。連続的に用いることで枯草菌...
❏水平伝播を利用した次世代型クローニング技術の開発(23710239)
【研究テーマ】応用ゲノム科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (10399694)
【キーワード】応用微生物 / 核酸 / ゲノム / バイオテクノロジー / 形質転換
【概要】水平伝播を利用した次世代型クローニング技術開発に向けて、供与菌(大腸菌)と受容菌(枯草菌)の適切な培養条件を確立するとともに、安定なDNAの移行操作についての菌株の種類やヌクレアーゼ阻害剤の効果を明らかにすることができた。特にビルレントファージ(λgt10)による溶菌システムを開発したことで、プラスミドを保持する既存の大腸菌株(ライブラリー)を手軽に使用することが可能となった。さらにエキソヌクレア...
【医歯薬学】内科系臨床医学:マイクロRNA(miRNA)核酸を含む研究件
❏化学合成短鎖核酸の凝集による細胞核内ゲノム高次構造改変の探索(21K19040)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】核酸 / 転写因子 / 相分離 / ハイブリダイゼーション / マイクロRNA
【概要】化学合成短鎖核酸は細胞に入り込むと速やかに細胞核へ移動して、核内で蓄積する。蓄積した核酸が集合体を作る場合、その集合体が一定の濃度で結合タンパク質を呼び寄せることができれば、相分離を引き起こして液滴状顆粒を形成するかもしれない。本研究では、蛍光標識した化学合成短鎖核酸をHeLa細胞に取り込ませた。連続ハイブリダイゼーションによって集合体を形成する配列を持つ1対の化学合成短鎖核酸を細胞へ取り込ませた...
❏機能的スクリーニング法を用いた子宮体癌関連マイクロRNAの探索と核酸医薬への応用(22390313)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】青木 大輔 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30167788)
【キーワード】子宮体癌 / マイクロRNA / エピゲノム異常 / DNAメチル化 / 癌抑制型マイクロRNA (他13件)
【概要】子宮体癌においてエピジェネティックな異常メチル化により発現が抑制されている癌抑制型マイクロRNA(miRNA)を同定し、その機能を解析することを目的とした。ヒト子宮体癌由来細胞株に脱メチル化剤(5-Aza-CdR)を添加し発現が増加したマイクロRNAの中からmiR-34bを同定した。miR-34bは体癌組織で発現が抑制されており、培養細胞に導入するとコロニー形成能および遊走能を低下させた。マウス移...
❏miRNA機構の生化学的解析(19687011)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】泊 幸秀 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 准教授 (90447368)
【キーワード】核酸 / 蛋白質 / 発現制御 / 生体分子 / 遺伝子 (他14件)
【概要】我々は、ショウジョウバエAgo1はATP依存的なpoly(A)の短縮化に加えて、cap認識後の段階を阻害するのに対し、Ago2はeIF4EとeIF4Gの相互作用を阻害しcap機能を遮断するというように、Ago1とAgo2によるmiRNAを介した翻訳抑制の様式に大きな違いがあることを明らかにした。 ...
【医歯薬学】歯学:エビゲノム核酸を含む研究件
❏サンゴに共生する褐虫藻核ゲノムのエピゲノミクス(16K07454)
【研究テーマ】遺伝・染色体動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】將口 栄一 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, 研究員 (90378563)
【キーワード】渦鞭毛藻 / サンゴ / 紫外線吸収物質 / 褐虫藻 / ゲノム (他16件)
【概要】サンゴに共生する渦鞭毛藻類の褐虫藻Symbiodiniaceaeは、少なくとも15のグループに分けることができるが、そのゲノム多様性やエピゲノムに関する研究は進んでいない。本研究では褐虫藻2種の全ゲノム配列(767 Mbと705 Mb)を決定した。比較解析により、二次共生により紅藻から獲得したと考えられる遺伝子の重複や損失が褐虫藻の多様化に影響してきたことを明らかにした。解読した褐虫藻ゲノムを利用...
❏新規DNA修飾の探索とエピジェネティッスクのパラダイムシフト(23655153)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 勉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20292782)
【キーワード】核酸 / 蛋白質 / 糖化学 / DNA修飾 / マススペクトロメトリー (他7件)
【概要】DNAのメチル化やヒストン修飾に代表されるクロマチンの構造変化は、エピジェネティックに遺伝子発現を調節し、発生や分化、疾患などの高次生命現象と密接に関わっている。本研究において我々は、高感度な質量分析法を駆使することでヒトおよびマウスのゲノム中からいくつかの新規DNA修飾体を見出した。そのうちの一つについて、化学構造を決定することに成功した。 ...
【医歯薬学】歯学:DAMPs核酸を含む研究件
❏ダメージ関連分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(20H00504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (50133616)
【キーワード】免疫シグナル伝達 / 炎症 / 腫瘍免疫 / 自然免疫受容体 / サイトカイン (他15件)
【概要】本研究の目的は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深めることにある。死細胞やスト レスを受けた細胞からダメージ関連分子パターン(Damage-associated molecular patterns; DAMPs)と呼ばれる自己由来分子が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。しかしながらその本体や作用機構に...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
【医歯薬学】歯学:TLR7核酸を含む研究件
❏TLR7/8の一本鎖核酸認識における制御分子基盤の解明(16K08827)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】柴田 琢磨 東京大学, 医科学研究所, 助教 (30554505)
【キーワード】Toll Like Receptor / TLR7 / TLR8 / ssRNA / Nucleoside (他10件)
【概要】ウイルス由来一本鎖RNA(ssRNA)を認識することと考えられてきたTLR7やTLR8であるが、最近の我々の報告より実際はssRNAの分解産物であるグアノシンとU含有オリゴヌクレオチドを認識するセンサーであることが解ってきた。本研究において、我々はエンドリソソーム内における核酸代謝関連遺伝子であるSLC29A3がTLR7の応答を実際に制御していることを示すと共に、同遺伝子の欠損が自己炎症性疾患を引...
❏ワクチントラフィックとシグナル伝達(21390152)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】石井 健 独立行政法人医薬基盤研究所, 創薬基盤研究部, プロジェクトリーダー (00448086)
【キーワード】ワクチン / アジュバント / 自然免疫 / インフルエンザ / シグナル伝達 (他9件)
【概要】インフルエンザワクチンと一口に言ってもその形態によって弱毒化生ワクチン、不活化全粒子ワクチン、不活化スプリットワクチンの3種類に分類されるが、ウイルス感染免疫の研究に比べ各ワクチンによる免疫学的作用機序に関する詳細な検討はなされていなかった。今回、マウス、ヒト両方の実験系を用いて、スプリットワクチンでは自然免疫の活性化がほとんど見られないが、同じ不活化ワクチンでも、全粒子ワクチンでは、中のウイルス...
【医歯薬学】薬学:細胞・組織核酸を含む研究件
❏RNA分解を軸としたオートファジーによる飢餓生存戦略の研究(16K14691)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鈴木 邦律 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (20373194)
【キーワード】オートファジー / オートファゴソーム / RNA分解 / 栄養飢餓 / 出芽酵母 (他17件)
【概要】真核細胞が栄養飢餓にさらされると、細胞内分解システムであるオートファジーが誘導され、周囲の環境に適応しようとする。最近になってオートファジーが細胞内でRNAを分解する過程が知られるようになってきた。本研究ではオートファジーによる分解対象となるRNAの一覧を作成することを目的とした。その過程でオートファジーによる分解の最終段階を担うと考えられている酵素Atg15の精製に取り組み、大腸菌内でAtg15...
❏RNA結合タンパク質の機能障害を介した選択的神経変性機構の解明(16H05320)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河原 行郎 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80542563)
【キーワード】神経変性疾患 / RNA結合タンパク質 / 細胞死 / 脳神経組織 / 核酸 (他9件)
【概要】近年、複数の神経変性疾患において、RNA結合タンパク質 (RBP)の代謝障害が発症病態に関与していることが示唆されている。しかし、多くのRBPは脳脊髄組織を含めた全身に幅広く分布しており、なぜ特定の神経細胞だけがこれらの環境変化に脆弱であるのか未解明である。このため本研究では、マウスの特定の神経細胞に発現するRNAだけを標識する技術を導入し、各神経細胞に発現するRNAの特徴を明らかにする手法の確立...
❏放射線治療新規非コードRNAマーカー開発研究(16K20972)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20721939)
【キーワード】がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー / 非コードRNA (他10件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク 質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を 目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解 析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法や...
【医歯薬学】薬学:メチル化核酸を含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏メチル化シグナルによる長鎖非コードRNA機能の発現機構の解明(25293073)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】黒川 理樹 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70170107)
【キーワード】酵素 / 遺伝子 / 核酸 / 生体分子 / 発現制御 (他7件)
【概要】我々はcyclin D1遺伝子プロモーターから転写される非コードRNA(プロモーター由来ncRNA-D)が、RNA結合タンパク質TLSとの結合を介してその遺伝子発現を抑制することを示した(Nature 454:126-30,2008)。TLSはpncRNA-Dの5末端側32-62を標的としていた。この領域は3末端側でステム-ループ構造をとるが、TLSは5末端32-44の直鎖状部分に強く結合していた...
【医歯薬学】薬学:大腸菌核酸を含む研究件
❏水平伝播を利用した細胞間ダイレクトクローニング技術の開発(26430197)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ダイレクトクローニング / 大腸菌 / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他8件)
【概要】微生物間におけるDNAの水平伝播を模して、DNAを抽出・精製することなく、迅速かつ簡便に他の宿主に移行する「細胞間ダイレクトクローニング技術」の開発において、プラスミドDNAを保持する大腸菌をビルレントファージによって溶菌させ、溶菌液を直接用いて枯草菌を形質転換させる詳細な条件検討を行い、効率良くプラスミドDNAを大腸菌から枯草菌へ送り込む最適条件を確立することができた。連続的に用いることで枯草菌...
❏非修飾RNAをプローブとした遺伝子配列センシングと細胞間相違解析への展開(19655063)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】山東 信介 京都大学, 工学研究科, 助教 (20346084)
【キーワード】生細胞内遺伝子診断 / RNA / 核酸 / 蛋白質 / 大腸菌
【概要】従来の修飾人工核酸を用いるアプローチとは一線を画し、「非修飾RNAを利用した新しい診断・検出系の構築」を目指し、下記2テーマに関する実験を実施した。(目的1:原核細胞適合型プローブ:非修飾RNA(MB-mRNA)を用いた細胞適合型遺伝子診断。検出系の構築)ゲノム・プラスミドから直接転写可能な天然型RNAをプローブとするモレキュラービーコン(MB)-RNA最適化に向け、大腸菌を用いたin vivoセ...
【医歯薬学】薬学:酵素核酸を含む研究件
❏生物合成系の再設計による革新的核酸系化合物の創製(21H02127)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】葛山 智久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30280952)
【キーワード】核酸 / 生合成 / 放線菌 / ヌクレオチド / 遺伝子 (他8件)
【概要】本研究課題では、核酸系天然化合物の生合成酵素の精密機能解析を行い、得られた機能情報をもとに各種生合成酵素の理論的機能改変を行うことで新規な核酸系化合物を創出することを目的としている。2021年度ではまず、放線菌Streptomyces angustmyceticus NBRC 3934株の生産するangustmycin類の生合成機構の詳細を明らかにし、次いでこの生合成機構を改変することで、angu...
❏サンゴに共生する褐虫藻核ゲノムのエピゲノミクス(16K07454)
【研究テーマ】遺伝・染色体動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】將口 栄一 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, 研究員 (90378563)
【キーワード】渦鞭毛藻 / サンゴ / 紫外線吸収物質 / 褐虫藻 / ゲノム (他16件)
【概要】サンゴに共生する渦鞭毛藻類の褐虫藻Symbiodiniaceaeは、少なくとも15のグループに分けることができるが、そのゲノム多様性やエピゲノムに関する研究は進んでいない。本研究では褐虫藻2種の全ゲノム配列(767 Mbと705 Mb)を決定した。比較解析により、二次共生により紅藻から獲得したと考えられる遺伝子の重複や損失が褐虫藻の多様化に影響してきたことを明らかにした。解読した褐虫藻ゲノムを利用...
❏メチル化シグナルによる長鎖非コードRNA機能の発現機構の解明(25293073)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】黒川 理樹 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70170107)
【キーワード】酵素 / 遺伝子 / 核酸 / 生体分子 / 発現制御 (他7件)
【概要】我々はcyclin D1遺伝子プロモーターから転写される非コードRNA(プロモーター由来ncRNA-D)が、RNA結合タンパク質TLSとの結合を介してその遺伝子発現を抑制することを示した(Nature 454:126-30,2008)。TLSはpncRNA-Dの5末端側32-62を標的としていた。この領域は3末端側でステム-ループ構造をとるが、TLSは5末端32-44の直鎖状部分に強く結合していた...
【医歯薬学】薬学:細胞分裂核酸を含む研究件
❏染色体分配を制御するヒト新規long non-coding RNAの解析(16K18495)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】白土 玄 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 特任研究員 (80625533)
【キーワード】non-coding RNA / noncoding RNA / 核酸 / 細胞生物学 / 分子生物学 (他6件)
【概要】本課題の目的は、ヒトの紡錘体形成及び染色体分配への関与が示唆される新規長鎖ノンコーディングRNA(long non-coding RNA/lncRNA)、CENNA1の機能の解明である。研究期間内においてCENNA1発現抑制によって生じる細胞周期の停止と紡錘体形成異常の主な原因が、微小管結合タンパク質CLIP170の染色体上の動原体部位からの脱落にあることが判明した。染色体分配という生命にとって重...
❏大容量RNA配列の情報解析による中心体非翻訳型RNAの網羅的同定(16K14673)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】北川 大樹 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 教授 (80605725)
【キーワード】lncRNA / 細胞分裂 / 次世代シークエンス / 紡錘体 / 中心体 (他9件)
【概要】近年、非コードRNA(lncRNA)が様々な生理現象に関与していることが明らかにされてきた。過去の知見から中心体-分裂期紡錘体の形成に関与するlncRNAの存在は実験的に示唆されていたが、その同定には至っていなかった。本研究では、中心体-分裂期紡錘体系に局在するlncRNAを生化学的手法と次世代シークエンスを融合することで網羅的に同定することを試みた。結果として、分裂期紡錘体形成に関与するlncR...
【医歯薬学】薬学:自然免疫核酸を含む研究件
❏内在性炎症性RNAの実態と免疫疾患発症・増悪機構の解明(21H02961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / 内在性RNA / 自然免疫
【概要】
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏自己由来分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(15H02514)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 生産技術研究所, 特任教授 (50133616)
【キーワード】自己由来分子 / 自然免疫 / 炎症 / 自己免疫疾患 / 核酸
【概要】本研究は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深め、炎症・免疫疾患発症機構における新たなパラダイムの創出を目指すものである。細胞が様々な刺激を受けるとタンパク、核酸などの多様な成分が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。このような細胞応答シグナルのバランスが破綻することが種々の疾患の発症に繋がると考えられるが、...
【医歯薬学】薬学:有機化学核酸を含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏三重鎖核酸を利用して制御可能な化学修飾遺伝子の開発(26288075)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】清尾 康志 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (20313356)
【キーワード】三重鎖DNA / 人工遺伝子 / 蛍光核酸 / DNA三重鎖 / 合成生物学 (他11件)
【概要】本研究では三重鎖形成核酸との三重鎖形成により機能を制御することのできる人工DNAを開発した。まず、DNAの遺伝子としての性質を制御することを考え、メジャーグルーブ側に水素結合供与部位をもった修飾ピリミジン塩基をDNAに導入し、T7-RNAポリメラーゼによる転写と三重鎖形成反応による転写制御を行った。その結果、上記DNAは予想通り、修飾ピリミジンと水素結合を形成する三重鎖形成核酸を用いることで転写が...
❏アミノアシルtRNA の革新的精密有機化学合成(20750129)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60376960)
【キーワード】アミノシルtRNA / 核酸合成 / 保護基 / tRNA / 核酸 (他7件)
【概要】我々は、ヌクレオシドやオリゴヌクレオチドに導入したアミジン型保護基を1-ヒドロキシベンゾトリアゾールまたはイミダゾリウムトリフラートを含む弱酸溶媒で、加熱脱保護する新手法を開発した。さらに、この手法を用いて塩基性条件下非常に不安定なアデニン塩基にアシル基を有するオリゴヌクレオチドの合成にも成功した。現在は、この手法を駆使し、様々な人工アミノアシルRNA の合成をおこなっている。 ...
【医歯薬学】薬学:アミノ酸核酸を含む研究件
❏アミノ酸と核酸塩基の代謝ネットワークを基盤とした新しい脂肪肝誘導機構(19K06436)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山中 大介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (10553266)
【キーワード】脂肪肝 / NASH / アミノ酸 / 核酸 / アデニン (他7件)
【概要】我々はこれまで、アミノ酸のうちアルギニンのみ不足した低アルギニン食で誘導される脂肪肝の形成機構を解析してきた。最近、低アルギニン食誘導性の脂肪肝では、核酸代謝系の一部であるアデニン代謝系化合物の低下が必須である可能性を見出した。そこで本研究では、このようなアデニン代謝系の低下を誘導する代謝ネットワークが脂肪肝形成やNASH発症に果たす役割を解析した。その結果、アデニン代謝系のうち、特にイノシン一リ...
❏冥王代熱水系における二酸化炭素流体を用いた生体高分子合成実験(18K18783)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】藤島 皓介 東京工業大学, 地球生命研究所, 准教授 (00776411)
【キーワード】化学進化 / アミノ酸 / 核酸 / 二酸化炭素流体 / 初期地球 (他16件)
【概要】原始地球環境において生体関連高分子がどのように合成されるのかは「生命の起源」研究における重要課題である。生命システムは水中では熱力学的に準安定な核酸やアミノ酸の高分子(ポリマー)が関与していることから、本研究では深海熱水系近傍に溜まるCO2流体(液体/超臨界)の疎水性/親水性の2層環境に着目し小型高圧リアクターを用いて同環境を再現した。リアクター内でアミノ酸や核酸の構成因子の組み合わせに対する化学...
❏リボソームによる配列制御型合成系の拡張に向けた非天然基質の合理的設計(19685016)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山東 信介 九州大学, 稲盛フロンティア研究センター, 教授 (20346084)
【キーワード】蛋白質 / リボソーム / 配列制御型合成 / 配列制御合成 / 核酸 (他7件)
【概要】細胞が利用する翻訳システムは配列が制御された生体分子(蛋白質)を合成できる画期的な分子機械である。本課題では、この蛋白質翻訳システムを利用した人工分子合成に向け、使用できる基質の拡張に向けた有機化学的アプローチを実施した。その結果、基質拡張に向けた指針を得るとともに、非天然基質の効率的利用に向けた新しい手法の開発に成功した。 ...
【医歯薬学】薬学:生体分子核酸を含む研究件
❏大容量RNA配列の情報解析による中心体非翻訳型RNAの網羅的同定(16K14673)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】北川 大樹 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 教授 (80605725)
【キーワード】lncRNA / 細胞分裂 / 次世代シークエンス / 紡錘体 / 中心体 (他9件)
【概要】近年、非コードRNA(lncRNA)が様々な生理現象に関与していることが明らかにされてきた。過去の知見から中心体-分裂期紡錘体の形成に関与するlncRNAの存在は実験的に示唆されていたが、その同定には至っていなかった。本研究では、中心体-分裂期紡錘体系に局在するlncRNAを生化学的手法と次世代シークエンスを融合することで網羅的に同定することを試みた。結果として、分裂期紡錘体形成に関与するlncR...
❏機能性非コードRNA結合蛋白質を網羅的に同定する新たな基盤技術の開発(16K15212)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
【キーワード】非コードRNA / 蛋白質 / 機能性RNA / 核酸 / 細胞 (他8件)
【概要】近年、miRNAやlncRNA等に代表されるノンコーディング(nc)RNAが、細胞内で核酸や蛋白質と相互作用して、多彩な生命機能の制御に寄与すること、また、その異常が疾病発症に関与することが明らかにされ、注目を集めている。しかし、個々のncRNAの機能に関しては依然として不明な点が多い。本研究では、ncRNAの機能解析に資する新たな基盤技術の確立を目指して、生細胞内でncRNAと特異的に結合する分...
❏メチル化シグナルによる長鎖非コードRNA機能の発現機構の解明(25293073)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】黒川 理樹 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70170107)
【キーワード】酵素 / 遺伝子 / 核酸 / 生体分子 / 発現制御 (他7件)
【概要】我々はcyclin D1遺伝子プロモーターから転写される非コードRNA(プロモーター由来ncRNA-D)が、RNA結合タンパク質TLSとの結合を介してその遺伝子発現を抑制することを示した(Nature 454:126-30,2008)。TLSはpncRNA-Dの5末端側32-62を標的としていた。この領域は3末端側でステム-ループ構造をとるが、TLSは5末端32-44の直鎖状部分に強く結合していた...
【医歯薬学】薬学:核酸医薬核酸を含む研究件
❏血液脳関門通過性ヘテロ核酸の開発(17H06109)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】横田 隆徳 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90231688)
【キーワード】血液脳関門 / グルコーストランスポーター / トランスフェリン受容体 / 抗体工学 / 神経変性疾患 (他15件)
【概要】核酸医薬品は次世代医薬として注目されている。特に神経難病では、その開発が目覚ましい。一方で、核酸医薬品は全身投与では脳内に移行せず、髄腔内投与が必要である。そこで、血液脳関門(BBB)に高発現し、内在化する受容体であるグルコーストランスポーター1および4、トランスフェリン受容体に対する抗体を作製した。得られた抗体について、抗原への結合を確認したのに加え、細胞を用いた結合活性評価を行い、細胞上で標的...
❏修飾U1snRNAを用いた新規核酸医薬の開発(16K05840)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (60376960)
【キーワード】U snRNA / スプライシング / 核酸合成 / U1 snRNA / U11 snRNA (他7件)
【概要】本研究では、U snRNAを4つにわけたRNAオリゴマーをRNA Ligaseを用いて酵素連結反応をおこなったところ、U sn RNAの高次構造の影響によりその連結効率が非常に低く、目的のU snRNAを得る事ができなかった。この高次構造による影響を少なくするために、splint DNAとDNA Ligaseを用いて酵素連結反応を行ったところ、効率良く目的のU snRNA の合成に成功した。 また...
【医歯薬学】薬学:蛍光核酸を含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏分解反応の遷移状態構造に立脚した新型核酸医薬を志向した核酸酵素の創製(15KT0057)
【研究テーマ】遷移状態制御
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】RNA / アプタマー / 核酸構造 / バクテリア / 核酸 (他9件)
【概要】菌の増殖は、食物発酵や環境衛生に関連する分野では、モニターすべき最も基本的な情報である。今までは、採取した菌を培養しそれを顕微鏡で観察しており、さらにより詳しい情報を得るためには菌から核酸を抽出し増幅することによって元の菌の量を定量していた。菌を扱うには、簡便かつ即時的な分析が必要であるが、これまでの方法では困難だった。われわれは、その場で菌の増殖を蛍光で検出できる化学システムを構築した。増殖の元...
❏核酸機能の効果的時空間解析のための励起子制御イメージング(20350083)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岡本 晃充 独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員) (60314233)
【キーワード】励起子相互作用 / 蛍光イメージング / 蛍光色素 / DNA / 核酸 (他8件)
【概要】励起子相互作用による蛍光消光を効果的に使用した新しい発想のオン-オフ蛍光核酸プローブ(近赤外)を設計・作成した。このプローブは、プローブだけのときには色素の二量化によってほとんど蛍光を示さないが、標的配列(DNA・RNA)とハイブリダイゼーションしたとき二量体構造が崩れ、強い蛍光発光を与えた。 ...
【医歯薬学】薬学:細胞核酸を含む研究件
❏機能性非コードRNA結合蛋白質を網羅的に同定する新たな基盤技術の開発(16K15212)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
【キーワード】非コードRNA / 蛋白質 / 機能性RNA / 核酸 / 細胞 (他8件)
【概要】近年、miRNAやlncRNA等に代表されるノンコーディング(nc)RNAが、細胞内で核酸や蛋白質と相互作用して、多彩な生命機能の制御に寄与すること、また、その異常が疾病発症に関与することが明らかにされ、注目を集めている。しかし、個々のncRNAの機能に関しては依然として不明な点が多い。本研究では、ncRNAの機能解析に資する新たな基盤技術の確立を目指して、生細胞内でncRNAと特異的に結合する分...
❏大環状糖クラスターを用いる細胞認識のシミュレーション(13490021)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子運搬 / 人工グリコウイルス / 糖クラスター / ガラクトース (他23件)
【概要】大環状(カリックスレゾルカレン)骨格に8個の糖鎖を配置したクラスター化合物をホスト(補足剤)/キャリア(運搬剤)とするデリバリーシステムを構築し、細胞認識の仕組みを明らかにした。主な成果は以下のとおりである。 (1)糖クラスターは会合数6程度のミセル様会合体を形成し、これはリン酸イオンにより凝集する。その駆動力は脱水和に基づくエントロピー獲得である。 (2)糖クラスターは核酸(プラスミドDNA)と...
【医歯薬学】薬学:分子認識核酸を含む研究件
❏核酸塩基認識能を有する水素結合性希土類錯体の創製と核酸配列・構造解析への応用(20750055)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】吉本 敬太郎 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60392172)
【キーワード】核酸 / 分子認識 / ランタノイド錯体 / 遺伝子診断・解析 / 蛍光識別 (他10件)
【概要】水素結合性核酸塩基認識試薬であるAMNDの機能化を試みるため、ランタノイド形成部位であるDOTAをコンジュゲートした新規化合物AMND-DOTAの合成を試みた。その結果、(1)AMNDがエネルギー移動発光用のアンテナ蛍光団として利用可能、(2)ピリミジン塩基選択性を示すAMNDの核酸塩基選択性が保持されたまま、DOTA骨格の導入が可能、(3)DOTA骨格へTbイオンを配位させることでピリミジン塩基...
❏遺伝子調節領域のATクラスター部位を認識・変換する金属錯体(08877339)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現 / 金属錯体 / 分子認識 / 核酸 / 遺伝子調節領域 (他7件)
【概要】蛋白質は、α-ヘリックス、β-シートなどの特殊な構造部位によりDNAの特定位置に結合するが、このような相互作用は通常タンパク質全体の高次構造を必要とする。申請者は、DNA結合性金属錯体をオリゴペプチドに担持することによりDNA上でオリゴペプチドの折れたたみが誘起され、三者による超分子が形成されると考えた。本研究では、DNAの特定部位に相補的なオリドペプチド-金属錯体を合成し、DNAとの相互作用を種...
❏遺伝子発現制御を指向した核酸認識・変換能をもつ金属錯体の創製(08457623)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現制御 / 金属錯体 / 錯体化学 / 核酸 / 遺伝子発現 (他10件)
【概要】チミン塩基に選択的に結合する亜鉛サイクレン錯体と、ウイルスDNAの転写領域に存在するTATAboxを含む19mer二本鎖DNAをはじめとする、数種の直線型およびヘアピン型オリゴマーDNAとの相互作用を詳細に調べた。ATリッチな配列を含む二本鎖DNAオリゴマーに対して亜鉛錯体を添加すると、濃度依存的にDNA二本鎖構造体が不安定化し、その融解温度が低下することが判明した。一方、銅およびニッケル錯体の場...
【医歯薬学】薬学:遺伝子発現制御核酸を含む研究件
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
❏遺伝子発現制御を指向した核酸認識・変換能をもつ金属錯体の創製(08457623)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現制御 / 金属錯体 / 錯体化学 / 核酸 / 遺伝子発現 (他10件)
【概要】チミン塩基に選択的に結合する亜鉛サイクレン錯体と、ウイルスDNAの転写領域に存在するTATAboxを含む19mer二本鎖DNAをはじめとする、数種の直線型およびヘアピン型オリゴマーDNAとの相互作用を詳細に調べた。ATリッチな配列を含む二本鎖DNAオリゴマーに対して亜鉛錯体を添加すると、濃度依存的にDNA二本鎖構造体が不安定化し、その融解温度が低下することが判明した。一方、銅およびニッケル錯体の場...
【医歯薬学】薬学:タンパク質核酸を含む研究件
❏細胞内の創薬ターゲットに対するがん細胞選択的な膜透過抗体医薬の開発(20H04535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】蛋白質 / 核酸 / 癌 / バイオテクノロジー / 共焦点顕微鏡
【概要】本研究計画では、これまで創薬ターゲットとすることが困難であったがん細胞内の疾患標的に結合するバイオ医薬を、がん細胞選択的に細胞内に送達させることで、2重の鍵をもつきわめて副作用の少ないがん細胞選択的膜透過バイオ医薬を開発することを目的としている。細胞内の疾患標的に対するバイオ医薬として、mRNAディスプレイ法により当研究室で作製済みのアンドロゲン受容体(AR)スプライスバリアント7 (AR-V7)...
❏新規のヒト由来膜透過促進ペプチドを利用したバイオ医薬の細胞選択的DDSの開発(17H02103)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】抗体 / ペプチド / 核酸 / ドラッグデリバリーシステム / 細胞膜透過 (他9件)
【概要】標的分子に対して高い特異性と親和性をもつ抗体/ペプチド/核酸などのバイオ医薬は、従来の低分子化合物医薬と比べて副作用が少なく、治療効果が高い究極の分子標的薬として注目されているが、細胞膜透過性が低いという欠点があり、効率のよいドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発が求められていた。本研究では、我々が発見した膜透過促進ペプチドを利用して、抗体/ペプチド/核酸を従来よりも効率よく細胞質に送達できる...
❏機能性非コードRNA結合蛋白質を網羅的に同定する新たな基盤技術の開発(16K15212)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
【キーワード】非コードRNA / 蛋白質 / 機能性RNA / 核酸 / 細胞 (他8件)
【概要】近年、miRNAやlncRNA等に代表されるノンコーディング(nc)RNAが、細胞内で核酸や蛋白質と相互作用して、多彩な生命機能の制御に寄与すること、また、その異常が疾病発症に関与することが明らかにされ、注目を集めている。しかし、個々のncRNAの機能に関しては依然として不明な点が多い。本研究では、ncRNAの機能解析に資する新たな基盤技術の確立を目指して、生細胞内でncRNAと特異的に結合する分...
【医歯薬学】薬学:チミン塩基核酸を含む研究件
❏遺伝子調節領域のATクラスター部位を認識・変換する金属錯体(08877339)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現 / 金属錯体 / 分子認識 / 核酸 / 遺伝子調節領域 (他7件)
【概要】蛋白質は、α-ヘリックス、β-シートなどの特殊な構造部位によりDNAの特定位置に結合するが、このような相互作用は通常タンパク質全体の高次構造を必要とする。申請者は、DNA結合性金属錯体をオリゴペプチドに担持することによりDNA上でオリゴペプチドの折れたたみが誘起され、三者による超分子が形成されると考えた。本研究では、DNAの特定部位に相補的なオリドペプチド-金属錯体を合成し、DNAとの相互作用を種...
❏遺伝子発現制御を指向した核酸認識・変換能をもつ金属錯体の創製(08457623)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現制御 / 金属錯体 / 錯体化学 / 核酸 / 遺伝子発現 (他10件)
【概要】チミン塩基に選択的に結合する亜鉛サイクレン錯体と、ウイルスDNAの転写領域に存在するTATAboxを含む19mer二本鎖DNAをはじめとする、数種の直線型およびヘアピン型オリゴマーDNAとの相互作用を詳細に調べた。ATリッチな配列を含む二本鎖DNAオリゴマーに対して亜鉛錯体を添加すると、濃度依存的にDNA二本鎖構造体が不安定化し、その融解温度が低下することが判明した。一方、銅およびニッケル錯体の場...
【医歯薬学】薬学:RNA核酸を含む研究件
❏小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】RNA
【研究期間】核酸
【研究代表者】DNA
【キーワード】DAMPs
【概要】
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
【医歯薬学】薬学:DNA核酸を含む研究件
❏核酸アプタマー選抜系への粒子支援型キャピラリー電気泳動の導入と検証(18H02002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉本 敬太郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60392172)
【キーワード】核酸化学 / 分離化学 / 核酸アプタマー / キャピラリー電気泳動 / DNA (他14件)
【概要】本研究課題では、申請者が見出したマイクロ粒子支援型キャピラリー電気泳動 MACE を、様々な標的分子を対象とする核酸アプタマー選抜実験(SELEX)系に導入し、従来有機合成化学的アプローチで改善が試みられていた SELEX 系に未だ大きな伸び代が存在すること、さらに“分析化学”的アプローチで SELEX 法の大幅な質の向上が可能であることを実証することを目的とした。その結果、MACE-SELEX ...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏核酸が促進するK63型ポリユビキチン鎖形成の分子メカニズムと生物学的意義(17K19344)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】黒川 裕美子 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 特任研究員 (10381633)
【キーワード】ubiquitin / K63 / DNA / RNA / 核酸 (他10件)
【概要】K63Ub鎖は、環境変化・刺激応答などによる標的タンパク質の機能変換の惹起だけでなく、鎖自体もシグナルとして機能することから、細胞内では迅速かつ正確な鎖形成の制御がなされていると考えられる。しかしK63Ub鎖の形成にはE2酵素Ubc13/Mms2複合体が必須であるが、伸長の分子メカニズムは未解明の部分が多い。我々はin vitroにおいて核酸(RNAやssDNA)がE3非依存的にK63Ub鎖形成を...
【医歯薬学】薬学:DNAメチル化核酸を含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏機能的スクリーニング法を用いた子宮体癌関連マイクロRNAの探索と核酸医薬への応用(22390313)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】青木 大輔 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30167788)
【キーワード】子宮体癌 / マイクロRNA / エピゲノム異常 / DNAメチル化 / 癌抑制型マイクロRNA (他13件)
【概要】子宮体癌においてエピジェネティックな異常メチル化により発現が抑制されている癌抑制型マイクロRNA(miRNA)を同定し、その機能を解析することを目的とした。ヒト子宮体癌由来細胞株に脱メチル化剤(5-Aza-CdR)を添加し発現が増加したマイクロRNAの中からmiR-34bを同定した。miR-34bは体癌組織で発現が抑制されており、培養細胞に導入するとコロニー形成能および遊走能を低下させた。マウス移...
【医歯薬学】薬学:発現制御核酸を含む研究件
❏メチル化シグナルによる長鎖非コードRNA機能の発現機構の解明(25293073)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】黒川 理樹 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70170107)
【キーワード】酵素 / 遺伝子 / 核酸 / 生体分子 / 発現制御 (他7件)
【概要】我々はcyclin D1遺伝子プロモーターから転写される非コードRNA(プロモーター由来ncRNA-D)が、RNA結合タンパク質TLSとの結合を介してその遺伝子発現を抑制することを示した(Nature 454:126-30,2008)。TLSはpncRNA-Dの5末端側32-62を標的としていた。この領域は3末端側でステム-ループ構造をとるが、TLSは5末端32-44の直鎖状部分に強く結合していた...
❏異常スプライシングRNAの網羅的同定とその意義の解明(23510234)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】坂本 博 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00187048)
【キーワード】mRNA品質管理 / 生殖細胞 / エキソン連結部複合体 / 細胞質スプライシング / 線虫 (他13件)
【概要】mRNA前駆体のスプライシング後のエキソン連結部に形成されるエキソン連結部複合体(EJC)の構成タンパク質であるY14の発現を阻害した線虫C. elegansでは、イントロンを含むスプライシング未完了RNAが細胞質に漏出することが明らかになった。さらに、これらのスプライシング未完了RNAの中には、細胞質において小胞体タンパク質IRE-1によってプロセシングを受けるものが存在することが示唆された。以...
❏筋萎縮性側索硬化症原因遺伝子 TLS のメチル化異常による発症機構の解明と治療法開発(23659461)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】黒川 理樹 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70170107)
【キーワード】酵素 / 遺伝子 / 核酸 / 生体分子 / 発現制御
【概要】RNA 結合タンパク質 TLS は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因遺伝子として報告された。 この ALS 変異型 TLS には、アルギニン特異的(ARG)メチル化酵素 PRMT5 の結合が消失していた。そこで、変異型 TLS は ARG メチル化消失とそれに伴うタンパク質結合の異常から、不溶性凝集体を形成して ALS を発症する仮説を立てた。本研究の目的は、この仮説の検証と変異型 TLS の P...
【医歯薬学】薬学:がん核酸を含む研究件
❏細胞内の創薬ターゲットに対するがん細胞選択的な膜透過抗体医薬の開発(20H04535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】蛋白質 / 核酸 / 癌 / バイオテクノロジー / 共焦点顕微鏡
【概要】本研究計画では、これまで創薬ターゲットとすることが困難であったがん細胞内の疾患標的に結合するバイオ医薬を、がん細胞選択的に細胞内に送達させることで、2重の鍵をもつきわめて副作用の少ないがん細胞選択的膜透過バイオ医薬を開発することを目的としている。細胞内の疾患標的に対するバイオ医薬として、mRNAディスプレイ法により当研究室で作製済みのアンドロゲン受容体(AR)スプライスバリアント7 (AR-V7)...
❏ダメージ関連分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(20H00504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (50133616)
【キーワード】免疫シグナル伝達 / 炎症 / 腫瘍免疫 / 自然免疫受容体 / サイトカイン (他15件)
【概要】本研究の目的は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深めることにある。死細胞やスト レスを受けた細胞からダメージ関連分子パターン(Damage-associated molecular patterns; DAMPs)と呼ばれる自己由来分子が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。しかしながらその本体や作用機構に...
❏新規のヒト由来膜透過促進ペプチドを利用したバイオ医薬の細胞選択的DDSの開発(17H02103)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】抗体 / ペプチド / 核酸 / ドラッグデリバリーシステム / 細胞膜透過 (他9件)
【概要】標的分子に対して高い特異性と親和性をもつ抗体/ペプチド/核酸などのバイオ医薬は、従来の低分子化合物医薬と比べて副作用が少なく、治療効果が高い究極の分子標的薬として注目されているが、細胞膜透過性が低いという欠点があり、効率のよいドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発が求められていた。本研究では、我々が発見した膜透過促進ペプチドを利用して、抗体/ペプチド/核酸を従来よりも効率よく細胞質に送達できる...
【医歯薬学】薬学:炎症核酸を含む研究件
❏ダメージ関連分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(20H00504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (50133616)
【キーワード】免疫シグナル伝達 / 炎症 / 腫瘍免疫 / 自然免疫受容体 / サイトカイン (他15件)
【概要】本研究の目的は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深めることにある。死細胞やスト レスを受けた細胞からダメージ関連分子パターン(Damage-associated molecular patterns; DAMPs)と呼ばれる自己由来分子が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。しかしながらその本体や作用機構に...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏自己由来分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(15H02514)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 生産技術研究所, 特任教授 (50133616)
【キーワード】自己由来分子 / 自然免疫 / 炎症 / 自己免疫疾患 / 核酸
【概要】本研究は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深め、炎症・免疫疾患発症機構における新たなパラダイムの創出を目指すものである。細胞が様々な刺激を受けるとタンパク、核酸などの多様な成分が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。このような細胞応答シグナルのバランスが破綻することが種々の疾患の発症に繋がると考えられるが、...
【医歯薬学】薬学:神経変性疾患核酸を含む研究件
❏血液脳関門通過性ヘテロ核酸の開発(17H06109)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】横田 隆徳 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90231688)
【キーワード】血液脳関門 / グルコーストランスポーター / トランスフェリン受容体 / 抗体工学 / 神経変性疾患 (他15件)
【概要】核酸医薬品は次世代医薬として注目されている。特に神経難病では、その開発が目覚ましい。一方で、核酸医薬品は全身投与では脳内に移行せず、髄腔内投与が必要である。そこで、血液脳関門(BBB)に高発現し、内在化する受容体であるグルコーストランスポーター1および4、トランスフェリン受容体に対する抗体を作製した。得られた抗体について、抗原への結合を確認したのに加え、細胞を用いた結合活性評価を行い、細胞上で標的...
❏RNA結合タンパク質の機能障害を介した選択的神経変性機構の解明(16H05320)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河原 行郎 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80542563)
【キーワード】神経変性疾患 / RNA結合タンパク質 / 細胞死 / 脳神経組織 / 核酸 (他9件)
【概要】近年、複数の神経変性疾患において、RNA結合タンパク質 (RBP)の代謝障害が発症病態に関与していることが示唆されている。しかし、多くのRBPは脳脊髄組織を含めた全身に幅広く分布しており、なぜ特定の神経細胞だけがこれらの環境変化に脆弱であるのか未解明である。このため本研究では、マウスの特定の神経細胞に発現するRNAだけを標識する技術を導入し、各神経細胞に発現するRNAの特徴を明らかにする手法の確立...
【医歯薬学】薬学:非コードRNA核酸を含む研究件
❏染色体分配を制御するヒト新規long non-coding RNAの解析(16K18495)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】白土 玄 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 特任研究員 (80625533)
【キーワード】non-coding RNA / noncoding RNA / 核酸 / 細胞生物学 / 分子生物学 (他6件)
【概要】本課題の目的は、ヒトの紡錘体形成及び染色体分配への関与が示唆される新規長鎖ノンコーディングRNA(long non-coding RNA/lncRNA)、CENNA1の機能の解明である。研究期間内においてCENNA1発現抑制によって生じる細胞周期の停止と紡錘体形成異常の主な原因が、微小管結合タンパク質CLIP170の染色体上の動原体部位からの脱落にあることが判明した。染色体分配という生命にとって重...
❏放射線治療新規非コードRNAマーカー開発研究(16K20972)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮川 隆 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20721939)
【キーワード】がん / 放射線 / 放射線治療 / バイオマーカー / 非コードRNA (他10件)
【概要】非侵襲性の特徴がある放射線治療はがん治療で重要性が増しています。本研究は、タンパク 質の鋳型とならない非コードRNA(non-coding RNA; ncRNA)をターゲットにして放射線治療の新規マーカー研究確立を 目的としました。治療モデルとして、放射線を照射した各種がん由来培養細胞を用いました。まず定量PCRを用いた解 析により、発現変動するncRNAをいくつか同定しました。また、FISH法や...
❏機能性非コードRNA結合蛋白質を網羅的に同定する新たな基盤技術の開発(16K15212)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
【キーワード】非コードRNA / 蛋白質 / 機能性RNA / 核酸 / 細胞 (他8件)
【概要】近年、miRNAやlncRNA等に代表されるノンコーディング(nc)RNAが、細胞内で核酸や蛋白質と相互作用して、多彩な生命機能の制御に寄与すること、また、その異常が疾病発症に関与することが明らかにされ、注目を集めている。しかし、個々のncRNAの機能に関しては依然として不明な点が多い。本研究では、ncRNAの機能解析に資する新たな基盤技術の確立を目指して、生細胞内でncRNAと特異的に結合する分...
【医歯薬学】薬学:自己免疫疾患核酸を含む研究件
❏ダメージ関連分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(20H00504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (50133616)
【キーワード】免疫シグナル伝達 / 炎症 / 腫瘍免疫 / 自然免疫受容体 / サイトカイン (他15件)
【概要】本研究の目的は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深めることにある。死細胞やスト レスを受けた細胞からダメージ関連分子パターン(Damage-associated molecular patterns; DAMPs)と呼ばれる自己由来分子が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。しかしながらその本体や作用機構に...
❏自己由来分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(15H02514)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 生産技術研究所, 特任教授 (50133616)
【キーワード】自己由来分子 / 自然免疫 / 炎症 / 自己免疫疾患 / 核酸
【概要】本研究は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深め、炎症・免疫疾患発症機構における新たなパラダイムの創出を目指すものである。細胞が様々な刺激を受けるとタンパク、核酸などの多様な成分が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。このような細胞応答シグナルのバランスが破綻することが種々の疾患の発症に繋がると考えられるが、...
【医歯薬学】薬学:ヌクレオシド核酸を含む研究件
❏TLR7/8の一本鎖核酸認識における制御分子基盤の解明(16K08827)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】柴田 琢磨 東京大学, 医科学研究所, 助教 (30554505)
【キーワード】Toll Like Receptor / TLR7 / TLR8 / ssRNA / Nucleoside (他10件)
【概要】ウイルス由来一本鎖RNA(ssRNA)を認識することと考えられてきたTLR7やTLR8であるが、最近の我々の報告より実際はssRNAの分解産物であるグアノシンとU含有オリゴヌクレオチドを認識するセンサーであることが解ってきた。本研究において、我々はエンドリソソーム内における核酸代謝関連遺伝子であるSLC29A3がTLR7の応答を実際に制御していることを示すと共に、同遺伝子の欠損が自己炎症性疾患を引...
❏生体機能のコントロールを目指した金属イオン誘起型人工核酸の合成と機能化(10877374)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】塩谷 光彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60187333)
【キーワード】人工DNA / DNA / 金属錯体 / ヌクレオシド / 核酸合成 (他10件)
【概要】金属配位子を核酸塩基に人工的に導入することにより、DNAの高次構造を任意にデザインすることが可能であると考えられる。本研究では、天然の核酸塩基の代わりに金属配位型塩基を導入し、水素結合の代わりに金属錯生成を通して二重らせん構造を形成することが期待される人工DNAを合成することを目的とする。中心金属イオンの酸化還元等に伴うDNA全体の大きな構造変化を通して、転写等の生体機能を人為的にコントロールでき...
【医歯薬学】薬学:共焦点顕微鏡核酸を含む研究件
❏細胞内の創薬ターゲットに対するがん細胞選択的な膜透過抗体医薬の開発(20H04535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】蛋白質 / 核酸 / 癌 / バイオテクノロジー / 共焦点顕微鏡
【概要】本研究計画では、これまで創薬ターゲットとすることが困難であったがん細胞内の疾患標的に結合するバイオ医薬を、がん細胞選択的に細胞内に送達させることで、2重の鍵をもつきわめて副作用の少ないがん細胞選択的膜透過バイオ医薬を開発することを目的としている。細胞内の疾患標的に対するバイオ医薬として、mRNAディスプレイ法により当研究室で作製済みのアンドロゲン受容体(AR)スプライスバリアント7 (AR-V7)...
❏新規のヒト由来膜透過促進ペプチドを利用したバイオ医薬の細胞選択的DDSの開発(17H02103)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】抗体 / ペプチド / 核酸 / ドラッグデリバリーシステム / 細胞膜透過 (他9件)
【概要】標的分子に対して高い特異性と親和性をもつ抗体/ペプチド/核酸などのバイオ医薬は、従来の低分子化合物医薬と比べて副作用が少なく、治療効果が高い究極の分子標的薬として注目されているが、細胞膜透過性が低いという欠点があり、効率のよいドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発が求められていた。本研究では、我々が発見した膜透過促進ペプチドを利用して、抗体/ペプチド/核酸を従来よりも効率よく細胞質に送達できる...
❏生きた細胞内における内在性mRNAの定量による遺伝子発現機構の解明(19870038)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】岡部 弘基 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (20455398)
【キーワード】イメージング / 核酸 / バイオテクノロジー / 生物物理 / 共焦点顕微鏡
【概要】近年、mRNA を標的にした遺伝子発現調節が精力的に研究されるなか、生細胞に内在するmRNA を検出することは、遺伝子発現機構の解明に必須の課題である。本研究では、生細胞内における特定の内在性mRNA発現量を計測することにより、その動態をリアルタイムに追跡する技術開発を目指した。内在性mRNAの標識には蛍光性アンチセンスプローブを用い、蛍光顕微鏡により生きた単一細胞内のプローブを定量的に解析するこ...
【医歯薬学】薬学:構造生物学核酸を含む研究件
❏相同組換えタンパク質の高次構造ダイナミクスとその機能的役割の解明(17570097)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】相同組換え / 二重鎖切断修復 / 遺伝的組換え / Rad51 / Dmc1 (他16件)
【概要】相同組換えは、DNAの二重鎖切断損傷の修復や減数分裂期での遺伝的組換えにおいて重要な役割を果たしている。相同組換えの要の反応である相同的対合は、バクテリアRecAおよび2種類の真核生物型RecAホモログであるRad51とDmc1によって触媒されることが知られている。これらの相同的対合タンパク質(RecA、Rad51、およびDmc1)は、WalkerタイプのATPaseモチーフを持ち、単量体としては...
❏ヒトDNA組換え装置サブユニットの高次構造と機能に関する研究(15770076)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】胡桃坂 仁志 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (80300870)
【キーワード】遺伝情報再編 / 生体高分子構造・機能 / 遺伝子及び染色体 / タンパク質と酵素 / 核酸 (他8件)
【概要】ゲノムDNAは細胞内において常に損傷を受けている。中でも二重鎖切断損傷は、染色体異常の直接的な原因となる。二重鎖切断は、相同組換えを経由したDNA修復経路によって速やかに修復されるが、そのメカニズムについては生化学的にも構造生物学的にも解析が進んでおらず、その分子機構の理解は不十分である。相同組換え反応の要の反応は相同的対合反応である。相同的対合反応の分子機構を明らかにするために、減数分裂期での相...
【医歯薬学】薬学:水素結合核酸を含む研究件
❏核酸塩基認識能を有する水素結合性希土類錯体の創製と核酸配列・構造解析への応用(20750055)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】吉本 敬太郎 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60392172)
【キーワード】核酸 / 分子認識 / ランタノイド錯体 / 遺伝子診断・解析 / 蛍光識別 (他10件)
【概要】水素結合性核酸塩基認識試薬であるAMNDの機能化を試みるため、ランタノイド形成部位であるDOTAをコンジュゲートした新規化合物AMND-DOTAの合成を試みた。その結果、(1)AMNDがエネルギー移動発光用のアンテナ蛍光団として利用可能、(2)ピリミジン塩基選択性を示すAMNDの核酸塩基選択性が保持されたまま、DOTA骨格の導入が可能、(3)DOTA骨格へTbイオンを配位させることでピリミジン塩基...
❏大環状糖クラスターを用いる細胞認識のシミュレーション(13490021)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子運搬 / 人工グリコウイルス / 糖クラスター / ガラクトース (他23件)
【概要】大環状(カリックスレゾルカレン)骨格に8個の糖鎖を配置したクラスター化合物をホスト(補足剤)/キャリア(運搬剤)とするデリバリーシステムを構築し、細胞認識の仕組みを明らかにした。主な成果は以下のとおりである。 (1)糖クラスターは会合数6程度のミセル様会合体を形成し、これはリン酸イオンにより凝集する。その駆動力は脱水和に基づくエントロピー獲得である。 (2)糖クラスターは核酸(プラスミドDNA)と...
【医歯薬学】薬学:バイオテクノロジー核酸を含む研究件
❏細胞内の創薬ターゲットに対するがん細胞選択的な膜透過抗体医薬の開発(20H04535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土居 信英 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50327673)
【キーワード】蛋白質 / 核酸 / 癌 / バイオテクノロジー / 共焦点顕微鏡
【概要】本研究計画では、これまで創薬ターゲットとすることが困難であったがん細胞内の疾患標的に結合するバイオ医薬を、がん細胞選択的に細胞内に送達させることで、2重の鍵をもつきわめて副作用の少ないがん細胞選択的膜透過バイオ医薬を開発することを目的としている。細胞内の疾患標的に対するバイオ医薬として、mRNAディスプレイ法により当研究室で作製済みのアンドロゲン受容体(AR)スプライスバリアント7 (AR-V7)...
❏ゲノム合成の基盤技術を自然界でのDNA水平伝播現象をもとに構築する(18K06196)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ゲノム合成 / コンティグDNA / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他11件)
【概要】物理的なダメージを受けやすいサイズの大きなDNAを効率良く細胞中で合成する方法として、枯草菌を用いたプロトプラスト法による形質転換で、一度に複数のコンティグDNA断片を細胞中で連結する手法を考案した。また供与菌宿主として枯草菌を溶菌させ、溶菌液を用いて抽出・精製操作を経ずに大腸菌、出芽酵母へ導入する方法も開発できた。さらに接合伝達法についても大腸菌から真核細胞の酵母へ簡便に長鎖DNAを導入できるこ...
❏血液脳関門通過性ヘテロ核酸の開発(17H06109)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】横田 隆徳 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (90231688)
【キーワード】血液脳関門 / グルコーストランスポーター / トランスフェリン受容体 / 抗体工学 / 神経変性疾患 (他15件)
【概要】核酸医薬品は次世代医薬として注目されている。特に神経難病では、その開発が目覚ましい。一方で、核酸医薬品は全身投与では脳内に移行せず、髄腔内投与が必要である。そこで、血液脳関門(BBB)に高発現し、内在化する受容体であるグルコーストランスポーター1および4、トランスフェリン受容体に対する抗体を作製した。得られた抗体について、抗原への結合を確認したのに加え、細胞を用いた結合活性評価を行い、細胞上で標的...
【医歯薬学】看護学:イメージンク核酸を含む研究件
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏核酸機能の効果的時空間解析のための励起子制御イメージング(20350083)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岡本 晃充 独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員) (60314233)
【キーワード】励起子相互作用 / 蛍光イメージング / 蛍光色素 / DNA / 核酸 (他8件)
【概要】励起子相互作用による蛍光消光を効果的に使用した新しい発想のオン-オフ蛍光核酸プローブ(近赤外)を設計・作成した。このプローブは、プローブだけのときには色素の二量化によってほとんど蛍光を示さないが、標的配列(DNA・RNA)とハイブリダイゼーションしたとき二量体構造が崩れ、強い蛍光発光を与えた。 ...
❏生きた細胞内における内在性mRNAの定量による遺伝子発現機構の解明(19870038)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】岡部 弘基 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (20455398)
【キーワード】イメージング / 核酸 / バイオテクノロジー / 生物物理 / 共焦点顕微鏡
【概要】近年、mRNA を標的にした遺伝子発現調節が精力的に研究されるなか、生細胞に内在するmRNA を検出することは、遺伝子発現機構の解明に必須の課題である。本研究では、生細胞内における特定の内在性mRNA発現量を計測することにより、その動態をリアルタイムに追跡する技術開発を目指した。内在性mRNAの標識には蛍光性アンチセンスプローブを用い、蛍光顕微鏡により生きた単一細胞内のプローブを定量的に解析するこ...
【医歯薬学】看護学:ウイルス核酸を含む研究件
❏ウイルス様粒子を新規材料とした膜タンパク質結合RNAアプタマー創製法の開発(17K20087)
【研究テーマ】人間医工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 理貴 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (00549529)
【キーワード】アプタマー / 膜タンパク質 / virus-like particle / ウイルス様粒子 / RNAアプタマー (他9件)
【概要】ウイルス様粒子(virus-like particle, VLP)で生理的構造を維持した膜タンパク質を標的とした新規のアプタマー創製技術の確立に成功した。モデル標的として、重要な創薬標的である数種のGタンパク質共役型受容体(GPCR)を選定し当該技術の最適化と高度化を図った。その結果、GPCRの機能を阻害するアンタゴニストに加えパーシャルアゴニストの取得にも成功し、VLPを活用した膜タンパク質に対...
❏自然免疫系活性化につながる新規核酸認識機構の解析(24590574)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳井 秀元 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70431765)
【キーワード】自然免疫 / シグナル伝達 / サイトカイン / 核酸 / ノックアウトマウス (他11件)
【概要】ウイルスや細菌などの感染に際し、病原体由来核酸は自然免疫受容体によって認識され、免疫応答を強く活性化する。この応答は感染防御に必須であり、その詳細を明らかにすることは重要である。我々は、病原体由来核酸を模した核酸アナログと結合する分子(NAS1及びNAS2)を同定した。これらの分子についてコンディショナルノックアウトマウスを作製し、NAS1が核酸による刺激時のI型IFNやIL-12p40の産生に関...
【医歯薬学】看護学:エピジェネテイクス核酸を含む研究件
❏サンゴに共生する褐虫藻核ゲノムのエピゲノミクス(16K07454)
【研究テーマ】遺伝・染色体動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】將口 栄一 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, 研究員 (90378563)
【キーワード】渦鞭毛藻 / サンゴ / 紫外線吸収物質 / 褐虫藻 / ゲノム (他16件)
【概要】サンゴに共生する渦鞭毛藻類の褐虫藻Symbiodiniaceaeは、少なくとも15のグループに分けることができるが、そのゲノム多様性やエピゲノムに関する研究は進んでいない。本研究では褐虫藻2種の全ゲノム配列(767 Mbと705 Mb)を決定した。比較解析により、二次共生により紅藻から獲得したと考えられる遺伝子の重複や損失が褐虫藻の多様化に影響してきたことを明らかにした。解読した褐虫藻ゲノムを利用...
❏生活習慣病に強相関する核酸メチル化の超高感度検出化学技術開発(15H02190)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡本 晃充 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (60314233)
【キーワード】DNA / メチル化 / 脱メチル化 / ヒストン / 金属反応 (他19件)
【概要】われわれが開発した化学反応を基礎にして、高効率なエピジェネティクス検出研究を進めた。成果は次の通り。課題(i) 腫瘍不均一性を解くためのDNA反復配列に現れるメチル化の超高輝度検出、課題(ii) 腫瘍術後診断を効率化するDNA脱メチル化特異的反応生成物の超高性能分析、課題(iii) 遺伝子発現を制御するヒストン構造の化学的再現と解析 ...
❏新規DNA修飾の探索とエピジェネティッスクのパラダイムシフト(23655153)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 勉 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20292782)
【キーワード】核酸 / 蛋白質 / 糖化学 / DNA修飾 / マススペクトロメトリー (他7件)
【概要】DNAのメチル化やヒストン修飾に代表されるクロマチンの構造変化は、エピジェネティックに遺伝子発現を調節し、発生や分化、疾患などの高次生命現象と密接に関わっている。本研究において我々は、高感度な質量分析法を駆使することでヒトおよびマウスのゲノム中からいくつかの新規DNA修飾体を見出した。そのうちの一つについて、化学構造を決定することに成功した。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子核酸を含む研究件
❏生物合成系の再設計による革新的核酸系化合物の創製(21H02127)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】葛山 智久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30280952)
【キーワード】核酸 / 生合成 / 放線菌 / ヌクレオチド / 遺伝子 (他8件)
【概要】本研究課題では、核酸系天然化合物の生合成酵素の精密機能解析を行い、得られた機能情報をもとに各種生合成酵素の理論的機能改変を行うことで新規な核酸系化合物を創出することを目的としている。2021年度ではまず、放線菌Streptomyces angustmyceticus NBRC 3934株の生産するangustmycin類の生合成機構の詳細を明らかにし、次いでこの生合成機構を改変することで、angu...
❏大容量RNA配列の情報解析による中心体非翻訳型RNAの網羅的同定(16K14673)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】北川 大樹 国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 教授 (80605725)
【キーワード】lncRNA / 細胞分裂 / 次世代シークエンス / 紡錘体 / 中心体 (他9件)
【概要】近年、非コードRNA(lncRNA)が様々な生理現象に関与していることが明らかにされてきた。過去の知見から中心体-分裂期紡錘体の形成に関与するlncRNAの存在は実験的に示唆されていたが、その同定には至っていなかった。本研究では、中心体-分裂期紡錘体系に局在するlncRNAを生化学的手法と次世代シークエンスを融合することで網羅的に同定することを試みた。結果として、分裂期紡錘体形成に関与するlncR...
❏RNA結合タンパク質の機能障害を介した選択的神経変性機構の解明(16H05320)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河原 行郎 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80542563)
【キーワード】神経変性疾患 / RNA結合タンパク質 / 細胞死 / 脳神経組織 / 核酸 (他9件)
【概要】近年、複数の神経変性疾患において、RNA結合タンパク質 (RBP)の代謝障害が発症病態に関与していることが示唆されている。しかし、多くのRBPは脳脊髄組織を含めた全身に幅広く分布しており、なぜ特定の神経細胞だけがこれらの環境変化に脆弱であるのか未解明である。このため本研究では、マウスの特定の神経細胞に発現するRNAだけを標識する技術を導入し、各神経細胞に発現するRNAの特徴を明らかにする手法の確立...
【医歯薬学】看護学:ゲノム核酸を含む研究件
❏ゲノム合成の基盤技術を自然界でのDNA水平伝播現象をもとに構築する(18K06196)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金子 真也 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10399694)
【キーワード】ゲノム合成 / コンティグDNA / 枯草菌 / 応用微生物 / 形質転換 (他11件)
【概要】物理的なダメージを受けやすいサイズの大きなDNAを効率良く細胞中で合成する方法として、枯草菌を用いたプロトプラスト法による形質転換で、一度に複数のコンティグDNA断片を細胞中で連結する手法を考案した。また供与菌宿主として枯草菌を溶菌させ、溶菌液を用いて抽出・精製操作を経ずに大腸菌、出芽酵母へ導入する方法も開発できた。さらに接合伝達法についても大腸菌から真核細胞の酵母へ簡便に長鎖DNAを導入できるこ...
❏サンゴに共生する褐虫藻核ゲノムのエピゲノミクス(16K07454)
【研究テーマ】遺伝・染色体動態
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】將口 栄一 沖縄科学技術大学院大学, マリンゲノミックスユニット, 研究員 (90378563)
【キーワード】渦鞭毛藻 / サンゴ / 紫外線吸収物質 / 褐虫藻 / ゲノム (他16件)
【概要】サンゴに共生する渦鞭毛藻類の褐虫藻Symbiodiniaceaeは、少なくとも15のグループに分けることができるが、そのゲノム多様性やエピゲノムに関する研究は進んでいない。本研究では褐虫藻2種の全ゲノム配列(767 Mbと705 Mb)を決定した。比較解析により、二次共生により紅藻から獲得したと考えられる遺伝子の重複や損失が褐虫藻の多様化に影響してきたことを明らかにした。解読した褐虫藻ゲノムを利用...
❏次世代型CRISPRシステムの構築によるヒト遺伝子機能解明のための基盤技術開発(15H04319)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】程 久美子 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50213327)
【キーワード】CRISPR / dCas9 / base-pairing / thermodynamics / melting temperature (他10件)
【概要】本研究は、CRISPR法の改良による次世代型ヒト遺伝子機能解明のための基盤技術の開発を目的とした研究である。CRISPRシステムとは、原核生物の免疫防御システムを利用した新しいゲノム編集法であり、あらゆる生物種に応用可能な画期的技術として注目されている。CRISPR法では、標的部位を塩基配列で識別するガイドRNAがCas9たんぱく質と複合体を形成し、ガイドRNAが対合したゲノム領域をCas9が切断...
【医歯薬学】看護学:サイトカイン核酸を含む研究件
❏ダメージ関連分子による炎症・免疫応答系の制御機構の解明(20H00504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】谷口 維紹 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (50133616)
【キーワード】免疫シグナル伝達 / 炎症 / 腫瘍免疫 / 自然免疫受容体 / サイトカイン (他15件)
【概要】本研究の目的は、自己由来分子による炎症・免疫応答の調節機構を解明し、その破綻としての各種疾患の発症についての理解を深めることにある。死細胞やスト レスを受けた細胞からダメージ関連分子パターン(Damage-associated molecular patterns; DAMPs)と呼ばれる自己由来分子が放出され、それらが炎症・免疫系を調節することが注目されつつある。しかしながらその本体や作用機構に...
❏炎症・自己免疫疾患の発症・増悪を惹起する内在性RNA複合体の解析(18K08406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】根岸 英雄 東京大学, 医科学研究所, 特任講師 (60514297)
【キーワード】RNA / 核酸 / DNA / DAMPs / 自己免疫 (他10件)
【概要】免疫応答の活性化作用を有する内在性のRNAについて解析を行い、RNAを中心とした内在性の核酸の放出、放出された核酸への応答、それらを引き起こす物質について多くの知見が得られ、さらに、それらの重要性を示唆する知見が疾患モデルマウスやヒトサンプルから得られた。また、 一連の研究を通して、細胞外に放出された核酸を解析する解析系の構築が推進された。 ...
❏自然免疫系活性化につながる新規核酸認識機構の解析(24590574)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳井 秀元 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70431765)
【キーワード】自然免疫 / シグナル伝達 / サイトカイン / 核酸 / ノックアウトマウス (他11件)
【概要】ウイルスや細菌などの感染に際し、病原体由来核酸は自然免疫受容体によって認識され、免疫応答を強く活性化する。この応答は感染防御に必須であり、その詳細を明らかにすることは重要である。我々は、病原体由来核酸を模した核酸アナログと結合する分子(NAS1及びNAS2)を同定した。これらの分子についてコンディショナルノックアウトマウスを作製し、NAS1が核酸による刺激時のI型IFNやIL-12p40の産生に関...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達核酸を含む研究件
❏自然免疫系活性化につながる新規核酸認識機構の解析(24590574)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柳井 秀元 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70431765)
【キーワード】自然免疫 / シグナル伝達 / サイトカイン / 核酸 / ノックアウトマウス (他11件)
【概要】ウイルスや細菌などの感染に際し、病原体由来核酸は自然免疫受容体によって認識され、免疫応答を強く活性化する。この応答は感染防御に必須であり、その詳細を明らかにすることは重要である。我々は、病原体由来核酸を模した核酸アナログと結合する分子(NAS1及びNAS2)を同定した。これらの分子についてコンディショナルノックアウトマウスを作製し、NAS1が核酸による刺激時のI型IFNやIL-12p40の産生に関...
❏インスリン受容体基質と相互作用しているARF1 mRNAの生理的意義の解明(22780249)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】福嶋 俊明 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (70543552)
【キーワード】代謝 / 内分泌制御 / シグナル伝達 / 発現制御 / 核酸 (他7件)
【概要】我々は、インスリンやインスリン様成長因子(IGF)の細胞内シグナルを仲介するインスリン受容体基質(IRS)がRNAと複合体を形成していることを見出し、この複合体形成の意義を解析した。その結果、IRSは、(1)small nucleolar RNA(snoRNA)の生合成を促進して、リボソームの成熟・活性化を進める、(2)mRNAの配列内リボソーム進入部位(IRES)を介した翻訳を調節する、という多...
❏ワクチントラフィックとシグナル伝達(21390152)
【研究テーマ】免疫学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】石井 健 独立行政法人医薬基盤研究所, 創薬基盤研究部, プロジェクトリーダー (00448086)
【キーワード】ワクチン / アジュバント / 自然免疫 / インフルエンザ / シグナル伝達 (他9件)
【概要】インフルエンザワクチンと一口に言ってもその形態によって弱毒化生ワクチン、不活化全粒子ワクチン、不活化スプリットワクチンの3種類に分類されるが、ウイルス感染免疫の研究に比べ各ワクチンによる免疫学的作用機序に関する詳細な検討はなされていなかった。今回、マウス、ヒト両方の実験系を用いて、スプリットワクチンでは自然免疫の活性化がほとんど見られないが、同じ不活化ワクチンでも、全粒子ワクチンでは、中のウイルス...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現核酸を含む研究件
❏遺伝子調節領域のATクラスター部位を認識・変換する金属錯体(08877339)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現 / 金属錯体 / 分子認識 / 核酸 / 遺伝子調節領域 (他7件)
【概要】蛋白質は、α-ヘリックス、β-シートなどの特殊な構造部位によりDNAの特定位置に結合するが、このような相互作用は通常タンパク質全体の高次構造を必要とする。申請者は、DNA結合性金属錯体をオリゴペプチドに担持することによりDNA上でオリゴペプチドの折れたたみが誘起され、三者による超分子が形成されると考えた。本研究では、DNAの特定部位に相補的なオリドペプチド-金属錯体を合成し、DNAとの相互作用を種...
❏遺伝子発現制御を指向した核酸認識・変換能をもつ金属錯体の創製(08457623)
【研究テーマ】医薬分子機能学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】塩谷 光彦 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60187333)
【キーワード】遺伝子発現制御 / 金属錯体 / 錯体化学 / 核酸 / 遺伝子発現 (他10件)
【概要】チミン塩基に選択的に結合する亜鉛サイクレン錯体と、ウイルスDNAの転写領域に存在するTATAboxを含む19mer二本鎖DNAをはじめとする、数種の直線型およびヘアピン型オリゴマーDNAとの相互作用を詳細に調べた。ATリッチな配列を含む二本鎖DNAオリゴマーに対して亜鉛錯体を添加すると、濃度依存的にDNA二本鎖構造体が不安定化し、その融解温度が低下することが判明した。一方、銅およびニッケル錯体の場...
【医歯薬学】看護学:遺伝子診断核酸を含む研究件
❏核酸塩基認識能を有する水素結合性希土類錯体の創製と核酸配列・構造解析への応用(20750055)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】吉本 敬太郎 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60392172)
【キーワード】核酸 / 分子認識 / ランタノイド錯体 / 遺伝子診断・解析 / 蛍光識別 (他10件)
【概要】水素結合性核酸塩基認識試薬であるAMNDの機能化を試みるため、ランタノイド形成部位であるDOTAをコンジュゲートした新規化合物AMND-DOTAの合成を試みた。その結果、(1)AMNDがエネルギー移動発光用のアンテナ蛍光団として利用可能、(2)ピリミジン塩基選択性を示すAMNDの核酸塩基選択性が保持されたまま、DOTA骨格の導入が可能、(3)DOTA骨格へTbイオンを配位させることでピリミジン塩基...
❏大環状糖クラスターを用いる細胞認識のシミュレーション(13490021)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】遺伝子 / 遺伝子運搬 / 人工グリコウイルス / 糖クラスター / ガラクトース (他23件)
【概要】大環状(カリックスレゾルカレン)骨格に8個の糖鎖を配置したクラスター化合物をホスト(補足剤)/キャリア(運搬剤)とするデリバリーシステムを構築し、細胞認識の仕組みを明らかにした。主な成果は以下のとおりである。 (1)糖クラスターは会合数6程度のミセル様会合体を形成し、これはリン酸イオンにより凝集する。その駆動力は脱水和に基づくエントロピー獲得である。 (2)糖クラスターは核酸(プラスミドDNA)と...