❏人為環境下における植物群集の急速な形質進化と群集への波及効果(21H02559)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】深野 祐也 千葉大学, 大学院園芸学研究院, 准教授 (70713535)
【キーワード】急速な進化 / 進化-生態フィードバック / 雑草 / 都市 / 農地 (他8件)
【概要】都市と農地はわれわれの社会が存続する上で必須の人為環境であり、地球の陸地の14%を占める広大なハビタットである。しかし、その環境に生育する生物がどのように適応進化し、どのように生態的な相互作用が形作られているかは、森林や草地などの自然環境と比べてほとんどわかっていない。都市と農地は土壌や水分条件など、しばしば対照的な環境を持つが、同じ植物種が分布していることがある。これらの植物種では強い分断化選択...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...