❏日本林業再興のための木材需要を生み出す統合的ペーパーデバイスの開発と活用(17KT0069)
【研究テーマ】次世代の農資源利用
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-07-18 - 2020-03-31
【研究代表者】江前 敏晴 筑波大学, 生命環境系, 教授 (40203640)
【キーワード】紙 / エレクトロニクス / 銀ナノ粒子 / ナノセルロース / セルロースナノクリスタル (他25件)
【概要】印刷法による紙基板電気回路作製のため、セルロースナノクリスタル(CNC)を使い紙の表面加工を行った。棒状で高電荷密度のCNCは修正大島-Overbeek式への近似で表面電位を適切に求められた。紙表面に印刷したCNC層上に作製した銀配線は高い導電性と摩擦抵抗性を示した。配線用銀ナノ粒子は、硝酸銀水溶液をナノエマルション化する簡便調製法を確立し、使用したTween 80に乳濁能と安定分散能に加えて還元...
❏超効率バイオアッセイシステム開発のためのインクジェット技術の確立(23658138)
【研究テーマ】木質科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】江前 敏晴 筑波大学, 生命環境系, 教授 (40203640)
【キーワード】バイオアッセイ / インクジェット / バクテリア / 細胞 / 寒天培地 (他11件)
【概要】インクジェットプリンタにより培地及び細菌を紙に印刷し、顕微鏡によりコロニー成長を評価することで数時間のうちに最適環境条件を決定できるバイオアッセイシステム開発を目指した。ポリスチレンのトルエン溶液に浸漬し全面疎水化したろ紙に、培地を形成したい区画にだけトルエンを印刷してポしスチレン樹脂を溶かし出し、親疎水性パターンを作製した。印刷中のゲル化を押さえるため、インクカートリッジの加熱と寒天の硫酸加水分...
❏微細構造制御によるプリンタブルペーパーエレクトロニクスの創出(22380092)
【研究テーマ】木質科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】江前 敏晴 筑波大学, 生命環境系, 教授 (40203640)
【キーワード】パルプ・紙 / エレクトロニクス / センサー / 健康診断チップ / インクジェット (他18件)
【概要】バイオマスの材料の有効利用とエレクトロニクス製造の効率化を目的とする。非塗工の紙に印刷した銀ナノ粒子インクのラインは、粒子の落ち込みにより、導電性が発現しなかったが、フッ素ポリマーのはっ水処理後の印刷では導電性が発現した。ペーパーエレクトロニクスの応用として血糖値測定用紙基板健康診断チップを全てインクジェット印刷で試作した。コットンリンターを用いたセンサー用紙、紫外線硬化樹脂インクを使った微小流路...