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研究分野別サイレントキーワード
「獣医学」サイレントキーワードを含む研究
【生物学】生物学:卵胞嚢腫獣医学を含む研究件
❏コンディショナルノックアウト技術を活用したヤギの排卵制御メカニズムの解明(15K14842)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / 性腺刺激ホルモン放出ホルモン (他9件)
【概要】本研究では、エストロジェン受容体(ER)の発現をコンディショナルにノックアウトできる遺伝子改変ヤギの作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、RACE法によりヤギERをコードする遺伝子(ESR1)のmRNA塩基配列および推定アミノ酸配列の同定を行った。また、去勢オスヤギの視索前野にエストロジェン結晶を微量留置したところ、黄体形成ホルモン(LH)サージ様の濃度上昇が誘起された。このことから、エ...
❏コンディショナルノックアウトによる卵胞嚢腫モデルヤギの作出(23658223)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 生理学 / 畜産学 (他8件)
【概要】本研究では、脳領域特異的なキスペプチン遺伝子(KISS1)改変動物の作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、ゲノムウォーキング法によりヤギKISS1のゲノム構造を明らかにした。また、高濃度エストロジェン投与により、雌雄ヤギにおいて黄体形成ホルモン(LH)サージが誘起され、このとき視索前野キスペプチンニューロンが活性化することを明らかにした。LHサージ発生機構には雌雄による機能差が存在するこ...
【生物学】生物学:ヤギ獣医学を含む研究件
❏コンディショナルノックアウト技術を活用したヤギの排卵制御メカニズムの解明(15K14842)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / 性腺刺激ホルモン放出ホルモン (他9件)
【概要】本研究では、エストロジェン受容体(ER)の発現をコンディショナルにノックアウトできる遺伝子改変ヤギの作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、RACE法によりヤギERをコードする遺伝子(ESR1)のmRNA塩基配列および推定アミノ酸配列の同定を行った。また、去勢オスヤギの視索前野にエストロジェン結晶を微量留置したところ、黄体形成ホルモン(LH)サージ様の濃度上昇が誘起された。このことから、エ...
❏オプトジェネティクス技術を活用したヤギ卵胞発育制御メカニズムの解明(24380154)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / GnRH (他8件)
【概要】本研究では、反芻家畜の卵胞発育を制御する視床下部神経機構の解明を目的とした。まず、ヤギニューロキニンB遺伝子(TAC3)のゲノム構造を解析し、TAC3のプロモーター領域を同定した。ニューロキニンBを含有する視床下部弓状核のKNDyニューロン活性をオプトジェネティクス技術により制御できるヤギを作出するため、アデノ随伴ウイルスベクターによる遺伝子導入法とCre-loxPシステムを組み合わせ、KNDyニ...
❏コンディショナルノックアウトによる卵胞嚢腫モデルヤギの作出(23658223)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 生理学 / 畜産学 (他8件)
【概要】本研究では、脳領域特異的なキスペプチン遺伝子(KISS1)改変動物の作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、ゲノムウォーキング法によりヤギKISS1のゲノム構造を明らかにした。また、高濃度エストロジェン投与により、雌雄ヤギにおいて黄体形成ホルモン(LH)サージが誘起され、このとき視索前野キスペプチンニューロンが活性化することを明らかにした。LHサージ発生機構には雌雄による機能差が存在するこ...
【生物学】基礎生物学:フェロモン獣医学を含む研究件
❏牛における雄効果フェロモンの同定(19H00967)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し,以下の成果を得た。 ① バイオアッセイ系の確立 ★鋤鼻器スライス標本による受容体の特定:現在報告されている牛の鋤鼻1型受容体(V1R)43種のうち,偽遺伝子化していないと推定された25遺伝子についてプローブを作製し,雄効果フェロモンを含有すると考えられる雄牛被毛を呈示した雌牛の鋤鼻器の凍結切片でin situ hybridizationとS6リボソームタンパ...
❏雄牛フェロモンの同定と実用化に関する研究(15H05782)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】前多 敬一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30181580)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し、以下の成果を得た。 ①雄牛フェロモン活性に対するバイオアッセイ系の確立 鋤鼻神経細胞を用いた生物検定:2年6か月齢の交雑種雌牛の鋤鼻組織から確立した不死化細胞100個以上のクローンからのtotal RNA抽出とcDNA合成を完了した。鋤鼻神経細胞のマーカーであるolfactory marker proteinおよびG protein(Gi)を発現する細胞を検...
❏情動を制御する嗅覚コミュニケーションの全容解明(15H05635)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】清川 泰志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70554484)
【キーワード】警報フェロモン / 安寧フェロモン / 社会的緩衝 / 揮発性分子 / 鋤鼻系 (他18件)
【概要】本研究助成により、ストレスを受けていないラットから放出され、受容個体のストレスを緩和する安寧フェロモンの放出部位を特定し、その候補分子を4つにまで絞り込むことができた。 またこの安寧フェロモンと、これとは逆の作用を持つ警報フェロモンの脳内作用メカニズムに関しても検討した。その結果、安寧フェロモンは前嗅核後部を活性化し、その活性化が外側扁桃体核間細胞塊を介して扁桃体外側核を抑制することで、受容個体の...
【生物学】基礎生物学:キスペプチン獣医学を含む研究件
❏GnRH遺伝子変異マウスを用いた雌性フェロモンの中枢性分泌制御機構の解明(25660251)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10433715)
【キーワード】繁殖行動 / GnRH / 性フェロモン / エストロジェン / 獣医学 (他9件)
【概要】GnRHの変異マウスであるhpgマウスの雌にエストロジェン処置し、GnRHアゴニスト(GnRHa)を脳内投与したところ、雄マウスに追尾される回数が増加した。鋤鼻骨切除雄マウスでは変化がなかった。このhpg雌マウスの尿をGC-MS分析したところ特異的なピークが存在した。以上より、GnRH刺激された雌マウスは雄の繁殖行動を鋤鼻気を介して誘発すること、それにはフェロモンが関与していることが示唆された。...
❏オプトジェネティクス技術を活用したヤギ卵胞発育制御メカニズムの解明(24380154)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / GnRH (他8件)
【概要】本研究では、反芻家畜の卵胞発育を制御する視床下部神経機構の解明を目的とした。まず、ヤギニューロキニンB遺伝子(TAC3)のゲノム構造を解析し、TAC3のプロモーター領域を同定した。ニューロキニンBを含有する視床下部弓状核のKNDyニューロン活性をオプトジェネティクス技術により制御できるヤギを作出するため、アデノ随伴ウイルスベクターによる遺伝子導入法とCre-loxPシステムを組み合わせ、KNDyニ...
❏コンディショナルノックアウトによる卵胞嚢腫モデルヤギの作出(23658223)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 生理学 / 畜産学 (他8件)
【概要】本研究では、脳領域特異的なキスペプチン遺伝子(KISS1)改変動物の作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、ゲノムウォーキング法によりヤギKISS1のゲノム構造を明らかにした。また、高濃度エストロジェン投与により、雌雄ヤギにおいて黄体形成ホルモン(LH)サージが誘起され、このとき視索前野キスペプチンニューロンが活性化することを明らかにした。LHサージ発生機構には雌雄による機能差が存在するこ...
【生物学】基礎生物学:GnRH獣医学を含む研究件
❏コンディショナルノックアウト技術を活用したヤギの排卵制御メカニズムの解明(15K14842)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / 性腺刺激ホルモン放出ホルモン (他9件)
【概要】本研究では、エストロジェン受容体(ER)の発現をコンディショナルにノックアウトできる遺伝子改変ヤギの作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、RACE法によりヤギERをコードする遺伝子(ESR1)のmRNA塩基配列および推定アミノ酸配列の同定を行った。また、去勢オスヤギの視索前野にエストロジェン結晶を微量留置したところ、黄体形成ホルモン(LH)サージ様の濃度上昇が誘起された。このことから、エ...
❏GnRH遺伝子変異マウスを用いた雌性フェロモンの中枢性分泌制御機構の解明(25660251)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10433715)
【キーワード】繁殖行動 / GnRH / 性フェロモン / エストロジェン / 獣医学 (他9件)
【概要】GnRHの変異マウスであるhpgマウスの雌にエストロジェン処置し、GnRHアゴニスト(GnRHa)を脳内投与したところ、雄マウスに追尾される回数が増加した。鋤鼻骨切除雄マウスでは変化がなかった。このhpg雌マウスの尿をGC-MS分析したところ特異的なピークが存在した。以上より、GnRH刺激された雌マウスは雄の繁殖行動を鋤鼻気を介して誘発すること、それにはフェロモンが関与していることが示唆された。...
❏オプトジェネティクス技術を活用したヤギ卵胞発育制御メカニズムの解明(24380154)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / GnRH (他8件)
【概要】本研究では、反芻家畜の卵胞発育を制御する視床下部神経機構の解明を目的とした。まず、ヤギニューロキニンB遺伝子(TAC3)のゲノム構造を解析し、TAC3のプロモーター領域を同定した。ニューロキニンBを含有する視床下部弓状核のKNDyニューロン活性をオプトジェネティクス技術により制御できるヤギを作出するため、アデノ随伴ウイルスベクターによる遺伝子導入法とCre-loxPシステムを組み合わせ、KNDyニ...
【農学】動物生命科学:イヌ獣医学を含む研究件
❏ヒトの未診断疾患から疾患概念を確立するためのイヌを活用したプラットフォームの構築(22K18377)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】桃沢 幸秀 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, チームリーダー (40708583)
【キーワード】ゲノム医科学 / 獣医学 / 未診断疾患 / 希少遺伝性疾患 / イヌ
【概要】
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
❏組織マイクロアレイを用いたイヌの腫瘍診断における新規マーカーの探索(26660236)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】チェンバーズ ジェームズ 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (00621682)
【キーワード】獣医学 / 組織マイクロアレイ / イヌ / 腫瘍マーカー / 獣医病理診断 (他14件)
【概要】イヌの全身諸臓器の組織マイクロアレイを用いて、正常組織における蛋白質の発現程度および分布を調べた。その結果を応用して組織球系腫瘍と消化管ポリープを含む複数の腫瘍の診断マーカーを同定した。組織球性腫瘍については、CD204およびCD163が病理診断に有用であることを確認し、また発生部位によって発現程度が異なることが分かった。消化管ポリープについては、ミニチュアダックスフンドとジャックラッセルテリアの...
【農学】動物生命科学:乳腺腫瘍獣医学を含む研究件
❏組織マイクロアレイを用いたイヌの腫瘍診断における新規マーカーの探索(26660236)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】チェンバーズ ジェームズ 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (00621682)
【キーワード】獣医学 / 組織マイクロアレイ / イヌ / 腫瘍マーカー / 獣医病理診断 (他14件)
【概要】イヌの全身諸臓器の組織マイクロアレイを用いて、正常組織における蛋白質の発現程度および分布を調べた。その結果を応用して組織球系腫瘍と消化管ポリープを含む複数の腫瘍の診断マーカーを同定した。組織球性腫瘍については、CD204およびCD163が病理診断に有用であることを確認し、また発生部位によって発現程度が異なることが分かった。消化管ポリープについては、ミニチュアダックスフンドとジャックラッセルテリアの...
❏犬乳腺腫瘍の悪性化における上皮間葉化(EMT)現象とその臨床的意義(21780285)
【研究テーマ】臨床獣医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】中川 貴之 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (40447363)
【キーワード】外科 / 上皮間葉化 / 犬 / 乳腺腫瘍 / TGF-β (他10件)
【概要】犬乳腺腫瘍の悪性化機構における上皮間葉化現象(EMT)とその意義を明らかにするため、まず犬乳腺腫瘍自然発症例の組織サンプルを用いてEMT関連因子の免疫染色を行ったところ、乳腺腫ではEMTは見られない一方で乳腺癌でEMTが起こっていることが明らかとなった。犬乳腺腫瘍細胞株においてもEMT関連因子を検索したところ同一症例から分離された細胞株の中から、E-cadherin,β-cateninが高発現し上...
【農学】動物生命科学:獣医学を含む研究件
❏小動物臨床におけるてんかん外科の導入(17H01507)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 大輔 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (20366793)
【キーワード】てんかん外科 / 難治性てんかん / 犬 / 猫 / てんかん原性領域 (他16件)
【概要】本研究は、これまで救済の手立てがなかった犬猫の難治性てんかん(DRE)に対する新たな治療法として、人医で適用される「てんかん外科」を獣医療へ導入することを目的とし、複数の実験的基礎研究と実際のDRE犬猫患者を対象としたてんかん外科の臨床試験を行った。基礎研究からは犬猫で利用可能な手術手技を確立し、また将来必要とされる新たな研究課題を見出した。臨床試験では、12例のDRE犬猫患者に対し、個々の症例に...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(国際共同研究強化)(15KK0275)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2017
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / アポトーシス / 抗体 (他8件)
【概要】近年、腫瘍に随伴して存在する腫瘍関連マクロファージ(Tumor-associated macrophage, TAM)は様々な腫瘍の増悪を促進することが明らかになってきた。しかしどのようにしてTAMに分化するのかは分かっていない。本研究では、マクロファージに特異的に発現するタンパク質である Apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)がその分化に密接に関与すること...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
【農学】動物生命科学:組織球性肉腫獣医学を含む研究件
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(国際共同研究強化)(15KK0275)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2017
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / アポトーシス / 抗体 (他8件)
【概要】近年、腫瘍に随伴して存在する腫瘍関連マクロファージ(Tumor-associated macrophage, TAM)は様々な腫瘍の増悪を促進することが明らかになってきた。しかしどのようにしてTAMに分化するのかは分かっていない。本研究では、マクロファージに特異的に発現するタンパク質である Apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)がその分化に密接に関与すること...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
❏組織マイクロアレイを用いたイヌの腫瘍診断における新規マーカーの探索(26660236)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】チェンバーズ ジェームズ 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (00621682)
【キーワード】獣医学 / 組織マイクロアレイ / イヌ / 腫瘍マーカー / 獣医病理診断 (他14件)
【概要】イヌの全身諸臓器の組織マイクロアレイを用いて、正常組織における蛋白質の発現程度および分布を調べた。その結果を応用して組織球系腫瘍と消化管ポリープを含む複数の腫瘍の診断マーカーを同定した。組織球性腫瘍については、CD204およびCD163が病理診断に有用であることを確認し、また発生部位によって発現程度が異なることが分かった。消化管ポリープについては、ミニチュアダックスフンドとジャックラッセルテリアの...
【農学】動物生命科学:畜産学獣医学を含む研究件
❏高泌乳牛の肝機能障害が炎症性子宮疾患の病態とエンドトキシン代謝に及ぼす影響の解明(19K21166)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】真方 文絵 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (50635208)
【キーワード】炎症性子宮疾患 / 肝機能障害 / リポポリサッカライド / 遊離脂肪酸 / ケトン体 (他15件)
【概要】本研究は乳牛の肝機能低下が炎症性子宮疾患の病態におよぼす影響を明らかにすることを目的とした。高泌乳牛では子宮の炎症と肝機能障害が高頻度で併発した。また,肝機能障害は卵胞内微小環境を変化させたとともに,子宮の炎症に由来する細菌毒素の卵胞液中濃度増加や卵巣機能低下に関与する可能性を示し,二つの疾病の相互連関を卵胞レベルで明らかにした。さらに,疾病モデルラットの作出によって乳牛で多発する代謝性疾患と生殖...
❏排卵数を支配的に制御する新規な卵巣内因子の同定(16K15023)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】獣医学 / 畜産学 / 応用動物 / 細胞・組織 / プロテオーム
【概要】哺乳類が一度に排卵する卵子の数は種によって厳密なコントロールがなされているが、その制御機構は解明されていない。本研究では排卵数を支配的に制御する卵巣内因子を探索するため、ウシ卵巣の顆粒層細胞を用いたトランスクリプトーム解析(RNA-seq)を実施した。その結果、最も大きく排卵まで至る「主席卵胞」と、二番目に大きく排卵されない「次席卵胞」の顆粒層細胞で発現量に差がある500以上の遺伝子を得た。このう...
❏GnRHサージ発生中枢による排卵制御機構の全容解明(16H06206)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】繁殖 / 反芻家畜 / 細胞株 / GnRHニューロン / キスペプチンニューロン (他12件)
【概要】ウシの最も重要な繁殖障害のひとつである卵胞嚢腫の主な原因は、排卵を誘起するGnRH(gonadotropin-releasing hormone)サージ発生中枢の機能不全であるとされるが、特に家畜におけるサージ発生中枢メカニズムはほとんど解明されていない。本研究は、反芻家畜のGnRHサージ発生中枢制御機構を解明することを目的とした。反芻家畜の繁殖中枢機能を細胞レベルで解析できる、ヤギ視床下部由来の...
【農学】動物生命科学:エストロジェン獣医学を含む研究件
❏コンディショナルノックアウト技術を活用したヤギの排卵制御メカニズムの解明(15K14842)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / 性腺刺激ホルモン放出ホルモン (他9件)
【概要】本研究では、エストロジェン受容体(ER)の発現をコンディショナルにノックアウトできる遺伝子改変ヤギの作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、RACE法によりヤギERをコードする遺伝子(ESR1)のmRNA塩基配列および推定アミノ酸配列の同定を行った。また、去勢オスヤギの視索前野にエストロジェン結晶を微量留置したところ、黄体形成ホルモン(LH)サージ様の濃度上昇が誘起された。このことから、エ...
❏GnRH遺伝子変異マウスを用いた雌性フェロモンの中枢性分泌制御機構の解明(25660251)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10433715)
【キーワード】繁殖行動 / GnRH / 性フェロモン / エストロジェン / 獣医学 (他9件)
【概要】GnRHの変異マウスであるhpgマウスの雌にエストロジェン処置し、GnRHアゴニスト(GnRHa)を脳内投与したところ、雄マウスに追尾される回数が増加した。鋤鼻骨切除雄マウスでは変化がなかった。このhpg雌マウスの尿をGC-MS分析したところ特異的なピークが存在した。以上より、GnRH刺激された雌マウスは雄の繁殖行動を鋤鼻気を介して誘発すること、それにはフェロモンが関与していることが示唆された。...
【農学】動物生命科学:繁殖学獣医学を含む研究件
❏牛における雄効果フェロモンの同定(19H00967)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し,以下の成果を得た。 ① バイオアッセイ系の確立 ★鋤鼻器スライス標本による受容体の特定:現在報告されている牛の鋤鼻1型受容体(V1R)43種のうち,偽遺伝子化していないと推定された25遺伝子についてプローブを作製し,雄効果フェロモンを含有すると考えられる雄牛被毛を呈示した雌牛の鋤鼻器の凍結切片でin situ hybridizationとS6リボソームタンパ...
❏雄牛フェロモンの同定と実用化に関する研究(15H05782)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】前多 敬一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30181580)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し、以下の成果を得た。 ①雄牛フェロモン活性に対するバイオアッセイ系の確立 鋤鼻神経細胞を用いた生物検定:2年6か月齢の交雑種雌牛の鋤鼻組織から確立した不死化細胞100個以上のクローンからのtotal RNA抽出とcDNA合成を完了した。鋤鼻神経細胞のマーカーであるolfactory marker proteinおよびG protein(Gi)を発現する細胞を検...
❏雄牛フェロモンの単離精製(26252053)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】牛乳は国民の健康に欠かせない重要な生鮮食料品であるが, 牛乳を生産する乳牛の繁殖障害は年を追うごとに深刻化しており, その克服が喫緊の課題となっている。本研究では, 従来のホルモン等を用いる方法に代わる新たな乳牛の繁殖障害の治療・予防手段を開発することを念頭に, フェロモンを活用するための基盤研究として雄牛フェロモン(Bull Pheromone)の同定を目指す。すなわち本研究の目的は, 雌牛の性...
【農学】動物生命科学:応用動物獣医学を含む研究件
❏排卵数を支配的に制御する新規な卵巣内因子の同定(16K15023)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】獣医学 / 畜産学 / 応用動物 / 細胞・組織 / プロテオーム
【概要】哺乳類が一度に排卵する卵子の数は種によって厳密なコントロールがなされているが、その制御機構は解明されていない。本研究では排卵数を支配的に制御する卵巣内因子を探索するため、ウシ卵巣の顆粒層細胞を用いたトランスクリプトーム解析(RNA-seq)を実施した。その結果、最も大きく排卵まで至る「主席卵胞」と、二番目に大きく排卵されない「次席卵胞」の顆粒層細胞で発現量に差がある500以上の遺伝子を得た。このう...
❏GnRHサージ発生中枢による排卵制御機構の全容解明(16H06206)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】繁殖 / 反芻家畜 / 細胞株 / GnRHニューロン / キスペプチンニューロン (他12件)
【概要】ウシの最も重要な繁殖障害のひとつである卵胞嚢腫の主な原因は、排卵を誘起するGnRH(gonadotropin-releasing hormone)サージ発生中枢の機能不全であるとされるが、特に家畜におけるサージ発生中枢メカニズムはほとんど解明されていない。本研究は、反芻家畜のGnRHサージ発生中枢制御機構を解明することを目的とした。反芻家畜の繁殖中枢機能を細胞レベルで解析できる、ヤギ視床下部由来の...
❏東南アジア地域の乳牛における暑熱ストレス耐性の遺伝学的背景の探索(16H02766)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 獣医学 / 畜産学 / 神経科学 / ストレス (他8件)
【概要】本研究では、東南アジア地域で飼育されている乳用牛について、生理学的および遺伝学的解析により暑熱ストレスに強いウシの特徴を見出し、それらのウシが暑熱ストレス耐性を有するメカニズムを解明することを目的とした。カンボジア国内の農場で飼養されている乳用牛を対象として、ホルター型心電計を用いた心拍変動解析法により、心拍変動の周波数成分パラメータを用いて暑熱ストレス耐性を有する個体を選抜できることを明らかにし...
【農学】動物生命科学:獣医学を含む研究件
❏牛における雄効果フェロモンの同定(19H00967)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し,以下の成果を得た。 ① バイオアッセイ系の確立 ★鋤鼻器スライス標本による受容体の特定:現在報告されている牛の鋤鼻1型受容体(V1R)43種のうち,偽遺伝子化していないと推定された25遺伝子についてプローブを作製し,雄効果フェロモンを含有すると考えられる雄牛被毛を呈示した雌牛の鋤鼻器の凍結切片でin situ hybridizationとS6リボソームタンパ...
❏雄牛フェロモンの同定と実用化に関する研究(15H05782)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】前多 敬一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30181580)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し、以下の成果を得た。 ①雄牛フェロモン活性に対するバイオアッセイ系の確立 鋤鼻神経細胞を用いた生物検定:2年6か月齢の交雑種雌牛の鋤鼻組織から確立した不死化細胞100個以上のクローンからのtotal RNA抽出とcDNA合成を完了した。鋤鼻神経細胞のマーカーであるolfactory marker proteinおよびG protein(Gi)を発現する細胞を検...
❏雄牛フェロモンの単離精製(26252053)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】牛乳は国民の健康に欠かせない重要な生鮮食料品であるが, 牛乳を生産する乳牛の繁殖障害は年を追うごとに深刻化しており, その克服が喫緊の課題となっている。本研究では, 従来のホルモン等を用いる方法に代わる新たな乳牛の繁殖障害の治療・予防手段を開発することを念頭に, フェロモンを活用するための基盤研究として雄牛フェロモン(Bull Pheromone)の同定を目指す。すなわち本研究の目的は, 雌牛の性...
【医歯薬学】社会医学:内科獣医学を含む研究件
❏ブタ胎子後腎の異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術の挑戦(16K15045)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】再生医療 / 腎臓病 / 内科 / 獣医学 / 異種間移植 (他9件)
【概要】腎臓病の根本的な治療法は確立されていない。腎臓移植術は有用な一手であるが、ドナー確保が困難なことなどからほとんど実施されていない。胎生組織ニッチ法を用いるにしてもネコの胎子の獲得は容易ではない。そこで本研究では、ネコ胎子の代わりにブタ胎子の後腎を用い、異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術を検討した。まずレシピエントの拒絶反応の多寡を予想するELISA評価系を作出した。次に安全性や生着期間につい...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(国際共同研究強化)(15KK0275)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2017
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / アポトーシス / 抗体 (他8件)
【概要】近年、腫瘍に随伴して存在する腫瘍関連マクロファージ(Tumor-associated macrophage, TAM)は様々な腫瘍の増悪を促進することが明らかになってきた。しかしどのようにしてTAMに分化するのかは分かっていない。本研究では、マクロファージに特異的に発現するタンパク質である Apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)がその分化に密接に関与すること...
【医歯薬学】歯学:外科獣医学を含む研究件
❏バーチャルリアリティを用いた体験型獣医外科手術教育法の開発(21K19180)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】中川 貴之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40447363)
【キーワード】獣医臨床教育 / 外科 / 教育 / バーチャルリアリティ / 手術 (他10件)
【概要】本研究では、現実と瓜二つの手術体験を共有できる 『術者視点型VR(バーチャルリアリティ)手術体験教材』を開発し、時間・空間・身体の障壁を超越して、現実と等価な視覚情報を得ながら無限に外科医の技術をシャドーイングできる手術教育教材の開発に挑戦する。 本研究ではVR教材の撮影のために、複数の全天球型カメラを用いて、東京大学附属動物医療センター手術室を利用し、実験犬などを用いた実際の手術を撮影する。しか...
❏小動物臨床におけるてんかん外科の導入(17H01507)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 大輔 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (20366793)
【キーワード】てんかん外科 / 難治性てんかん / 犬 / 猫 / てんかん原性領域 (他16件)
【概要】本研究は、これまで救済の手立てがなかった犬猫の難治性てんかん(DRE)に対する新たな治療法として、人医で適用される「てんかん外科」を獣医療へ導入することを目的とし、複数の実験的基礎研究と実際のDRE犬猫患者を対象としたてんかん外科の臨床試験を行った。基礎研究からは犬猫で利用可能な手術手技を確立し、また将来必要とされる新たな研究課題を見出した。臨床試験では、12例のDRE犬猫患者に対し、個々の症例に...
❏犬乳腺腫瘍の悪性化における上皮間葉化(EMT)現象とその臨床的意義(21780285)
【研究テーマ】臨床獣医学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】中川 貴之 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (40447363)
【キーワード】外科 / 上皮間葉化 / 犬 / 乳腺腫瘍 / TGF-β (他10件)
【概要】犬乳腺腫瘍の悪性化機構における上皮間葉化現象(EMT)とその意義を明らかにするため、まず犬乳腺腫瘍自然発症例の組織サンプルを用いてEMT関連因子の免疫染色を行ったところ、乳腺腫ではEMTは見られない一方で乳腺癌でEMTが起こっていることが明らかとなった。犬乳腺腫瘍細胞株においてもEMT関連因子を検索したところ同一症例から分離された細胞株の中から、E-cadherin,β-cateninが高発現し上...
【医歯薬学】歯学:再生医学獣医学を含む研究件
❏ブタ胎子後腎の異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術の挑戦(16K15045)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】再生医療 / 腎臓病 / 内科 / 獣医学 / 異種間移植 (他9件)
【概要】腎臓病の根本的な治療法は確立されていない。腎臓移植術は有用な一手であるが、ドナー確保が困難なことなどからほとんど実施されていない。胎生組織ニッチ法を用いるにしてもネコの胎子の獲得は容易ではない。そこで本研究では、ネコ胎子の代わりにブタ胎子の後腎を用い、異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術を検討した。まずレシピエントの拒絶反応の多寡を予想するELISA評価系を作出した。次に安全性や生着期間につい...
❏改変型TRECK法による消化管ペースメーカー細胞再生機構の解明(16K15058)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】堀 正敏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70211547)
【キーワード】カハール介在細胞 / TRECKマウス / c-kit / ANO-1 / ジフテリア毒素 (他12件)
【概要】カハールの介在細胞(ICC)はペースメーカー細胞として消化管運動を制御している。本研究では、TRECK法を用いて後天的にICCを特異的に欠損したマウスを作製し、さらにGFP-間葉系幹細胞を移植し、ICCの再生過程とペースメーカーと消化管輸送能との連関を解析することで、消化器疾患における新たな治療標的としてのICC再生医療の基盤を構築することを目的にした。ANO-1およびc-kit遺伝子における発現...
【医歯薬学】歯学:腫瘍獣医学を含む研究件
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
❏組織マイクロアレイを用いたイヌの腫瘍診断における新規マーカーの探索(26660236)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】チェンバーズ ジェームズ 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (00621682)
【キーワード】獣医学 / 組織マイクロアレイ / イヌ / 腫瘍マーカー / 獣医病理診断 (他14件)
【概要】イヌの全身諸臓器の組織マイクロアレイを用いて、正常組織における蛋白質の発現程度および分布を調べた。その結果を応用して組織球系腫瘍と消化管ポリープを含む複数の腫瘍の診断マーカーを同定した。組織球性腫瘍については、CD204およびCD163が病理診断に有用であることを確認し、また発生部位によって発現程度が異なることが分かった。消化管ポリープについては、ミニチュアダックスフンドとジャックラッセルテリアの...
❏制限増殖性ウイルスを基盤とする動物難治性疾患の統括的制御(26252048)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-22 - 2019-03-31
【研究代表者】堀本 泰介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00222282)
【キーワード】ウイルス / 感染症 / 獣医学 / ワクチン / インフルエンザ (他6件)
【概要】本研究は、(1) 1回感染型非増殖性ウイルスのインフルエンザワクチンへの応用、(2) 犬の腫瘍を対象とした制限増殖型腫瘍溶解性アデノウイルスについて検討した。(1)では、複数のHA亜型に対応する混合ワクチンの作製に必要なH1~H15を恒常発現するMDCK細胞を樹立し、一部の1回感染型非増殖性ウイルスをリバースジェネティクス法により作出した。(2)では、コウモリアデノウイルスが犬の腫瘍溶解性ウイルス...
【医歯薬学】薬学:動物獣医学を含む研究件
❏近代ドイツにおける食肉観の科学化―動物・食品・獣医―(26770260)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】光田 達矢 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 講師 (90549841)
【キーワード】食 / 動物 / ドイツ / 食肉検査 / 感染症 (他18件)
【概要】本研究は、「科学」が「食」に介入するようになった歴史的現象を、ドイツにおける獣医学の台頭と食肉検査体制の成立を関連付けながら明らかにしたものである。19世紀半ばまでの検査は、医学の監視のもと肉屋が行うのが慣例となっており、消費者が自ら食中毒から身を守ることが期待されていた。実施する自治体の間にも温度差があり、規則も全国的に統一されていなかった。ところが、人獣共通感染症を危惧するようになると、状況は...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【医歯薬学】薬学:再生医療獣医学を含む研究件
❏ブタ胎子後腎の異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術の挑戦(16K15045)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】再生医療 / 腎臓病 / 内科 / 獣医学 / 異種間移植 (他9件)
【概要】腎臓病の根本的な治療法は確立されていない。腎臓移植術は有用な一手であるが、ドナー確保が困難なことなどからほとんど実施されていない。胎生組織ニッチ法を用いるにしてもネコの胎子の獲得は容易ではない。そこで本研究では、ネコ胎子の代わりにブタ胎子の後腎を用い、異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術を検討した。まずレシピエントの拒絶反応の多寡を予想するELISA評価系を作出した。次に安全性や生着期間につい...
❏羊膜を基質として作製した犬角膜上皮細胞シートを用いた犬の角膜再生治療(23580437)
【研究テーマ】臨床獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】都築 圭子 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任助教 (30364251)
【キーワード】再生医療 / 角膜上皮シート / 角膜損傷 / 角膜上皮幹細胞 / 角膜再生 (他7件)
【概要】犬の羊膜を基質として、犬角膜上皮シートの作製に成功した。さらに、基質にアテロコラーゲンゲルを用いることにより、犬羊膜基質よりも角膜上皮の未分化性がより維持された角膜上皮シート作製が可能であることを見出した。作製した犬角膜上皮シートを角膜上皮損傷モデルに移植したところ、移植により角膜混濁の縮小がみられ、病理組織学的には角膜上皮の主要な構成タンパクであるケラチン3や、未分化性の指標となるマーカーである...
【医歯薬学】薬学:細胞・組織獣医学を含む研究件
❏排卵数を支配的に制御する新規な卵巣内因子の同定(16K15023)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】獣医学 / 畜産学 / 応用動物 / 細胞・組織 / プロテオーム
【概要】哺乳類が一度に排卵する卵子の数は種によって厳密なコントロールがなされているが、その制御機構は解明されていない。本研究では排卵数を支配的に制御する卵巣内因子を探索するため、ウシ卵巣の顆粒層細胞を用いたトランスクリプトーム解析(RNA-seq)を実施した。その結果、最も大きく排卵まで至る「主席卵胞」と、二番目に大きく排卵されない「次席卵胞」の顆粒層細胞で発現量に差がある500以上の遺伝子を得た。このう...
❏GnRHサージ発生中枢による排卵制御機構の全容解明(16H06206)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】繁殖 / 反芻家畜 / 細胞株 / GnRHニューロン / キスペプチンニューロン (他12件)
【概要】ウシの最も重要な繁殖障害のひとつである卵胞嚢腫の主な原因は、排卵を誘起するGnRH(gonadotropin-releasing hormone)サージ発生中枢の機能不全であるとされるが、特に家畜におけるサージ発生中枢メカニズムはほとんど解明されていない。本研究は、反芻家畜のGnRHサージ発生中枢制御機構を解明することを目的とした。反芻家畜の繁殖中枢機能を細胞レベルで解析できる、ヤギ視床下部由来の...
❏肥満細胞トリプターゼ・PAR-2経路による血管新生促進機構の解明と癌治療への応用(16H06208)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】前田 真吾 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80755546)
【キーワード】がん / 血管新生 / プロテアーゼ / 肥満細胞 / PAR-2 (他12件)
【概要】Protease-activated receptor-2(PAR-2)は、特定の蛋白分解酵素によって活性化する受容体であるが、腫瘍微小環境における役割はわかっていなかった。本研究では、腫瘍組織内の血管内皮細胞に発現するPAR-2の活性化が血管新生を誘導し、腫瘍の増殖を促進することを細胞株およびマウスモデルを用いて明らかにした。さらに、PAR-2を活性化するリガンドとして、腫瘍組織内に存在する肥満...
【医歯薬学】薬学:肥満細胞獣医学を含む研究件
❏肥満細胞トリプターゼ・PAR-2経路による血管新生促進機構の解明と癌治療への応用(16H06208)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】前田 真吾 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80755546)
【キーワード】がん / 血管新生 / プロテアーゼ / 肥満細胞 / PAR-2 (他12件)
【概要】Protease-activated receptor-2(PAR-2)は、特定の蛋白分解酵素によって活性化する受容体であるが、腫瘍微小環境における役割はわかっていなかった。本研究では、腫瘍組織内の血管内皮細胞に発現するPAR-2の活性化が血管新生を誘導し、腫瘍の増殖を促進することを細胞株およびマウスモデルを用いて明らかにした。さらに、PAR-2を活性化するリガンドとして、腫瘍組織内に存在する肥満...
❏PGD2産生制御による病態治療と組織再生方法の確立(22688024)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】村田 幸久 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40422365)
【キーワード】薬理 / 炎症 / 病態 / 組織再生 / 薬理学 (他10件)
【概要】本研究は、“血管透過性抑制因子として知られるプロスタグランジンD2(PGD2)の産生制御を炎症病態の治療と損傷組織における血管再生に応用すること”を目的として行った。遺伝子欠損マウスを作製して薬理学・生化学的な手法を用いて解析を行い、i)PGD2産生制御機構の解明、ii)尿中PGD2代謝産物検出方法の確立、iii)癌や肺炎に代表される炎症病態へのPGD2シグナルの治療応用、iv)PGD2シグナルを...
【医歯薬学】薬学:神経科学獣医学を含む研究件
❏GnRHサージ発生中枢による排卵制御機構の全容解明(16H06206)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】繁殖 / 反芻家畜 / 細胞株 / GnRHニューロン / キスペプチンニューロン (他12件)
【概要】ウシの最も重要な繁殖障害のひとつである卵胞嚢腫の主な原因は、排卵を誘起するGnRH(gonadotropin-releasing hormone)サージ発生中枢の機能不全であるとされるが、特に家畜におけるサージ発生中枢メカニズムはほとんど解明されていない。本研究は、反芻家畜のGnRHサージ発生中枢制御機構を解明することを目的とした。反芻家畜の繁殖中枢機能を細胞レベルで解析できる、ヤギ視床下部由来の...
❏東南アジア地域の乳牛における暑熱ストレス耐性の遺伝学的背景の探索(16H02766)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 獣医学 / 畜産学 / 神経科学 / ストレス (他8件)
【概要】本研究では、東南アジア地域で飼育されている乳用牛について、生理学的および遺伝学的解析により暑熱ストレスに強いウシの特徴を見出し、それらのウシが暑熱ストレス耐性を有するメカニズムを解明することを目的とした。カンボジア国内の農場で飼養されている乳用牛を対象として、ホルター型心電計を用いた心拍変動解析法により、心拍変動の周波数成分パラメータを用いて暑熱ストレス耐性を有する個体を選抜できることを明らかにし...
❏コンディショナルノックアウト技術を活用したヤギの排卵制御メカニズムの解明(15K14842)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大蔵 聡 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (20263163)
【キーワード】応用動物 / 神経科学 / 獣医学 / 畜産学 / 性腺刺激ホルモン放出ホルモン (他9件)
【概要】本研究では、エストロジェン受容体(ER)の発現をコンディショナルにノックアウトできる遺伝子改変ヤギの作出に向けた基盤的知見を集積することを目的とし、RACE法によりヤギERをコードする遺伝子(ESR1)のmRNA塩基配列および推定アミノ酸配列の同定を行った。また、去勢オスヤギの視索前野にエストロジェン結晶を微量留置したところ、黄体形成ホルモン(LH)サージ様の濃度上昇が誘起された。このことから、エ...
【医歯薬学】薬学:受容体獣医学を含む研究件
❏プロラクチン受容体の選択的スプライシングによる黄体の運命決定機構の解明(24380161)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10433715)
【キーワード】繁殖生物学 / プロラクチン / 選択的スプライシング / シグナル伝達 / 性周期 (他12件)
【概要】成熟雌ラットの性周期各時期に卵巣を摘出し、プロラクチン受容体ロングフォーム、ショートフォームについてリアルタイムPCRおよびウェスタンブロットを行ったところ、黄体退行の始まる時期である発情休止期の午後に、ロングフォームとショートフォームの発現比率がRNA・タンパクレベルで逆転した。そこでロングフォームの発現のみを抑制するスプライシング切替オリゴマーを持続的に投与し、血中性ステロイド濃度の測定を行っ...
❏口蹄疫研究への応用を目指したサロゲートウイルスの作出(23658252)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】堀本 泰介 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (00222282)
【キーワード】ウイルス / レセプター / インテグリン / 口蹄疫 / 獣医学
【概要】口蹄疫の拡大に野生動物が関与する可能性を探るため、野生ニホンジカが口蹄疫ウイルスに対するレセプター分子を有するかを検証した。その結果、主要なレセプター分子であるインテグリンalpha V、beta 6、およびbeta 8が同定され、口蹄疫ウイルスの感受性動物である偶蹄類のものと極めて高い相同性を持つことがわかった。しかし、牛ライノウイルス2型をサロゲートとして用いたレセプターの機能検証までは至らな...
【医歯薬学】薬学:アポトーシス獣医学を含む研究件
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(国際共同研究強化)(15KK0275)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2017
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / アポトーシス / 抗体 (他8件)
【概要】近年、腫瘍に随伴して存在する腫瘍関連マクロファージ(Tumor-associated macrophage, TAM)は様々な腫瘍の増悪を促進することが明らかになってきた。しかしどのようにしてTAMに分化するのかは分かっていない。本研究では、マクロファージに特異的に発現するタンパク質である Apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)がその分化に密接に関与すること...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
【医歯薬学】薬学:生体分子獣医学を含む研究件
❏牛における雄効果フェロモンの同定(19H00967)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し,以下の成果を得た。 ① バイオアッセイ系の確立 ★鋤鼻器スライス標本による受容体の特定:現在報告されている牛の鋤鼻1型受容体(V1R)43種のうち,偽遺伝子化していないと推定された25遺伝子についてプローブを作製し,雄効果フェロモンを含有すると考えられる雄牛被毛を呈示した雌牛の鋤鼻器の凍結切片でin situ hybridizationとS6リボソームタンパ...
❏雄牛フェロモンの同定と実用化に関する研究(15H05782)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】前多 敬一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30181580)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し、以下の成果を得た。 ①雄牛フェロモン活性に対するバイオアッセイ系の確立 鋤鼻神経細胞を用いた生物検定:2年6か月齢の交雑種雌牛の鋤鼻組織から確立した不死化細胞100個以上のクローンからのtotal RNA抽出とcDNA合成を完了した。鋤鼻神経細胞のマーカーであるolfactory marker proteinおよびG protein(Gi)を発現する細胞を検...
❏雄牛フェロモンの単離精製(26252053)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】牛乳は国民の健康に欠かせない重要な生鮮食料品であるが, 牛乳を生産する乳牛の繁殖障害は年を追うごとに深刻化しており, その克服が喫緊の課題となっている。本研究では, 従来のホルモン等を用いる方法に代わる新たな乳牛の繁殖障害の治療・予防手段を開発することを念頭に, フェロモンを活用するための基盤研究として雄牛フェロモン(Bull Pheromone)の同定を目指す。すなわち本研究の目的は, 雌牛の性...
【医歯薬学】薬学:血管新生獣医学を含む研究件
❏肥満細胞トリプターゼ・PAR-2経路による血管新生促進機構の解明と癌治療への応用(16H06208)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】前田 真吾 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80755546)
【キーワード】がん / 血管新生 / プロテアーゼ / 肥満細胞 / PAR-2 (他12件)
【概要】Protease-activated receptor-2(PAR-2)は、特定の蛋白分解酵素によって活性化する受容体であるが、腫瘍微小環境における役割はわかっていなかった。本研究では、腫瘍組織内の血管内皮細胞に発現するPAR-2の活性化が血管新生を誘導し、腫瘍の増殖を促進することを細胞株およびマウスモデルを用いて明らかにした。さらに、PAR-2を活性化するリガンドとして、腫瘍組織内に存在する肥満...
❏PGD2産生制御による病態治療と組織再生方法の確立(22688024)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】村田 幸久 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40422365)
【キーワード】薬理 / 炎症 / 病態 / 組織再生 / 薬理学 (他10件)
【概要】本研究は、“血管透過性抑制因子として知られるプロスタグランジンD2(PGD2)の産生制御を炎症病態の治療と損傷組織における血管再生に応用すること”を目的として行った。遺伝子欠損マウスを作製して薬理学・生化学的な手法を用いて解析を行い、i)PGD2産生制御機構の解明、ii)尿中PGD2代謝産物検出方法の確立、iii)癌や肺炎に代表される炎症病態へのPGD2シグナルの治療応用、iv)PGD2シグナルを...
【医歯薬学】薬学:がん獣医学を含む研究件
❏肥満細胞トリプターゼ・PAR-2経路による血管新生促進機構の解明と癌治療への応用(16H06208)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】前田 真吾 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (80755546)
【キーワード】がん / 血管新生 / プロテアーゼ / 肥満細胞 / PAR-2 (他12件)
【概要】Protease-activated receptor-2(PAR-2)は、特定の蛋白分解酵素によって活性化する受容体であるが、腫瘍微小環境における役割はわかっていなかった。本研究では、腫瘍組織内の血管内皮細胞に発現するPAR-2の活性化が血管新生を誘導し、腫瘍の増殖を促進することを細胞株およびマウスモデルを用いて明らかにした。さらに、PAR-2を活性化するリガンドとして、腫瘍組織内に存在する肥満...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
❏PGD2産生制御による病態治療と組織再生方法の確立(22688024)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】村田 幸久 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40422365)
【キーワード】薬理 / 炎症 / 病態 / 組織再生 / 薬理学 (他10件)
【概要】本研究は、“血管透過性抑制因子として知られるプロスタグランジンD2(PGD2)の産生制御を炎症病態の治療と損傷組織における血管再生に応用すること”を目的として行った。遺伝子欠損マウスを作製して薬理学・生化学的な手法を用いて解析を行い、i)PGD2産生制御機構の解明、ii)尿中PGD2代謝産物検出方法の確立、iii)癌や肺炎に代表される炎症病態へのPGD2シグナルの治療応用、iv)PGD2シグナルを...
【医歯薬学】薬学:マクロファージ獣医学を含む研究件
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(国際共同研究強化)(15KK0275)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2017
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / アポトーシス / 抗体 (他8件)
【概要】近年、腫瘍に随伴して存在する腫瘍関連マクロファージ(Tumor-associated macrophage, TAM)は様々な腫瘍の増悪を促進することが明らかになってきた。しかしどのようにしてTAMに分化するのかは分かっていない。本研究では、マクロファージに特異的に発現するタンパク質である Apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)がその分化に密接に関与すること...
❏マクロファージ特異的タンパク質AIMによる犬組織球性肉腫の発症機序の解明と治療(15H04590)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】マクロファージ / 組織球性肉腫 / 犬 / イヌ / 腫瘍 (他13件)
【概要】マクロファージ由来の腫瘍である組織球性肉腫は、悪性度が高く治療法がまだ確立していない。本研究では、マクロファージが特異的に産生するタンパク質apoptosis inhibitor of macrophage (AIM)の転写活性が一部の臓器で高いこと、組織球性肉腫由来細胞株にAIM発現ベクターを導入すると細胞増殖の有意な抑制が認められることを明らかにした。さらに組換えイヌAIMを培養液中に添加する...
【医歯薬学】看護学:生理学獣医学を含む研究件
❏GnRHサージ発生中枢による排卵制御機構の全容解明(16H06206)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松田 二子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10608855)
【キーワード】繁殖 / 反芻家畜 / 細胞株 / GnRHニューロン / キスペプチンニューロン (他12件)
【概要】ウシの最も重要な繁殖障害のひとつである卵胞嚢腫の主な原因は、排卵を誘起するGnRH(gonadotropin-releasing hormone)サージ発生中枢の機能不全であるとされるが、特に家畜におけるサージ発生中枢メカニズムはほとんど解明されていない。本研究は、反芻家畜のGnRHサージ発生中枢制御機構を解明することを目的とした。反芻家畜の繁殖中枢機能を細胞レベルで解析できる、ヤギ視床下部由来の...
❏ブタ胎子後腎の異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術の挑戦(16K15045)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10433715)
【キーワード】再生医療 / 腎臓病 / 内科 / 獣医学 / 異種間移植 (他9件)
【概要】腎臓病の根本的な治療法は確立されていない。腎臓移植術は有用な一手であるが、ドナー確保が困難なことなどからほとんど実施されていない。胎生組織ニッチ法を用いるにしてもネコの胎子の獲得は容易ではない。そこで本研究では、ネコ胎子の代わりにブタ胎子の後腎を用い、異種間移植によるネコ腎組織の体内再生技術を検討した。まずレシピエントの拒絶反応の多寡を予想するELISA評価系を作出した。次に安全性や生着期間につい...
❏改変型TRECK法による消化管ペースメーカー細胞再生機構の解明(16K15058)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】堀 正敏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70211547)
【キーワード】カハール介在細胞 / TRECKマウス / c-kit / ANO-1 / ジフテリア毒素 (他12件)
【概要】カハールの介在細胞(ICC)はペースメーカー細胞として消化管運動を制御している。本研究では、TRECK法を用いて後天的にICCを特異的に欠損したマウスを作製し、さらにGFP-間葉系幹細胞を移植し、ICCの再生過程とペースメーカーと消化管輸送能との連関を解析することで、消化器疾患における新たな治療標的としてのICC再生医療の基盤を構築することを目的にした。ANO-1およびc-kit遺伝子における発現...
【医歯薬学】看護学:ウイルス獣医学を含む研究件
❏制限増殖性ウイルスを基盤とする動物難治性疾患の統括的制御(26252048)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-22 - 2019-03-31
【研究代表者】堀本 泰介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00222282)
【キーワード】ウイルス / 感染症 / 獣医学 / ワクチン / インフルエンザ (他6件)
【概要】本研究は、(1) 1回感染型非増殖性ウイルスのインフルエンザワクチンへの応用、(2) 犬の腫瘍を対象とした制限増殖型腫瘍溶解性アデノウイルスについて検討した。(1)では、複数のHA亜型に対応する混合ワクチンの作製に必要なH1~H15を恒常発現するMDCK細胞を樹立し、一部の1回感染型非増殖性ウイルスをリバースジェネティクス法により作出した。(2)では、コウモリアデノウイルスが犬の腫瘍溶解性ウイルス...
❏口蹄疫研究への応用を目指したサロゲートウイルスの作出(23658252)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】堀本 泰介 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (00222282)
【キーワード】ウイルス / レセプター / インテグリン / 口蹄疫 / 獣医学
【概要】口蹄疫の拡大に野生動物が関与する可能性を探るため、野生ニホンジカが口蹄疫ウイルスに対するレセプター分子を有するかを検証した。その結果、主要なレセプター分子であるインテグリンalpha V、beta 6、およびbeta 8が同定され、口蹄疫ウイルスの感受性動物である偶蹄類のものと極めて高い相同性を持つことがわかった。しかし、牛ライノウイルス2型をサロゲートとして用いたレセプターの機能検証までは至らな...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【医歯薬学】看護学:感染症獣医学を含む研究件
❏制限増殖性ウイルスを基盤とする動物難治性疾患の統括的制御(26252048)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-22 - 2019-03-31
【研究代表者】堀本 泰介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00222282)
【キーワード】ウイルス / 感染症 / 獣医学 / ワクチン / インフルエンザ (他6件)
【概要】本研究は、(1) 1回感染型非増殖性ウイルスのインフルエンザワクチンへの応用、(2) 犬の腫瘍を対象とした制限増殖型腫瘍溶解性アデノウイルスについて検討した。(1)では、複数のHA亜型に対応する混合ワクチンの作製に必要なH1~H15を恒常発現するMDCK細胞を樹立し、一部の1回感染型非増殖性ウイルスをリバースジェネティクス法により作出した。(2)では、コウモリアデノウイルスが犬の腫瘍溶解性ウイルス...
❏近代ドイツにおける食肉観の科学化―動物・食品・獣医―(26770260)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】光田 達矢 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 講師 (90549841)
【キーワード】食 / 動物 / ドイツ / 食肉検査 / 感染症 (他18件)
【概要】本研究は、「科学」が「食」に介入するようになった歴史的現象を、ドイツにおける獣医学の台頭と食肉検査体制の成立を関連付けながら明らかにしたものである。19世紀半ばまでの検査は、医学の監視のもと肉屋が行うのが慣例となっており、消費者が自ら食中毒から身を守ることが期待されていた。実施する自治体の間にも温度差があり、規則も全国的に統一されていなかった。ところが、人獣共通感染症を危惧するようになると、状況は...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【医歯薬学】看護学:遺伝子獣医学を含む研究件
❏プロラクチン受容体の選択的スプライシングによる黄体の運命決定機構の解明(24380161)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10433715)
【キーワード】繁殖生物学 / プロラクチン / 選択的スプライシング / シグナル伝達 / 性周期 (他12件)
【概要】成熟雌ラットの性周期各時期に卵巣を摘出し、プロラクチン受容体ロングフォーム、ショートフォームについてリアルタイムPCRおよびウェスタンブロットを行ったところ、黄体退行の始まる時期である発情休止期の午後に、ロングフォームとショートフォームの発現比率がRNA・タンパクレベルで逆転した。そこでロングフォームの発現のみを抑制するスプライシング切替オリゴマーを持続的に投与し、血中性ステロイド濃度の測定を行っ...
❏イヌ肥満細胞腫における腫瘍化機構の網羅的解析と新たな分子標的治療法の確立(17208027)
【研究テーマ】臨床獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】松田 浩珍 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (80145820)
【キーワード】獣医学 / 癌 / シグナル伝達 / 遺伝子 / シグナル分子 (他12件)
【概要】イヌ肥満細胞腫臨床サンプルに関し、c-kit遺伝子の全領域について遺伝子変異の検索を行い、細胞膜直下領域の遺伝子変異が12%程度の症例に認められたものの、その他88%の症例におけるc-kit遺伝子は、野生型であることを示した。また、変異型c-kit遺伝子を用いて遺伝子導入実験を実施したが、腫瘍性増殖が誘導されなかった。このことから、c-kit遺伝子の変異が腫瘍性増殖の根幹ではなく、それ以外の細胞内...
【医歯薬学】看護学:疫学調査獣医学を含む研究件
❏ベトナムに飛来する渡り鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染の実態調査(24580446)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堀田 こずえ 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (70466192)
【キーワード】獣医学 / 獣医公衆衛生学 / 疫学調査 / ベトナム / 鳥インフルエンザウイルス (他8件)
【概要】本研究は、北部ベトナムに飛来する渡り鳥の糞便から、鳥インフルエンザウイルスの分離を行い、渡り鳥におけるH5N1亜型を含む高病原性鳥インフルエンザウイルスの自然感染状況を把握し、渡り鳥が運び、拡散させている鳥インフルエンザウイルスの実態を明らかにすることを目的とした。更に以前は、糞便だけでは渡り鳥の種の特定は難しかったが、近年、糞便に付着する渡り鳥の腸管組織からミトコンドリアDNAを抽出後、解析した...
❏生物学的特徴及び環境影響を加味した翼手目由来感染症の総合的リスク評価(22405039)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】久和 茂 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30177943)
【キーワード】コウモリ / 翼手目 / レストンエボラウイルス / コウモリコロナウイルス / 抗体検査 (他15件)
【概要】ウイルスRNAの迅速検出(RDV)法の改良について検討し、RDV法と増幅産物のサイズ分別を組み合わせる方法を考案した。レストンエボラウイルス膜糖蛋白質(REBOV-GP)抗体検出系を確立し、それと既に確立されているREBOV-核蛋白(NP)抗体検出系を用いて、ルソン島の141匹のコウモリ血清について調査し、1匹のジュフロワルーセットオオコウモリがREBOV抗体陽性であることを発見した。さらに、ミン...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達獣医学を含む研究件
❏プロラクチン受容体の選択的スプライシングによる黄体の運命決定機構の解明(24380161)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】米澤 智洋 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10433715)
【キーワード】繁殖生物学 / プロラクチン / 選択的スプライシング / シグナル伝達 / 性周期 (他12件)
【概要】成熟雌ラットの性周期各時期に卵巣を摘出し、プロラクチン受容体ロングフォーム、ショートフォームについてリアルタイムPCRおよびウェスタンブロットを行ったところ、黄体退行の始まる時期である発情休止期の午後に、ロングフォームとショートフォームの発現比率がRNA・タンパクレベルで逆転した。そこでロングフォームの発現のみを抑制するスプライシング切替オリゴマーを持続的に投与し、血中性ステロイド濃度の測定を行っ...
❏イヌ肥満細胞腫における腫瘍化機構の網羅的解析と新たな分子標的治療法の確立(17208027)
【研究テーマ】臨床獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】松田 浩珍 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (80145820)
【キーワード】獣医学 / 癌 / シグナル伝達 / 遺伝子 / シグナル分子 (他12件)
【概要】イヌ肥満細胞腫臨床サンプルに関し、c-kit遺伝子の全領域について遺伝子変異の検索を行い、細胞膜直下領域の遺伝子変異が12%程度の症例に認められたものの、その他88%の症例におけるc-kit遺伝子は、野生型であることを示した。また、変異型c-kit遺伝子を用いて遺伝子導入実験を実施したが、腫瘍性増殖が誘導されなかった。このことから、c-kit遺伝子の変異が腫瘍性増殖の根幹ではなく、それ以外の細胞内...