❏コメの放射性セシウム汚染に、高濃度セシウム含有不溶性微粒子は影響しているか?(19K02331)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】桧垣 正吾 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (50444097)
【キーワード】放射性セシウム / 放射性微粒子 / 分離 / イネ / 原発事故 (他8件)
【概要】水田試料では、今年度も新型コロナウイルス感染症の感染拡大による社会情勢から、東京から福島県への出張を行うことができず、新たな試料採取が不可能であった。そのため、過去に採取し、放射性セシウム分布の原状が保存されている試料について検討を行った。これまで、イメージングプレートによる直接の捜索ができなかった茎および葉の試料を、濃硝酸および過酸化水素水によって高熱で有機物を分解し、放射性Cs含有不溶性微粒子...
❏窒素追肥に応答するアミラーゼ遺伝子群の機能解明と育種素材利用(18K05605)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】黒田 昌治 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (30355581)
【キーワード】コメ / 品質 / 窒素肥料 / アミラーゼ / デンプン (他9件)
【概要】窒素追肥、それに応答して発現が上昇する3つのアミラーゼ遺伝子(Amy3E, BAMY3、BAMY5)、デンプン構造形成の3者の関係性解明を目指した。その結果、追肥によってデンプンの鎖長分布が変化することを明らかにしたが、デンプン粒の外観構造に変化は見られなかった。機能検証に向けた遺伝子改変系統として、(1)ゲノム編集により上記遺伝子を多重破壊した系統、(2)胚乳特異的にBAMY3、BAMY5を過剰...
❏コドン最適化による家畜感染症に対する高産生型イネを用いた食べるワクチンの作出(16K15046)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山川 隆 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20134520)
【キーワード】食べるワクチン / ニューカッスル病 / イネ / 再分化 / コドン最適化 (他8件)
【概要】ニューカッスル病に対する植物経口ワクチンを作出することを目的として、導入する抗原遺伝子の塩基配列中の遺伝暗号であるコドンを最適化して遺伝子組換えイネを育成した。抗原遺伝子としては、ニューカッスル病ウイルスの抗原タンパクであるF及びHNタンパクをコードするF(Fusion)及びHN(Hemagglutinin-neuraminidase)遺伝子を用いた。その結果、得られた25個体の組換えイネの葉につ...