コドン最適化による家畜感染症に対する高産生型イネを用いた食べるワクチンの作出
【研究分野】獣医学
【研究キーワード】
食べるワクチン / ニューカッスル病 / イネ / 再分化 / コドン最適化 / コメ / 豚回虫 / ニューカスル病ウイルス
【研究成果の概要】
ニューカッスル病に対する植物経口ワクチンを作出することを目的として、導入する抗原遺伝子の塩基配列中の遺伝暗号であるコドンを最適化して遺伝子組換えイネを育成した。抗原遺伝子としては、ニューカッスル病ウイルスの抗原タンパクであるF及びHNタンパクをコードするF(Fusion)及びHN(Hemagglutinin-neuraminidase)遺伝子を用いた。その結果、得られた25個体の組換えイネの葉についてコドン最適化した目的の遺伝子の導入を確認した。このうちの10個体では、目的の遺伝子が転写され、mRNAが合成されていることがRT-PCRによって確認され、抗原タンパク質の産生が期待された
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松本 安喜 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科(農学部) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)