❏貝穀形成に関わる遺伝子の網罹的探索:軟体動物ゲノムプロジェクトに向けて(15104009)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】遠藤 一佳 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (80251411)
【キーワード】進化 / 発生・分化 / 動物 / ゲノム / 遺伝子 (他12件)
【概要】本計画では,(1)貝殻形成のマスター遺伝子,(2)貝殻分泌の制御因子,(3)貝殻の左右非対称性の制御因子の単離・同定と機能の解明を通して,貝殻の進化過程や進化機構を考察することを目的とした研究を行い,以下の成果を得た. (1) 殻体形成のマスター遺伝子 転写調節因子engrailedと分泌成長因子dppのモノアラガイでの相同遺伝子の発現パターンを調べた結果engrailedは他の軟体動物と同様に貝...
❏植物特異的遺伝子群による葉形態制御の分子メカニズム(12440214)
【研究テーマ】遺伝
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】塚谷 裕一 岡崎国立共同研究機構, 統合バイオサイエンスセンター, 助教授 (90260512)
【キーワード】植物特異的遺伝子 / 葉形態形成 / 発生遺伝学 / 分子遺伝学 / シロイヌナズナ (他12件)
【概要】植物特異的な葉形態形成遺伝子群の解析の結果、以下のような成果が得られた。 葉細胞の極性伸長制御系:横幅を制御するAN遺伝子をcloningした結果、CtBPのホモログをコードすること、しかも植物特異的なサブファミリーの一員であることが判明した(Kim et al.,2002)。酵母two hybrid系の実験から、ANはC端で自己相互作用することが判明した(Kim et al.,2002)。また、...
❏葉形態形成機構の発生遺伝学的解析(07740580)
【研究テーマ】遺伝
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】塚谷 裕一 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助手 (90260512)
【キーワード】葉 / 形態形成 / アラビドプシス / 発生遺伝学 / 極性伸長
【概要】陸上植物のシュートの基本パ-ツである葉は、植物の形態形成の機構を知る上で最も重要な要素である。しかしその発生過程の詳細はまだ明らかになっていない。その原因は、発生に可塑生が大きく、また葉の発生そのものが現象論的に複雑なところにある。双子葉植物の葉の発生は、性格の相異なる事象を同時かつ同所的に伴うため、解剖学的には解析が困難であった。これを打開するためには材料としてアラビドプシス(Arbidopsi...