神経前駆細胞の活性化と栄養状態を結ぶシグナリングネットワークの解明
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
線虫 / 栄養 / 神経前駆細胞 / 発生遺伝学 / PTCHD / 栄養応答 / 食餌環境 / hedgehog / patched / 自閉症スペクトラム / 神経幹細胞 / microRNA / 活性化 / 静止期
【研究成果の概要】
動物において、脳を含む神経系は、神経幹細胞や神経前駆細胞から産生される。神経幹細胞や神経前駆細胞は活発に分裂や分化をおこない新しい神経細胞を産生する活性化状態と、そのような活動をおこなわない静止期状態を行き来することが知られており、その制御機構を理解することは再生医療の実現化や老化の解明に重要だと考えられている。今回、線虫を用いてPTCHDという、ヒトでは知的障害や自閉症スペクトラムに関与すると考えられているタンパク質が、神経前駆細胞の活性化制御に重要である知見を得た。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)