❏産業施設の移転も考慮した災害後人口移動予測技術の開発(17H02048)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】廣井 悠 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50456141)
【キーワード】シミュレーション / 疎開 / 復興 / 疎開シミュレーション / 国土復興シミュレーション (他14件)
【概要】本研究では,巨大災害が発生して都市が甚大な被害を受けたあとの人口変動を中長期的に予測するシミュレーションを作成した.これは,これまで首都直下地震などを対象として行われていた疎開段階のみならず,いくつかの被害パターンやシナリオにおいて恒久住宅に人が移動する期間まで見据えたものである.巨大災害時疎開シミュレーションと国土復興シミュレーションの2つが成果として得られた.さらに熊本地震や東日本大震災の事例...
❏福島第一原子力発電所事故を教訓とした大規模緊急広域避難対策に関する社会情報学研究(16H01757)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関谷 直也 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (30422405)
【キーワード】東日本大震災 / 原子力防災 / 東京電力福島第一原子力発電所事故 / 広域避難 / 風評被害 (他8件)
【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故後の広域避難の実態調査から、情報面の課題、避難者からの連絡、健康保険転送、二次避難所、学校教育再開などにおいて多くの問題があったことが再確認された。 また福島第一原子力発電所事故以降、原子力発電所立地自治体において原子力防災計画が再検討されてきた。広域避難に関し、福島原発事故の教訓が共有されていないこと、また多くの自治体が原子力災害時の広域避難はうまくいくのか不安を...
❏都市内滞留者の詳細な属性情報を考慮した大震災時における行動記述モデル(21310105)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大佛 俊泰 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00211136)
【キーワード】大地震 / 防災計画 / 広域避難 / 人間行動 / シミュレーション (他8件)
【概要】大都市圏パーソントリップ調査のデータを基に都市内滞留者・移動者の時空間分布を推定し,首都直下大地震の発生を想定した各種シミュレーション分析を試みた。まず,物的被害を記述する「環境情報シミュレータ」と人間行動を記述する「人間行動シミュレータ」を構築し,これらを連動させることで広域避難の様相について分析した。また,大規模鉄道駅周辺地域における人々の移動軌跡を推定し,これを可視化するための「歩行者流動モ...