造血幹細胞移植を受ける患者のQOLと知識、学習性無力感、自己効力感との関係の解明
【研究分野】臨床看護学
【研究キーワード】
QOL / 同種造血幹細胞移植 / 学習性無力感 / 自己効力感 / 情報ニーズ / 症状マネジメント / ニーズの充足 / 造血幹細胞移植 / クオリティ・オブ・ライフ / 患者ニーズ
【研究成果の概要】
同種造血幹細胞移植を受ける患者のQOL(生活の質)の向上 に資する看護支援のあり方を検討するために、移植を受ける患者の移植に関する情報へのニーズとその充足および症状、自己効力感、QOLとの関係を移植前から移植後100日目まで調査した。看護師はしばしば必要以上の情報提供をして不安を与えていないかなど、患者にあった情報提供に困難を感じることがあるが、本調査ではほとんどの患者は必要な情報を十分に得ていると評価した。移植後は症状の強さがQOLと関連しており、学習性無力感を軽減し、自己効力感を引き上げる介入によりQOLが向上する可能性が示唆された。
【研究代表者】