多様性をいかす行動実践とその開発プロセス―ポジティブアクションを組織成果に繋げる
【研究分野】経営学
【研究キーワード】
ダイバーシティ / リーダーシップ / パフォーマンス / 変革型リーダーシップ / サブグループ / フォールトライン / 複雑性 / インクルージョン / 人材の多様性 / 経営成果 / 女性管理職 / 女性 / 外国人 / リーダー開発 / グローバル化 / 組織成果 / グローバル経営 / 人的資源管理 / 人材開発 / ポジティブアクション
【研究成果の概要】
1)多様な人材をいかす行動実践について、チームレベルの分析(多国籍チームのヒアリング調査)では、タスク複雑性の高低によって、プロジェクト成果を高めるリーダーシップスタイルが異なることが明らかになった。2)職場レベルの分析(1社の全従業員に対するアンケート調査)では、サブグループ間の分断が強いほど、メンバー個々の意見やアイディアの実現をめざすリーダーの行動が職場成果を高めていた。3)企業レベルの分析(上場企業に対する大量サンプル調査)では、トップの変革型リーダーシップがあったとしても、取締役会のフォールトライン(サブグループ)の分断が強いと、組織的な多様性の取組を阻害することが明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)