クリープボイドの三次元幾何形状の計測とボイド体積率による新しい余寿命評価法
【研究分野】機械材料・材料力学
【研究キーワード】
材料設計 / プロセス / 物性 / 評価 / クリープ / 余寿命評価法 / EBSD観察 / 高温強度 / クリープボイド
【研究成果の概要】
高温機器の損傷モードにクリープがあり、余寿命はクリープボイドと呼ばれる微小な空孔の統計的性質により評価される。従来はボイドの二次元の評価を行っていたが、本研究では3D-EBSD法と電子顕微鏡画像を併用して、クリープボイドの三次元幾何形状を計測する手法を開発し、三次元的な評価を可能にした。そして、クロムモリブデン鋼のクリープ損傷材に適用し、ボイドの体積率、時間による形状の変化、発生しやすい粒界と応力の関係について明らかにした。
【研究代表者】