複合文化学の方法の構築
【研究分野】ヨーロッパ文学(英文学を除く)
【研究キーワード】
複合 / 文化 / つながり / 飲食 / 集合的欲望 / 社会的表象 / 感性 / 変容 / 集団的欲望 / 身体 / 文化学 / メディア / 味覚 / わたし
【研究成果の概要】
全体として複合文化学の方法論の基礎が確立された。
福田は、当初の予定通り、フランス、パリ・ソルボンヌ大学地理学科の教授・研究者との連携によって、日仏におけるワインの文化的受容の研究を深め、2013年12月13日14日の日仏シンポジウム「ワインをめぐる人を風景」を開催した。これによってワインの受容が文化的社会的背景をもつことが明らかになった。神尾は、行為としてのコミュニケーションに基礎をおくルーマンの社会理論を、日本のネット社会に応用し、日本の若者に顕著な「つながりたい」欲望の在り方を分析した。
この2人の具体的で日常的な文化現象の考察により、複合文化学の在り方やその方法論が明確になった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
神尾 達之 | 早稲田大学 | 教育・総合科学学術院 教育学部 複合文化学科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)