日本人フランス語学習者の中間音韻論的特徴に関するコーパスに基づく経年調査
【研究分野】外国語教育
【研究キーワード】
外国語教育 / 応用言語学 / コーパス / 応用音韻論 / フランス語 / コーパス言語学 / 発音 / 音声学 / 音韻論 / 知覚 / 日本人学習者 / 生産 / 長期的研究
【研究成果の概要】
第二言語としてのフランス語の習得度の指針となる鼻母音(/a~/-/o~/-/e~/)と/r/-/l/、/b/-/v/、/y/-/u/の習得について、知覚と産出の両面に関して、学習者の経年習得過程を調査した。産出では、特定の母音が他の母音に比べて有意に正確に産出されるということはなく、知覚においては、早い時期から2つの鼻母音の対立が弁別されることが分かった。これは第二言語習得の過程において「知覚は産出に先行する」という理論の検証となった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
近藤 眞理子 | 早稲田大学 | 国際学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
川口 裕司 | 東京外国語大学 | 大学院総合国際研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)