様々な疾患モデルを駆使した遺伝性循環器疾患の解明
【研究分野】循環器内科学
【研究キーワード】
循環器 / 心臓 / 疾患モデル / 疾患解析 / 遺伝子 / 病態解明
【研究成果の概要】
これまでに候補となる遺伝子変異に関して、in vitroおよびin vivoの疾患モデルの構築をしてきた。これまでの解析により表現型に影響をきたす事が想定される遺伝子において、種々のモデルにおける細胞や組織を対象として網羅的遺伝子発現解析等を行うことにより分子機序の探索を行ってきた。それらの解析を通して、疾患発症機序の新たな概念の構築、疾患モデルとしての検証、治療方法開発系の構築、治療方法の開発を行っている。
【研究の社会的意義】
循環器疾患は世界中で未だ罹患患者数が極めて多く、有効な内科的治療方法が限られている。さらに近年は治療方法の開発に向けた研究も限られており、研究手法そのものから革新が期待されている。本研究においては、循環器疾患の病態解明研究や創薬に向けた基盤技術として用いられる事が期待されている。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)