ベトナムに飛来する渡り鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染の実態調査
【研究分野】応用獣医学
【研究キーワード】
獣医学 / 獣医公衆衛生学 / 疫学調査 / ベトナム / 鳥インフルエンザウイルス / 渡り鳥 / ベトナム国立衛生疫学研究所 / 国際情報交換
【研究成果の概要】
本研究は、北部ベトナムに飛来する渡り鳥の糞便から、鳥インフルエンザウイルスの分離を行い、渡り鳥におけるH5N1亜型を含む高病原性鳥インフルエンザウイルスの自然感染状況を把握し、渡り鳥が運び、拡散させている鳥インフルエンザウイルスの実態を明らかにすることを目的とした。更に以前は、糞便だけでは渡り鳥の種の特定は難しかったが、近年、糞便に付着する渡り鳥の腸管組織からミトコンドリアDNAを抽出後、解析した遺伝子配列をデータベースに照合して種を特定する手法が報告され、本研究でも同様に種の特定を行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
伊藤 壽啓 | 鳥取大学 | 農学部・獣医学科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
高桑 弘樹 | 京都産業大学 | 総合生命科学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)